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2005年5月29日 (日曜日)

連帯保証人制度を地獄送りにせよ

脚本家の大石静氏が、レストラン経営に失敗した弟さんの借り入れの連帯保証人だったことから、2億円の負債を追い、自己破産寸前までいき、骨董品などの資産も売り払って、なお3000万円の負債の残高があるという。

連帯保証人だけでなく、就職や進学の時の身元引受人なども同様かもしれないが、いい加減日本社会に巣くうこの悪しき制度をなんとかしないといけないだろう。例えば、株式会社有限会社の役員は、本来有限責任なのだが、実際には借り入れの時に連帯保証人に強制的にさせられるので、無限責任を負うことになってしまう。そうなれば夜逃げしかないし、それがわかっているから保証人にはならない、という人もいる。人間関係にまでひびが入る可能性があるのだ。

こんな制度で得をしているのが誰だか、明白である。そういうところは、大口の債務者に対しては平気で借金をチャラにし、税金をつぎ込んでもらいながら、傲慢な商売を続けている。月刊誌Will7月号に日垣隆氏が書いているが、大手のM銀行では、金曜日の朝依頼した海外への送金が月曜日の処理になるのだという。しかも80ドルも手数料を取って。しかし、日垣氏が突っ込んだところ、金曜の夕方にはアフリカの銀行に入金されたとのこと。おお、一般利用者はなんとコケにされていることか。

ドルへの両替も、この銀行では1ドルや5ドルなどの低額紙幣をたくさんあつめたパックしか扱っていません、ということで、これも日垣氏が粘って100ドル紙幣を出させたそうだ。こんな銀行、外為取り扱いを停止させよ。金融庁はどこみて仕事しているのだ。あっ、まともな仕事はしてないか(笑)。

事業に失敗しても敗者復活戦に回れなければ、リスクを冒して起業する人もなかなか出てこない。ハコモノとしてのインキュベーション施設だけつくってもダメだ。

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コメント

こんにちは。

全く同感ですね。結局は日本の金融機関の与信能力の低さと、それを過保護「してあげている」自分達の権益に満足している金融庁のアホさなんですよね。

会社興す時に、日本の金融機関は(人の知能に金貸すという意味で)凄く冷たかったので、海外の金融機関から資金調達して以来、どれだけ営業がカステラ持って来ようとお付き合いしないというポリシーを貫いております。(^^;

投稿: JosephYoiko | 2005年5月29日 (日曜日) 17時02分

>>JosephYoikoさん

私は現在青息吐息の会社をやってます。いろいろと過去を引きずっているのですが、できたら清算して、新しい会社をつくりたいと考えています。あることが成功すると、その可能性があるのですが。

その時は、日本の銀行とはおつきあいしたくありません。自分の得た情報で判断すると、例外としては新生銀行でしょうか。あと新銀行東京は実態がわかれば、検討対象になるかも。

投稿: フロレスタン | 2005年5月29日 (日曜日) 19時50分

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» 債権という水路を引け、干上がらぬ程度に [恵比寿法律新聞]
弟の肩代わり…大石静さん借金地獄(gooニュース)「原因は一昨年夏に、実弟の借 [続きを読む]

受信: 2005年7月29日 (金曜日) 21時10分

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