« 2005年4月 | トップページ | 2005年6月 »

2005年5月30日 (月曜日)

二子山親方(元大関初代貴ノ花)死去

口腔底癌との闘病の末、二子山親方が55歳の生涯を閉じた。
長いこと重病の床にあるという報道だったので、ついにこの日が来たか、というのが訃報に接しての気持ち。中学生の頃、旅行先で偶然貴ノ花のサイン会に出くわし、あまり大きくはない手形の押された色紙をもらったことがある。

かつて、横綱大鵬の現役最後の相撲に勝ち、引退を決意させたのが大関貴ノ花。そして歳月は流れ、今月28日に大鵬親方が65歳の定年で引退し、その2日後に二子山親方がこの世を去る。まるで大鵬親方の引退を見届けるまで待っていたかのようである。しかも元大鵬親方の娘婿である大嶽親方は二子山親方の弟子で、また元大鵬親方が館長に就任した相撲博物館の初代館長は、二子山親方の実兄である先代二子山親方。

様々な因縁の絡み合う中、一つの時代が静かに終わりを告げた。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年5月29日 (日曜日)

連帯保証人制度を地獄送りにせよ

脚本家の大石静氏が、レストラン経営に失敗した弟さんの借り入れの連帯保証人だったことから、2億円の負債を追い、自己破産寸前までいき、骨董品などの資産も売り払って、なお3000万円の負債の残高があるという。

連帯保証人だけでなく、就職や進学の時の身元引受人なども同様かもしれないが、いい加減日本社会に巣くうこの悪しき制度をなんとかしないといけないだろう。例えば、株式会社有限会社の役員は、本来有限責任なのだが、実際には借り入れの時に連帯保証人に強制的にさせられるので、無限責任を負うことになってしまう。そうなれば夜逃げしかないし、それがわかっているから保証人にはならない、という人もいる。人間関係にまでひびが入る可能性があるのだ。

こんな制度で得をしているのが誰だか、明白である。そういうところは、大口の債務者に対しては平気で借金をチャラにし、税金をつぎ込んでもらいながら、傲慢な商売を続けている。月刊誌Will7月号に日垣隆氏が書いているが、大手のM銀行では、金曜日の朝依頼した海外への送金が月曜日の処理になるのだという。しかも80ドルも手数料を取って。しかし、日垣氏が突っ込んだところ、金曜の夕方にはアフリカの銀行に入金されたとのこと。おお、一般利用者はなんとコケにされていることか。

ドルへの両替も、この銀行では1ドルや5ドルなどの低額紙幣をたくさんあつめたパックしか扱っていません、ということで、これも日垣氏が粘って100ドル紙幣を出させたそうだ。こんな銀行、外為取り扱いを停止させよ。金融庁はどこみて仕事しているのだ。あっ、まともな仕事はしてないか(笑)。

事業に失敗しても敗者復活戦に回れなければ、リスクを冒して起業する人もなかなか出てこない。ハコモノとしてのインキュベーション施設だけつくってもダメだ。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

ドイツ行きに開けねばならぬ最後の扉

サッカー日本代表が大事な戦いに出発する。

キリンカップは結局UAE戦もカウンターくらって0-1で負けてしまった。仕事の都合でテレビ観戦できなかったのでどんな展開だったのかを自分の目で見ていないのだが、終わってしまったものはしかたがない。本番前に悪い憑き物を落とした、と前向きに考えて頑張ってもらうしかない。もう開き直るしかないはずだ。

それにしても、負けない戦い方をする、というのが気になる。アウェーで最初から引き分けねらいでは辛いだろう。バフライン戦は勝点3を取りに行かねばならない。最初の15分くらい、キックオフ直後の5分くらいは特に集中して、ここは点を取りに行くのではなく、相手の出方や特徴、それに審判の癖などを把握する。攻撃的に行かねばならないが、前がかりすぎると危ない。といって、前半に得点ができないと、決定力不足の日本代表は焦る可能性があるので、前半の30〜40分くらいの時間帯にできれば先制点が欲しい。流れの中での得点にこだわることはないだろう。相手ゴール付近であれやこれやと仕掛けて、セットプレーで得点できればここは御の字である。

仮に前半に得点できなくても、0--0ならば後半の早い時間帯に得点を狙っていけばよい。それで最後引き分けなら、まだ可能性はあるのだ。

問題は前半に失点してしまった時だ。ジーコはシュートの時に体のバランスが崩れているから枠に飛ばない、と言っているが、選手達の精神的なバランスはどうなのだろうか。追いつめらた時に力を発揮してきた、昨年のアジア一次予選やアジアカップの時の戦いをもう一度思い出して欲しい。ジーコはあれやこれやと口を出さずに大人のチームをつくるはずではなかったのか。そのことの是非はあれこれ言われ続けているが、大切な戦いの前では、これまでの考え方からぶれないで一貫した方針で臨む、精神的な強さが必要だ。

続きを読む "ドイツ行きに開けねばならぬ最後の扉"

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2005年5月26日 (木曜日)

笑って下さい。経済広報センターの糞アンケート結果・続編

調査結果はこちら

まずはこの財団法人の理事長が、売国奴との批判が最近強いトヨタの奥田碩氏というのが糞その1。

アンケートのサンプルが全国に組織した「社会広聴会員」というもので、無作為抽出でない点が糞その2。要するに経団連に反応しやすいという属性が隠されているはずなのである。それから男女比は4:6と偏っているし、年齢層も30代以下が約2割と少ない。

賛成が64%と過半数を超える、としているが、条件付き賛成16%あるので、必ずしも過半数が賛成とはいえないはずである。しかも「どちらかという賛成」という曖昧な回答が26%と最大なのである。

最初の設問がサマータイムをどれくらい知っていますか、であり、その次がどれくらい関心がありますか、と続き、そしてどのようにお考えですか、となっている。露骨に賛成に誘導はしていないようだが、それとなく回答者のブライドをくすぐり、小声でこっちにおいでをしているような設問の並びである。

本当に中立的に調べるならば、メリット、デメリットを具体的に列挙し、それに基づいて回答者に判断をさせるべきである。

「はじめに」にはこう書いている。

昨年内閣府が実施したサマータイムの「国政モニター調査」の賛成(63%)とほぼ同様の結果となりました。
同じような質問の仕方をしているだけのではないかな?
反対は「労働時間の増加の恐れ」の懸念と「現状に問題なく導入の必要性を感じない」との理由が高いことなどが明らかになりました。
大事なポイントぢゃないか。なのにこの後すぐに、
今回のアンケートが、サマータイム制度の理解を深めていただく一助になれば幸甚です。
としれっと締めくくっている。もっと反対者の声を聞けよ。

賛成の理由であるが、

全体では、「照明や冷房の稼働時間の短縮をはじめとする省エネルギー効果が期待できる」「ライフスタイルを見直すきっかけになり、地球温暖化対策につながることが期待できる」の回答割合が最も高く、それぞれ70%であった。
こんなもん、サマータイム導入しなくたってできる。

