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2005年5月25日 (水曜日)

橋梁談合事件に関して

談合を肯定するつもりはないし、落札価格が予定価格の95~99%というのは確かに問題である。
談合できなくした横須賀市の入札システムでは、この数値が7~80%程度に下がったと聞いたことがある。

しかし一方では、談合を廃止すると、ダンピングが横行するという事実もある。予定価格の2~3割程度で落札する業者が出てくる。なんでそんなことが可能かというと、その業務では赤字でも、落札してしまえば、その後のおいしい業務が待っているからである。そして、そんなことができるのは、資金力のあるところに限られる。
要するに、談合かダンピングかの2極分化ということになってしまう。

公共工事の大半の予算を握っている国土交通省は今年になって、こうした事態への対応も始めたようだ。

1円入札やマイナス入札などが過去にあったが、どう考えても1円で仕事ができるわけがない。
これまでの蓄積があるから、コストが抑えられるなどというもっともらしい理由をつけたりするが、それではその業務に固有の要素はどうするのだ?それに、社員1人が打ち合わせに1回出向けば、その交通費だけで赤字になる。

談合だけ責めないで、トータルの公共事業の発注と事業実施の仕組みを改めなければならない。

ところで、こういう事件が起きるとマスゴミ各社は鬼の首を取ったように責め立てる。
おう、いいだろう。不正をただすのはマスゴミの仕事だ。だが、その前に、(一部を除いて)新聞価格の事実上のカルテルや休刊日の横並びを何とかしてくれ。これも談合体質と根は同じではないか。

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» 橋梁でも繰り返される談合 [=社説は語る=]
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受信: 2005年5月25日 (水曜日) 20時28分

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受信: 2005年5月25日 (水曜日) 23時45分

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受信: 2005年5月30日 (月曜日) 00時09分

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