偶発的な事故なのか?
テレビのニュースでもやっていたが、上尾の保育所で、4歳の男の子がかくれんぼをしていて所在がわからなくなり、廊下の本棚のもの入れの中でぐったりしているのを所長が見つけたが、病院で1時間半後に死亡、という悲劇である。かわいい盛りだよなあ。お気の毒なことである。親御さんには、どんな慰めの言葉もむなしく響くだろうが、この子の分まで頑張って生きて欲しい。そして、事故の原因の究明である。
本当に単なる暑さによる事故にすぎないのだろうか。疑問が残る。
まずは廊下の本棚のもの入れの中、ということでどれくらいの気温だったのだろうか。小さな子供は身体の表面積が大人よりも小さいから、放熱しにくくて熱中症になりやすい。保育所の職員に熱中症の知識がどれだけあったか、がまずポイントだろう。室内の空調の温度調整や水分補給など、細かな気配りをすべきだが、そうした運営がなされていたのだろうか。
それから、子供の遊ぶのを職員が誰も見ていなかったのだろうか。これが解せない。室内で遊んでいる、ということで、職員は安心して気が緩んでいたのではないか。まさか夏休みで、所長一人しかいなかった、なんてことはないだろうな。
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