自由記述にあった糞な意見(ほとんどが糞)。

実施することで温暖化という問題を意識してもらう。
まるで本質をはずしていますね。
季節に応じた働き方があると思う。
そうかもしれないが、サマータイムとは関係ない。
デンマークの大学に招聘されて1年間滞在した経験から。日照時間の季節変動は日本とは大きく違うが、日本でも夕刻をゆっくりと過ごせるメリットは期待できる。
羨ましいご身分ですね。
交通機関の混雑が緩和されるのでは。
?????でもそうすると女性専用車両はいらなくなるな(笑)。
人間のバイオリズムに準ずることにより健康増進が期待できる。
生体リズムが望ましい形で健康が維持できる。
生体リズムの面から考えると理にかなった事であり、健康の維持・向上から、結果的に仕事の効率性につながるから。
人為的に時刻を変え、しかも年に1日ずつ23時間と25時間の日ができてもですか?
トータルメリットが多いことは実施国の多さが証明している。実施前から反対理由ばかり羅列するネガティブな議論に疑問を感じる。
だからその実施国の大半が日本と条件の異なる高緯度地方の国なんだってば。それと私は、実施前から賛成理由ばかり羅列する脳天気な議論に疑問を感じます。

早寝早起きの習慣が少しでもつく(児童の夜更かし防止)
家庭での躾の問題だろうが。
アメリカに住んでいた時、サマータイムを体験したが問題なかった(よかった)。
じゃあさっさとアメリカに永住して下さい。
環境税より良い。
タダのけちですか?という揚げ足取りはさておき、同レベルで比較するようなものではないでしょうに。
長い間実施されていないので、やってみるだけの価値はあると思う。
ほう。じゃあ同じ趣旨で教育勅語も復活させてみますか(^_^)。
既存の社会システムや企業のあり方を見直す機会となり、例えば男女共同参画社会の実現などが大きく前進するきっかけとなる。
????????????????
1年に2回時計を変えることでリフレッシュできる。新年(度)を迎えるような気分。
そんなにあなたはリフレッシュが苦手なのですか!
効果のほどはよくわからないが、試行すべきだと思う。
その勇気に拍手喝采(嗤)
経済効果が期待される。
何か利権でも(笑)。

| | コメント (4) | トラックバック (2)

最低最悪の今日の毎日新聞「記者の目」・執筆記者伊藤信司

玉石混淆の毎日新聞(排日新聞)のコラム、記者の目だが、今日26日付の記事は史上最低といってもいい。
執筆者は編成総センターの伊藤信司。頭に来ているので呼び捨てにする。今日に関しては、排日新聞ではなく完全に反日新聞である。

引用文を入力するのも面倒なので、全文のURLを以下に。
ドイツの戦後60年=伊藤信司(編成総センター)

嗚呼。これはもう単なる自虐史観に囚われた反日ドイツヲタク記者の戯言ではないか。全10段落の内、ドイツ礼賛が9段落、そして最後の1段落が日本叩きである。ユダヤ人に対する民族浄化政策・ホロコーストと日本の行為を同列に扱うなよ。そんなことさんざん言われてきているではないか。伊藤が個人的にドイツをどう崇拝しようと勝手だが、こういう勘違いを読者に押し付けるな。おまえのような偏ったドイツヲタクが集まると、ナツィスが生まれるんだよ。

読んでいて猛烈に気分が悪くなった。
こういう記者を雇って給料を払うのは毎日新聞の勝手だが、こんな糞記事書かせるなよ。

突っ込み始めたらきりがないが、最低限のことは言っておこう。

周辺と和解した、というが、ドイツとポーランドをはじめとする東欧諸国の間にわだかまりがないわけではない。しかし、同じキリスト教文明の国同士、敵対した英仏も含めて大人の関係が構築できているから、ドイツが孤立してはないように見えるのだろう。しかも、ホロコーストに対する補償は済んでいても、戦争部分の補償はまだだから、その交渉に本格的に入れば、軋轢だって出てくるかもしれないのだ。

これに対して、日本は隣にお馬鹿さんが三カ国もあるから、和解が出来ていないように見えるだけなのだ。
やくざな連中に思いやりを示したり、絆を深めたりなんか出来るわけないだろうが。

怒っているので、言葉遣いはめちゃくちゃだが、理屈はとおっているだろう、このエントリー。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

どうせ「誘導尋問」だろう

サマータイム制、6割強が賛成=省エネ効果に期待-経団連調査

 日本経団連の関係団体、経済広報センターは25日、サマータイム制度に関するアンケート結果を発表した。それによると、回答者3919人の中で、導入に肯定的な意見が64%を占めた。このうち7割の人が、省エネや地球温暖化防止への効果に期待すると答えた。
 導入に「賛成」と答えたのは22%。「どちらかといえば賛成」は26%で、「条件付きで賛成」が16%だった。 
(時事通信) - 5月25日19時1分更新

というニュース。あとでこのアンケートの設問が公開されているかどうか調べてみるが、どうも省エネだとか地球温暖化といった言葉で脅かして、サマータイム賛成が多いように誘導したのではないかと疑われてならない。

アンケートの結果など設問次第でどうにでもなる。最初から欲しい答えを用意してそこに誘導するような設問を並べれば、同じ調査サンプルで同じテーマでも逆の結果が照ることなど珍しくもないからだ。

サマータイムは、もともと高緯度地方(北緯45度以北程度)で、短い夏の間に日光をたくさん浴びるために登場した「やむをえない」仕組みだ。日本のような中緯度地方で導入するメリットは、デメリットよりも小さいし、必要性もない。こんなことに対応するために年に二回いろいろな混乱が起きる可能性がある。そもそも東の根室と西の石垣あたりで比較すれば、同じ時刻でも朝夕の全く明るさは違う。

省エネといえば何でも許されるものではないぞ。出勤時間と退社時間を1時間ずらせばいいだけのことだ。

いくら経団連関係団体のアンケート結果とはいえ、反対の多いサマータイムに関する報道なのだから、マスゴミももっと慎重に取り扱うべきだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

狭き門・広がる未来

NHKの「にんげんドキュメント チューバ一吹きにかける」(再放送)を見た。
NHK交響楽団の38年ぶりのチューバ奏者の交替。多戸幾久三氏が60歳の定年を迎えるに際して、40人以上のオーディションに合格した池田幸弘氏のドキュメントである。

合格したとはいえ、その後は1年の試用期間。本採用はこの後全団員の65%以上の支持を投票で獲得しなくてはならないという厳しいものである。池田氏は大阪市の吹奏楽団、つまり公務員という立場を棄てて、N響に挑んだ。

ブラス出身ということで、オーケストラとは状況が全く異なる。ブラスであれば音の大きい管楽器だけだが、オケとなると音の小さい弦楽器が入ってくる。アンサンブルの質が違う。しかも、ブラスでは基本的に管楽器はB♭管だが、オケでは様々な調性の楽器を用いる。調性が異なると響きが全く異なるのである。
極端な話、イ長調(A-dur)の曲であれば、オケではクラリネットなどでA管を使うが、ブラスでは曲の方を半音上げて変ロ長調に編曲してB♭管を使う。結果、同じ曲でも違った曲に聞こえる(失礼な言い方だが、耳の鈍い人には同じに聞こえるかもしれない)。このことは、カラオケで歌う時に、調性を変えてみれば理解できるはずである。

指揮者からの距離が約15mと遠いチューバは、時間差があるために音をあわせるのが微妙である、というナレーション。しかもでかい楽器で音の波長も長いし、ちょっと出遅れただけでも、観客席に達するまでには、バイオリンなどとはかなりのずれが出てしまう。池田氏は当初、かなりとまどったのではないかと思う。

さて、オーディションから多戸氏の引退までは、二人三脚である。多戸氏は多くのことを池田氏に伝えようとし、池田氏は多戸氏からできるだけ多くを吸収しようとする。大河のように息を吹き込め、と。もちろん、経験の差は容易に乗り越えられるものではないが、池田氏は必死である。プロとしては異例の個人レッスンを多戸氏から受けた、と番組中でナレーションがあった。中学の時に多戸氏の演奏に接して、あこがれてプロになった、というのが緊張の連続の試用期間中の池田氏を支えていたのは間違いない。

40分近い演奏時間のうち、たった9小節しか出番のないアントニン・ドヴォジャーク作曲の交響曲第九番「新世界から」(この曲の副題は、英語表記でFrom the New Worldであり、正式には新世界より、または新世界から、まで日本語表記をするのが正しい)。音域の近いトロンボーンのパートの音を、チューバの出番がない時にもそっと出すように、という多戸氏の指示は、見ていてもはっとさせられる。そういうやり方があったのか、と。これはオーケストラにとけ込むようなチューバの息づかいをつかんでもらおうという多戸氏の「親心」なのだが、実際のリハーサル時には、呆然としてなにもできなかった池田氏の姿が映し出されていた。だが、その顔を見ていると、彼は頭の中で、必死にトロンボーンの音をイメージしようとしていたようだった。
(ちなみに、知る人ぞ知る、なのだが、この曲はシンバル奏者にとっては、チューバ奏者以上に下手をすると悪夢のような曲である)

チューバ2本を使うリヒャルト・シュトラウスの大曲。指揮者のウラディーミル・アシュケナージのテンポが突然ゆっくりになる。これじゃあできないよ、と毒づく多戸氏。指揮者も神様じゃないからね。でも、アマチュアでは考えられないシーンだ。もっともある時の私の経験(ファーストバイオリン)で、指揮者が糞な時には、コンマスと示し合わせて、指揮者を無視してコンマスの弓にあわせる、という「暴挙」に出たことはあるが(笑)。

弦楽器でも、いきなり遅くされると弓が足りなくなるから困るんだけれど、複数いるし1人1人の音は小さいので、ごまかせないことはない(プロはどうだか知らないが)。しかしチューバのように1人で吹いていて、しかも息の量が半端じゃない楽器だと、本当に「死ぬ」だろうな。あとオーボエあたりが死にそう。

見ていて感心したのは、並んで演奏している池田氏と多戸氏の口の動きがシンクロするようになっていた点だ。これは一歩多戸氏の領域に近づいたのと、オーケストラにとけ込んできている、ということなのだと思う。
それと顔つきがブラスの人からオケの人に変わっていってます、確実に。具体的には口の周りから頬にかけての筋肉がついたことだろうと想像する。ブラスよりもはるかにダイナミックレンジの大きいオケで、ppからff(チャイコフスキーのようにppppからffffまで書くような作曲家も中にはいるが)まで出して弦楽器とも調和しなくてはならないから、必然なのかもしれない。ちなみに多戸氏は、年齢や体質もあるかもしれないが(失礼)、ふっくらとした顔つきです。

結局池田氏は、N響史上2度目という満場一致の団員の支持により晴れて今月から正団員となった。
おめでたいことである。奥さんの嬉しそうな顔も印象的だったが、これからが本当の正念場である池田氏の決意もなかなか頼もしいと感じた。満場一致は、氏の努力に対する評価とともに、これからの伸びしろを大きく期待しての結果なのだろうと思う。

川口の荒川河川敷で練習している、というのもご近所なので親近感を覚える。N響というトップレベルのオケの新人奏者ということで、プレッシャーもあるだろうが、研鑽を重ねて心地よい響きを作り出してもらいたいものである。

N響は実は生で聞いたことがなく、最近オケ自体も生で聞かなくなってしまったが、是非機会を見つけて、NHKホールあたりに足を運んでみよう。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年5月25日 (水曜日)

橋梁談合事件に関して

談合を肯定するつもりはないし、落札価格が予定価格の95~99%というのは確かに問題である。
談合できなくした横須賀市の入札システムでは、この数値が7~80%程度に下がったと聞いたことがある。

しかし一方では、談合を廃止すると、ダンピングが横行するという事実もある。予定価格の2~3割程度で落札する業者が出てくる。なんでそんなことが可能かというと、その業務では赤字でも、落札してしまえば、その後のおいしい業務が待っているからである。そして、そんなことができるのは、資金力のあるところに限られる。
要するに、談合かダンピングかの2極分化ということになってしまう。

公共工事の大半の予算を握っている国土交通省は今年になって、こうした事態への対応も始めたようだ。

1円入札やマイナス入札などが過去にあったが、どう考えても1円で仕事ができるわけがない。
これまでの蓄積があるから、コストが抑えられるなどというもっともらしい理由をつけたりするが、それではその業務に固有の要素はどうするのだ?それに、社員1人が打ち合わせに1回出向けば、その交通費だけで赤字になる。

談合だけ責めないで、トータルの公共事業の発注と事業実施の仕組みを改めなければならない。

ところで、こういう事件が起きるとマスゴミ各社は鬼の首を取ったように責め立てる。
おう、いいだろう。不正をただすのはマスゴミの仕事だ。だが、その前に、(一部を除いて)新聞価格の事実上のカルテルや休刊日の横並びを何とかしてくれ。これも談合体質と根は同じではないか。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2005年5月23日 (月曜日)

キリンカップ対ペルー戦

10ヶ国で争うサッカーW杯南米予選は、4位までが自動的に本戦出場で、5位チームがオセアニア代表とのプレーオフに回る。ペルーは現在7位である。
そのペルーに負けた。後半ロスタイムでの失点。ロスタイムは5分と長く、日本代表は点を取りに行って守りが手薄になったところをカウンター食らって失点した。ゴールを決めたバサージョもアシストしたチロケも途中出場の選手だった。このまま引き分けかと思ったが、とんだ結末だった。

それにしても、本当に点が入らねえなあ。だから長いロスタイムに点を取りに行ったのかもしれないが、何というか攻めのパターンが単調だ。目立ったのは右サイトで先発した三浦淳と後半途中出場の稲本くらい。大黒は惜しいシュートがあったけれど、入った早々コンタクトレンズがはずれてしまい、シュートもはずしてしまったのだそうだ。

稲本のコメントを読むと、逃げのパスが多いのと縦へのボールが少ない、ということだ。確かに昨日の試合を見ていると、バックパスや横パスが多かった。ペルーの選手のプレスがけっこうきつくて寄せも早いので、どうしても逃げのパスになってしまう。小笠原が何本かゴール前で縦にスルーパスを出していたが、これも相手の守備が固いせいか、パスの伸びが今ひとつで、味方に届く前にカットされてしまう。もっと中盤からくさびのパスを入れていかないとだめなんだろうな。

本番のアジア予選でなくてよかった、という報道がなされる。当たり前だよな。選手もそのあたりはわかっているはずで、本番でこんなリスクを冒す戦いはしないはず。ともかく、もう一試合のUAE戦で、どういう修正をしてくるかが当面の焦点だ。UAEは仮想バフライン(バーレーン)なので、この試合でももたつくようだと、6月3日のアウェー戦は厳しい戦いが必至だ。

ジーコが監督になってから、南米のチームに勝っていない(引き分けはある)。対アルゼンチン3連敗というのがあって、これは現在の実力ではしかたないが、実力的にはエクアドール、パラグアイ、ウルグアイといった南米中位のチームとは互角の戦いができるレベルにあるはずだ。地球の裏側ということで地理的なハンディが大きいが、もう少し南米のチームとの対戦を多くした方が、日本代表のレベル向上に役立つのではないだろうか。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

蕎麦は江戸のファストフード

オフィスの近く(国道を横断はするが)に、マクドナルドがあって、その隣が以前はCDショップ、その後ゲームセンターだったのが、今は蕎麦屋になっている。蕎麦屋といっても、いわゆる立ち食い蕎麦に区分される類の店である。全部椅子席なので厳密には立ち食いぢゃないけど。場所はかつて、加賀前田百万石の下屋敷のあった近く。

もり蕎麦は1枚260円で食える。しかし、これがけっこういける。立ち食い蕎麦屋の蕎麦粉の比率がどうだか、という週刊誌ネタが以前あって、ほとんどが蕎麦粉入りうどんだ、ということだが、ここは比率はともかくそれなりに美味い。
しかも、この手の店には珍しく、蕎麦湯をちゃんと出してくれるのだ。これには感激した。栄養と香りが楽しめるので、私は蕎麦湯が好き。

JR東の駅構内で営業している「あ○さい」で、以前蕎麦湯はないのか、と尋ねたら、ありません、とつっけんどんな応え。それ以来、JR東の駅構内で営業している「あじ○い」では、蕎麦は食わないことにしている(笑)。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

宮城の大莫迦酔っぱらい運転・高校生3人死亡・続編

報道によると、大莫迦野郎の佐藤光は、「本当に申し訳ないことをした」と謝罪しているというが、本当にそう思っているのかね。疑わしいものだ。もしも、本当に謝罪する気持ちが強かったとしてもだ、それなら何故酒飲んで運転した?人を3人殺しているのだ。それで済むと思ったら大間違いだ。

酒飲んでいた同乗者もいる。こいつも名前を晒せ。どうせ捕まることだろう。テメエが止めていたらこんなことにはならなかったのだ。同罪だな。

地元紙の河北新報によれば、「元最高検検事の土本武司・白鴎大法科大学院教授(70)は『今回は危険運転の典型例。(厳罰化を)一般のドライバーに認知してもらう意味でも、司法当局は従来の量刑の慣行にとらわれず、厳しく罰するべきだ』と話している」という。全く同感である。殺人罪を適用して死刑を求刑してもらいたい。同乗者も殺人幇助で最低懲役5年くらいかな(これだと執行猶予つかないからね)。法律の専門家じゃないから量刑わからないけど。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

カンガルーバンパーを早急に法律で禁止せよ

昨22日明け方、宮城県で悲惨な交通事故が起きた。

仙台育英校のウォークラリーで、高校1年生3人が酔っぱらい・居眠り運転の大バカヤローの佐藤光にはねられて死亡した。その他にも肋骨の折れた重傷者をはじめ負傷者も多い。うちの娘と同い年である。高校生活はこれからではなかったか。他人事には思えない。亡くなったお子さんの遺族の方には心からお悔やみ申し上げます。

楽しいはずの学校行事が暗転して、学校関係者のご心痛はいかばかりだろうか。

これはもはや業務上過失致死や運転危険致死などではなく、殺人である。
いや、道路交通法と刑法を改正して、運転危険致死は殺人と同罪にせよ。こんな奴でも弁護士がついて裁判になるのが近代法治国家なのだが、なんともやるせない。

法務省は裁判員制度(私は反対)のPRに血道を上げているが、仮にこの事件の裁判に裁判員として参加せよ、というのであれば積極的に参加して、(無茶を承知で)死刑を主張するぞ。

だが、そんな夢のような話よりも、早急にできることがある。犠牲者が出てからの対応というのが、六本木ヒルズの回転ドア事故の時と同じになってしまうので、後手なのだが、せめて犠牲者の無念を晴らすことは必要だろう。

カンガルーバンパーを法律で全面禁止せよ。それも即時である。違反者には厳罰だ。このことは、前から主張しようと思っていたのだが、亡くなった3人の高校生諸君の貴重な命が思い起こさせてくれた。

これができないならば、日本という国家は、(北朝鮮による拉致事件への対応と同様)国民の安全と命を守る意思が希薄であると断定せざるを得ない。

加害者佐藤のRV車にはカンガルーバンパーがついていた。あれによる衝撃がなければ、もしかしたら死者は出なくても済んだかもしれない。あんなもの日本では必要ないばかりか、百害あって一利無しである。

この記事に関して、カンガルーバンパーの即時全面禁止を求める、という趣旨に賛同していただける方は、がんがんTBして下さい。輪を広げましょう。コメントも大歓迎です。

| | コメント (7) | トラックバック (13)

価格.comの不正アクセス被害とその対応

今月11日に起こった価格.comのサーバに対する不正アクセスとその結果のウィルス被害について、運営会社のカカクコムの幹部が16日に謝罪の記者会見を行った。幸か不幸か最近私はこのサイトにアクセスしていなかった。しかし便利なサイトなので是非元気に復活して欲しい。今週新しいサーバで運営を再開するようなので、この機会にその願いも込めてコメントしてみることにする。

コンピュータシステムのセキュリティに関することなので、詳細は発表されておらず、穐田誉輝社長の言う「考えられる最高レベルのセキュリティ対策」も具体的なことは明らかにはされないだろう。よって以下は乏しい情報からの推測だが。

IDS(不正侵入検知システム)の類の対策は導入されていたのだろうか。導入されていたとして有効に機能していたかどうか。ファイアウォールなども高価なものを設置していたのかもしれない。しかし、所詮はWebサービスなのでサーバの80番ポートはオープンなはずである。サーバは60台以上で運用していたという。今価格.comを見ると、書き換えられたhtmlファイルが多く表示されているが、これを見る限りサーバのroot権限を乗っ取らなくても、htdocsディレクトリ(ないし同等の場所)にアクセスできれば書き換えはできる。Webサーバのセキュリティが通常のレベルであれば、パスワードが入手できさえすればアクセスは可能だろう。

これは狙われるよなあ。こんなに規模が大きく有名なサイトである。まして記者会見での発表のように、ネットがすべての会社であり、これが止まってしまったら社屋が全焼したのと同じ、ということをわかっている悪意をもった犯行ならば、もしかすると、以前から異なるIPアドレスを発信元に、あれこれと侵入を試みていたのかもしれない。過去のアクセスログはチェックしたのだろうか。

ま、まさかサーバにアクセスするのに、今時telnetなんぞ使っていないだろうな。最高レベルのセキュリティならば、sshは必須だ。Webサーバ用のソフトはIISだったりして(^_^;)。

ITmediaニュースによると、「11日の時点でサイトを閉鎖しようという意見もあったが、『閉鎖してしまうと不正侵入の経路や手法が特定できず、再開後もまた同じ攻撃を受ける危険性があったため』(穐田社長)、警察などと相談した上で手作業で改ざんを修正し、この時点での閉鎖は見送った」という。

14日になってアタックが急増した、とあるが、サイトが閉鎖されないまま、手作業でファイルが修復されているのが、クラッカー側からわかったのではないか。それで「意を強くした」犯人は本格的な攻撃に出た。

この対応は、危機管理のあり方として正しかったのだろうか。侵入の経路や手法を特定するために閉鎖は見送る、というのは一つの判断ではあるが、結果的にはこれが裏目に出た。いや、「最高レベルのセキュリティ」が侵入経路を特定、ないし特定するための痕跡を残すことはできなかったのか、という疑問が残る。一旦閉鎖してその時点で対策を講じ、それでもだめなら再開してみる、ということも可能だったのではないか、と思われる。一週間の閉鎖で4000万円の損失ということなので、その売上減をなんとか食い止めたい、という気持ちが働いたのかもしれない。しかし、基本的には"B to C"のサイトなので、ユーザーのことを考え、やはり一旦閉鎖して様子を見るのがよかったのではないだろうか。

最初の侵入時、ウィルス対策御三家のシマンテック、マカフィー、トレンドマイクロ(ブログではしばしばマイクロトレンドと誤記されているが、大チョンボで最近有名になった会社であることは言うまでもない)のソフト(ないしウィルス定義ファイル)は未対応で、キャノン系列の会社の製品のみが対応していた、という。このことのみをもってして、御三家は実はたいしたことはない、という断定はできないが、ウィルス対策ソフトの選択にあたって考えさせられるところではある。

| | コメント (2) | トラックバック (6)

2005年5月22日 (日曜日)

眠気と戦いつつ未明のCATVでフランスリーグを観戦する

今朝22日未明、CATVのファミリー劇場で交響組曲ヤマトを聞いた後、チャンネルをSports iに変えて、サッカーフランスリーグ1部(Ligue 1)のリヨン(Lyon)・マルセイユ(Marseille)戦を見る。既にリヨンがリーグ優勝を決めており、シーズン前に優勝候補だったマルセイユは、この戦いの前の時点で3位とは少し勝ち点の差のある4位。むしろ下位との勝ち点差の方が小さい。UEFA杯出場権がかかっている。

前日本代表監督のフィリップ・トゥルシエがマルセイユの監督ということもあって、優勝チーム相手にホームのベロドロームでどんな戦い方をするのか興味深かった。中田浩二の出場機会があるかどうかも注目だったが、結局途中で少しアップしただけで、出場はしなかった。日本人が欧州リーグで戦うには、体力的なものもあるが、言語や食事、生活習慣など、異なる環境に適応する必要があるので大変だと思う。

さて、肝腎の戦いだが、さすがに優勝を決めたチームだけあってリヨンの方がすべての面で一枚上手という印象だ。試合は1-0でリヨンが勝ったが、フランス代表のヴィルトール(Wiltord)がFWで華麗なプレーを見せ、何度もチャンスをつくる。決勝点をあげたMFジュニーニョ(Juninho)をはじめ、FWゴブー(Govou)、MFディアラ(Diarra)やマルーダ(Malouda)らが華麗なパスワークやサイド突破、個人技でマルセイユのゴールに襲いかかる。DF出身の監督に率いられるマルセイユ守備陣も集中を切らさずに必死で守っていたが、GKガヴァノン(Gavanon)の再三の好セーブもむなしく、後半になってちょっとしたスキをつかれてペナルティエリア前で揺さぶられて最後はジュニーニョに落ち着いてゴールを決められた。DFもクリス(Chris)を中心に堅い守りを見せ、マルセイユの単調な攻めを跳ね返し続けた。落ち着き払ったGKのクベ(Coupet)のプレーが素晴らしかった。

マルセイユは時折見せるサイド突破以外は、前線にロングボールを放り込む単調な攻めで、FWバモゴ(Bamogo)らに惜しいチャンスは何度かあったが、攻撃陣が決定力を欠いた。先入観もあるかもしれないが、攻撃のアイディアがない、と言われた前監督時代の日本代表の点の取れない時の展開によく似ているような気がする。

そして、レンヌ(Rennes)がストラスブール(Strasbourg)に3-0で勝利したため、マルセイユは5位に転落した。このままの順位ではUEFA杯に出場できない。次節は最終節だったかな。中田浩二に出場して頑張ってもらいたい。

さて、トゥルシエはおそらくシーズン後に解任されるだろう。なにしろ試合途中でサポーターからクラブ会長の辞任を求める声がわき起こっていた(実況による)くらいだ。そうなると中田浩二の立場も微妙だろう。またこの試合の最後に、フランスリーグの2部のルマンが来季の一部昇格を決めた、というニュースがあった。このチームには日本の松井大輔選手が所属している。フランスリーグでも日本人選手の所属するチームどうしの戦いを見てみたいものである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

またまた出ました毎日新聞(排日新聞)の投書欄の反日プロパガンダ

本日22日の投書欄から。一番上に掲載されているので、編集部における優先順位は第1位か。福島県在住の76歳の牧師の自虐史観と事実誤認に基づく反日の投書である。

>>一日も早く国立の慰霊のシンボルを設置し、霊を慰めなければならない。

国立の慰霊施設の問題は、いろいろと議論があるところかもしれないが、靖国神社でよいと思っている人は少なくないだろうし、また戦死者の霊も靖国に不満はない、あるいは積極的に祀られたいと望んでいると思う。少数の人達が騒いでいるのを左翼的なマスゴミが針小棒大に扱っているのが現実だろう。それに、こういうことを主張する人に限って、自分たちの主張にあわないことは「政教分離」などと言い出しかねない。この投書主が本当に実在する牧師なら、その宗教的立場から靖国に反対することは容易に想像がつくし、万が一にも架空の投書なら、この主張は毎日新聞の社論ということになる。

この福島の牧師さん、もしも国立の慰霊施設ができても、それは無宗教の施設だから、あなたはクリスチャンとして祈りを捧げてはいけないのですよ。

>>かつての文部省が歴史教科書の中で、韓国への「侵略」を「進出」と書き換えた時

よくもまあこんな嘘っぱちだらけの文章が全国紙に掲載されるものである。

そもそもこのこと自体が虚構であり、誤報であったことは既に明らかになっているのだが、それから20年以上経過してもこういう文章がゾンビのように出てくるのは、マスゴミの無反省体質から来るものだろう。それに当時の報道を前提にしたとしても、文部省は「書き換えさせた」のであって書き換えてはいない。教科書をつくるのは出版社であり、文部省(現文部科学省)は検定する立場である。もう一つ、確か記憶によれば、侵略は「韓国」ではなく「大陸」が対象だったと思う。

そして日本は韓国を侵略などしておらず、1910年当時の国際法に照らして合法的な「合邦」を行ったのである。

この牧師さんの頭の中では、韓国の主張が歴史的事実らしい。こういう人は韓国籍でも取ってあちらで暮らして欲しい。韓国の方がクリスチャンの人口比が日本よりも高いから、仕事もやり甲斐があるのではなかろうか。

>>かつて、友人にイスラエルが最も尊敬している国はどこですか、と質問されて即答できなかった時、「それはドイツですよ」との答えにショックを受けたものである。それはドイツが謝罪の限りを尽くし、誠実をささげたからであると聞かされ

事実を知る良識ある日本人なら、この文章にこそショックを受けることだろう。私もショックを受けた(笑)。
嘘を平気で教える友人を持つこの牧師さんに同情するとともに、簡単に人の言うことを信じてはいけない、という忠告を、僭越ながら差し上げたい。

ナツィスドイツの犯罪と日本の戦争を同列に扱うことが適切でないのは、さんざん言い尽くされたことである。
ドイツの戦後補償に関しては、一般に流布している「ドイツ教信者」の嘘ではなく、きちんと事実を勉強してから、こういう投書をして欲しいものである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

脳内で廻る風車

昨21日の日経新聞夕刊4版の社会面(10面)の、「四季の息吹」というコラムについて。
タイトルは「風薫る5月」、サブタイトルは「地球を救え 風力発電」というコラムで、気象業務支援センターの村松照男氏執筆の記事である。

不勉強なのか寡聞にして、気象業務支援センターという名前は初めてだった。そこで検索してみると、気象情報サービスを業とする財団法人であった。村松氏は3月時点では気象衛星センターという気象庁の組織の所長だったので、官の人事の一環での異動だろう(天下りかもしれないが、そこまでは調べていない)。

記事中には、いくつか気になる、というよりは客観性から見て大いに問題だと感じる点があるのだが、まずは軽くジャブから。村松氏(以下、氏と略す)は、文中で温暖化という通常用いられている用語の他に、「高温化」という言葉を何度か用いている。通常の感覚で言うと温暖化と高温化とではずいぶんとニュアンスが異なるはずなのだが、敢えて高温化という言葉を使っているのは、おそらくご本人は善意から「警鐘を鳴らす」「危機感をもたせる」つもりなのだと思う。それは押しつけがましいお節介なのだが。

エベレスト直下の氷河やアルプスの氷河が今世紀末までに消滅してしまうと計算されている、とも書いている。これではまるで、今世紀末までのアルプス氷河の消滅がほぼ確定的な事実のように思ってしまう読者も多いと思う。しかし、90年先の地球規模の出来事がそれほど正確に予測できるほど科学技術が進歩してはいない。一般向けのコラムだと思ってこんな書き方をしているのか、それとも故意にこういう書き方をしているか、わからないが、少なくとも氏がまっとうな科学者あるいは「公務員」であれば、こういう書き方はすべきではない。

主語の明示されない「計算されている」などという文ではなく、どこそこの誰それがどういう前提でどういう手法で予測した結果、このようになった、と書くべきである。この手のシミュレーションはあちこちで行われているし、概ね温暖化が大幅に進展する、あるいは危機的な状況になる、という結果を導いているものが、マスコミ報道などでは多い。

このままでは氷河がなくなってしまい、海水面も上昇して大変だ、と叫びたい気持ちはわからないではないが、氏の立場のような人にはもっと冷静に行動してもらいたい。

そして極めつけは、以下の文章である。

この地球温暖化を食い止めるには、二酸化炭素の放出を減らせばよく、削減の決め手は省エネと二酸化炭素を出さないクリーンエネルギーの利用である。もっとも有力なものが風車による風力発電なのである。
ここで「高温化」と書かなかったのはせめてもの良心なのかもしれないが、よくもここまで単純に断定できるものである。これも、何はともあれ二酸化炭素の削減をしなければ、という氏の「使命感」からなのかもしれないが、それは勇み足というものだ。

「地球温暖化」(が仮に本当に進行しているとした場合)の原因は複合的である。温暖化そのものに異を唱える説もあるし、その他の原因を指摘している説もある。多くは黙殺されて報道されないが。

文章の後半は、客観的な記述というよりは、文学的な風力発電礼賛になってしまっている。

北海を西に望むデンマークやドイツ北部などはカムチャツカ半島の緯度に当たり、大西洋からの偏西風がほどよく長く吹き続くので風力発電に適している。世界の総発電量の七割をEUが占めて風力発電先進国のドイツが4割近くで日本はその二十分の一程度にすぎない。
数字の比率が捉えにくい悪文であるが、それはともかく、またまた出ました「ドイツ礼賛」。本当に日本人の環境派と自虐史観派にはドイツ好きが多い。

それよりも、この文章を読んで感じたのは、氏は本当に気象庁の人なのだろうか、ということ。
日本はカムチャツカの緯度には位置していないのですが。ヨーロッパ様の尻を追いかけて風力発電だけを特別扱いするのではなく、日本の自然条件に適したエネルギーのベストミックスを(風力も含めて)追求する方が重要だと思う。

なお、この地球温暖化問題については、いくつかの情報源からどうもNASA(米国航空宇宙局)あたりがもともと仕掛けたものらしく(真偽のほどはどこまで確かめられるか不明だが)、そういう視点で見てみると胡散臭いと思われる情報に出くわすことがある。例えば、今年の夏は太平洋の海水温が高いために昨年のような猛暑だ、という予報が少し前に流れたが、これはNASAの主張をベースにしたある気象庁の予報官の説である。しかしその気象庁が数日前に、今年の夏は冷夏の可能性がある、という逆の予測を出している。

このブログで私は省エネと省エネなどを通じた二酸化炭素の削減そのものは、地球資源の有限性から必要だと主張してはいるが、少なくとも然るべき立場の人がその公的な肩書きのもとで、こんな質の低い煽り記事を執筆し、それが影響力の大きい全国紙に掲載されることは看過できない。

それから、最後にいちゃもんつけるが、これは案外多くの人の共感を呼ぶかもしれない、と期待して暴言を吐く。この手の、人に説教をたれたり啓蒙しようとする人にありがちなのは、しばしば自身の個人的生活では全くこれに反することをしている、ということである。例えば、3ナンバーの燃費のよくない自動車に乗り、自宅では暑がりなために夏は冷房ギンギン、などといった調子。もちろん村松氏がそうだ、と断定・非難するつもりはなく、あくまで個人的経験に基づく一般的な印象にすぎない。

いずれにしても、いわゆるサイレントマジョリティーの方が、よほど真面目にそして質素に日々の生活を送っている。そういう人達にいたずらに罪悪感や幻想を抱かせるような記事は不快なだけである。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年5月19日 (木曜日)

「俗論を排す」という猪瀬直樹氏の勇み足

週刊文春連載の「ニュースの考古学」。特殊法人などの暗闇にメスを入れるなど、猪瀬氏の切れ味鋭い筆致が読み応えがある。独自の視点に唸らされたこともある。本日発売分の記事でも好調である。惜しむらくは最後を除いて。

「JR西日本の脱線事故では、効率を重視するあまり安全を無視した、と俗論が体勢を占めはじめた。とんでもない話だ」という書き出しで始まる。そして、「効率と安全は」対立する概念ではない。在庫が少なくよく整理整頓された工場では事故が少ない・・・」と続く。そのとおりである。大都市の他の鉄道会社もほぼ同様に効率は重視しているはずだが、こんな事故は起こっていない。東京で、朝の地下鉄丸ノ内線や銀座線のダイヤなどびっくりするくらい「過密」だ。でも、事故が起きたのは、それよりも運転間隔のあいている日比谷線だった。

そして、こうした運行ダイヤの組み方や運転士の技術などを、日本伝統の町工場の技術と同列に扱いながら、賞賛していく。まあ、今はダイヤ編成もコンピュータ化されちまっているけれど、スジ屋さんの伝統は生きている。

そしてこうした効率は、日本のビジネスが求めているのだから、容易には変えられないだろう、と喝破している。それもそのとおりなのだ。安全のためには、少しくらい遅れてもいい、などという人に限って、案外気が短いものだ。そういう私もこのブログでは、ゆとりがあってもいい、とは主張しているが、それは定時運行がきちんと確保されているという前提で、やむを得ないこともあるから、それは許容しようというスタンスである。

でもって、猪瀬氏がよろけたのは最後である。

問題は以下の記述。
「効率と安全を硬度に両立させる技術が日本の職人芸だったはずだ。本来なら職人の世界は技の習得によって自らなる序列が形成されている。23歳の運転士は、経験11ヶ月ならただの見習いではないか。新型ATSはつけた方がよいに決まっているが、なぜ通勤・通学時間帯にミスを繰り返していた未熟練の運転士を配置したのか。
事故の原因は効率を追求した結果でない。役所的な人事システムの上にあぐらをかいていたJR官僚に責任がある」

道路公団でも郵政でも、民営化論者の先鋒である氏が、民営化されたJRの職員を「JR官僚」と読んでいるのは、官僚的な組織であるJR西を皮肉ってのことだろうから、まあご愛敬だ。

まず、高見運転士を未熟と断定してよいのだろうか。熟練した運転士とは言えないだろうが、未熟に見えるような仕事ぶりは彼の固有の資質のみによるのだろうか。それはまだ解明されていないのではないか。

そして、何よりも30代の職員が異常に少ないというJR西の偏った職員の年齢構成を見れば、猪瀬氏の主張する技の熟練など望むべくもない人事構成であることが明白だ。つまり、機械的に人員を配置するような役所的な人事システムなのではなく、ああいう選択肢しか最初からもっていない会社であった、ということだ。誰がそういう会社にしてしまったのか、改めて問われるべきだろう。現社長の辞任が濃厚だが、その後は内部昇格が噂されている。これを許していいのかどうかが、今後の焦点の一つだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2005年5月17日 (火曜日)

目には目を、違法には違法を

昭和48(1973)年に上尾騒動(上尾事件)というのがあった。
労働組合の順法闘争のために電車が遅れ、ラッシュ時に乗り切れない乗客が続出。怒った乗客達が国鉄(現JR東日本)の高崎線上尾駅を占拠し、電車を破壊するという事件。

詳細はこちらを

また、その2年後の昭和50(1975)年には、スト権が認められていない国鉄職員にスト権を認めよ、という主張の「スト権ストライキ」という事件が起こった。このストライキは失敗し、国鉄及び国労、動労といった労働組合の地位低下を招いた。この時、通勤手段を奪われた人の中には、線路上を歩くという行動に出た人もいた。

詳細はこちらを

さて、女性専用車両に反対する世の人達よ。男女を問わないが、特に男性諸氏。
これ以上、国土交通省や鉄道会社が男性の逆差別を拡大するようなら、違法ではあるがそれを覚悟の上で、大勢で示し合わせて、線路敷のウォーキング大会を開催しようではないか。

そもそも女性専用車両自体が法の下の平等に反する違法なものであるし、男性に対する精神的な暴力でもある。これがもしも終日化などの拡大運用になるのであれば、それに対抗するのに、多少荒っぽい手段もしかたないのではないだろうか。

と言ってみるテスト(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年5月15日 (日曜日)

ついでに今朝の日経

まずは春秋。沖縄礼賛なのだが、中身ははっきり言ってどうでもいい。
「安室奈美恵さんをはじめ音楽や芸術でも沖縄から羽ばたく才能が日本の活力を支える」という下り。うーむ、この筆者の頭の中では、未だに安室奈美恵が沖縄出身芸能人の代表なのかあ(笑)。

26面(視点)の中外時評。山本勲論説委員の担当。
シナの反日暴動は、東アジア地域を巡る日米とシナの覇権争いの前哨戦だという、現地での議論野手材を含めての考察。これはなかなか面白い視点である。北朝鮮の核実験問題も絡めて考えると、やはり今実は大きな歴史の転換なのだと言うことが感じられる。

ただ、よくわからないのが、この文章の冒頭と終わりで繰り返された、日本とシナの両方での民族主義の対等は、共倒れを招く、というのだが、???である。だいたい日本で今そんなに民族主義は台頭してないだろう。多くのマスコミから見ると今の状況は民族主義の台頭なのだろうか。単にこれまでの土下座外交、自虐史観が克服されつつあるだけだろうに。

仮に経済面での日本のダメージのことを言うなら、チャイナリスクのために、投資を控える動きが日本企業に出ているし、共産主義政権を叩くことが短期的にマイナスではあっても、中原に史上初の真の民主的な国家が誕生すれば(どこまで可能性があるのかわからないが)、東アジアの恒久的な安定につながる。日本が土下座外交を続けることが平和と安定になど寄与しない。それどころか、むしろ日本に対する極東三莫迦以外の信頼を失わせ、不安定要因になる。この間、親日のアジア諸国やブラジルあたりとの関係を積極的に深めればいいだろう。

共倒れ、というのは恐らく山本論説委員が、崩壊を恐れる中共のプロパガンダに無意識に取り込まれてしまったためであると考えられる。該当部分だけ文章が異質だからだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今朝の毎日新聞の玉と石

東京本社第11版。第5面のオピニオンのページには石が転がっている。
投書欄「みんなの広場」の埼玉県の51歳の教員氏。文化や伝統、国といったことに対し、大切にしたいだの、固定的なものはないだの、何を言いたいのかさっはりわからん。一体編集者は何を考えて採用したのか。

どうも、日本の文化や伝統を大切にしたい、といいつつ、文章化する時は慎重であるべきだ、などと書いていたり、何故か唐突にイスラム、ヒンズー、スワヒリの文化も尊重したいなどと書いていることから、「地球市民」であることを誇りたいようなのだ、という気がする。そこが毎日のサヨク的心情に訴えたのかもしれない。

というのは、同じページの「発言席」には、桃山学院大学名誉教授の徐龍達氏が、「アジア市民」社会を築こう、という文章を載せているからだ。いちいち論評するに値しない説だと思うが、とにかく「国家としての日本の主権」を、グローバル化や多文化共生という言葉にかぶせて骨抜きにしようと言う意図が透けているのだ。

おまけに投書欄では、福知山線の脱線事故に関して利益優先主義社会を問題視する投書や、犬、猫を大切にという投書など「市民臭」が満載だ。

なお、同じページの社説では、論説委員の北村龍行氏の署名入りで、住民基本台帳の原則公開をもう変えよう、と主張している。おお、今日は「龍様」が活躍しておるな。社説の主張は、もっともなことを書いているから、こちらは「玉」として評価しよう。

これに対して、第7面のコラム「酸いも辛いも」で、鉄道の民営化について論じた論説室の玉置和宏氏の文章は秀逸であると感じた次第。

日本よりも遅れて、上下分離で民営化した英国の国鉄の失敗に対比させて、日本の国鉄民営化は、それ自体が失敗なのではなく、旧国鉄の官僚主義が残ってしまったことが問題だ、と鋭く指摘している。

JR西などは特にその典型的なのだろう。加えて言えば、労働組合の存在も旧国鉄時代と変わっていないように思う。今回の脱線事故でもある時期から労組が記者会見に出てきて会社を批判していたが、実は労使協調路線と対会社強硬派の複数の労組が対立していて、これは旧国鉄の国労・動労と鉄労の関係がそのま持ち込まれたようなものだ。日勤教育なるものもこうした対立の構図の中で位置づけられているらしいことが、新聞ではあまり報じられないが、週刊誌や月刊誌などでは指摘されている。

そして、玉置氏の論評は、阪神淡路大震災後の構造物の補強について、JR東は、当初首都圏と仙台方面を対象にしていたのを、技術者の進言を受け入れて、新潟の地震空白地域も対象に加え、そのことが中越地震の時の新幹線脱線事故が大事に至らなかった原因の一つなのだ、と指摘している。記事を読んでいない人のために細くすると、このことは国会の衆院決算行政監視委員会での民主党の荒井聡議員の質問から明らかにされたこと、と述べているのである。そして上下分離で民営化しなかった日本は、手法が正しかった、と結論づけている。

こういうことは、なかなか我々市井の一般人が自ら知ることのできない情報であり、新聞ならではの機能が発揮された例である。こういう機能を損なわない限りは、マスコミの役割がなくなる、ということはない。この記事を読めば、国鉄の分割民営化 → 過剰な利益追求に走る → 安全性が損なわれる → 民営化は失敗、悪、という単純な図式が誤りであることがわかるのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

脱線事故(続きその13) ATS

少し前に、この件は、今後は当局による捜査と原因究明に委ねるべき、と述べたので、おとなしくしていたし、これからも基本的にはそのつもりだが、たまには発言する。今日は、自分自身の勉強も含めてATSについて述べることにする。

Wikipediaから

ATS = Auto Train Stop 自動列車停止装置
ATS-Sx型(改良型ATS) 旧式のS型の欠点(運転士が確認作業をすると非常ブレーキがかからなくなる)を改良したもの。xの部分はJRの会社によって異なる。例えば東日本だとSN
停止現示の絶対信号機(つまり赤信号。制限速度0km/h)直下の地上子を通過すると、非常ブレーキがかかる。

ATS-P型
地上子から電気信号を受信した列車は、停止現示の信号機やカーブなどの速度制限までの距離に応じて、その列車が停止・減速できるパターン(列車が制動を開始してから停止・減速するまでの速度変化を表す曲線グラフ)を作成・記憶する。作成したパターンを超える恐れがある場合は「パターン接近警告」を運転士に通知する。パターン速度より速度が超過すると、常用最大ブレーキをかけて信号機の手前で列車を停止させる。

まあ、平たく言えば、パターンを参照してその時の走行位置の「制限速度」を超えようとすると警告が出され、超えてしまうと非常ブレーキがかかる、ということである。ゲームの「電車でGo!」をやってみると体感できる。制限速度の表示を無視して加速すると、強制的にブレーキがかかる(乗客が怒る、というおまけもついている)。ただしこれはゲームという単純化された世界での設定である。

ATS-Pが設置されていれば、今回の脱線事故は防げたのではないか、という論点であるが、仮定の話であるので何ともいえない、というのが本当のところだろう。最近のマスゴミはどうしても二者択一的な記述をしたがるので、今回「ATS-Pが未設置なために大幅な速度超過で脱線した → ならば設置されていれば速度超過はおこらず事故も防げたはず」と書きたくなるのだろう。

これについて詳細は、ひな私語録 ブログ版【福知山線脱線事故】ATSに関する勘違い  [鉄道] に詳細な記述があるので、こことそこに記載された参照サイトを御覧いただきたい。平たく言うと、ATS-Sx型では赤信号を通過しようとすると非常ブレーキがかかるのに対して、P型では赤信号の位置で停止できるようにその手前でブレーキがかかる、というだけのことであり、今回のケースでもATS-P型が設置されていたとしても、事故現場には同じ速度で突っ込んだ可能性が大きい、ということである。ならば事故はやはり起きてしまう。

そもそも、脱線の本当の原因は特定されていない(恐らく複合的な原因)ので、この議論はあまり意味がないと言ってもいいのだが、「ひな私語録」やその他のATSに言及したサイトでは、ここいらあたりも丁寧に説明していて、ATS原理主義者に対する説得を試みているわけである。

もちろん、ATS-Pの設置率が他のJRと比較して低いことをもって、JR西日本の安全意識が低いのではないか、という指摘はできると思うが、それ以上でもそれ以下でもない。

ATS-Pは運転士が手動で解除できる。それが原因の事故やトラブルも過去に発生している。「ATS 解除」で検索すれば、いくつかのサイトがヒットする。仮に曲線区間での制限速度に対してATS-P型の効果があったとしても、解除してしまえばそれまでである。

以下はあくまでATS-Pが導入されていれば、という仮定と推測に基づく記述であるが。
事故現場のR300の右カーブを仮に108km/hで無事に通過できたとして、その先の東海道本線との合流前のさらにきついと思われる左カーブがあり、その先には停車駅である尼崎駅があるので、70km/hに速度が落ちるように非常ブレーキがかかった、というのがありえた事象だろう。もっとも左カーブのあたりでは制限速度が40km/hくらいになっているかもしれないので、連続的に非常ブレーキがかかって、車体は不安定な状態になり、やはり脱線していたかもしれない。マンションには激突しないが、工場に突っ込んだかもしれない。
これを避けようとすれば、運転士はATS-Pを解除して走行し、よくて尼崎駅をオーバーラン、悪くすると尼崎駅手前の急カーブから東海道本線との並行区間あたりで脱線して、さらに大事故につながった、という可能性も考えられる。

そして、JR西の過剰な定刻厳守運行主義とこれに違反した運転士に対する懲罰制度が伝えられているようなものであれば、運転士によるATSの手動解除など、日常茶飯事だろう。ATS解除に対してペナルティを与えるのならば話は別だが、これと定刻運行を厳守せよ、というのが両立しないことは明白である。

続きを読む "脱線事故(続きその13) ATS"

| | コメント (3) | トラックバック (5)

2005年5月14日 (土曜日)

中断前のJリーグDiv1

Jリーグ1部は、あすの2試合を終えると、キリンカップ、W杯アジア最終予選、コンフェデレーションズカップと続く国際試合のために、長期の中断に入る。

鹿はオレンジ一色のアウェーの新潟で、よく2点差から引き分けたよ。名古屋が元気がないのが気がかり。ブラジル人FWが2人退団し、けが人も続出。中断期間中に立て直しを図るのは必至だ。

栗鼠がホームゲームを大宮でなく熊谷で開催したのは、芝の状態が今ひとつだったように見えたが、埼玉県北でもJの試合が生で見られるということで、よいことだ。レッズでは浦和から離れて試合できないだろうし、大宮・熊谷は新幹線で一駅だ(チームの移動はバスだろうけど)。

その大宮のJ1参入で、鉄道ファンにも受けそうな次のような「ダービー」マッチも登場した(「」をつけたのは本来のダービーの意味からは逸脱するので)。
大宮・柏…東武野田線ダービー
大宮・新潟…上越新幹線ダービー(上越新幹線の起点は大宮)

さて、なんと言っても正念場は来月3日と8日のW杯アジア最終予選である。
今日のNHKのJリーグ速報を見たら、やはり大黒を先発で使って欲しいという思う。なんと言っても現在得点王であるし、速報の解説で植木繁晴氏も言っていたが、Good body shapeなのである。ボールを受ける時に体が常にゴールを向いている。日本代表に「釜本」がいない、というのが協会の不満のようだが、ちゃんといるではないか。

司令塔は、怪我がなければ俊輔なのだろうが、鹿の小笠原あたりを使ってみても面白いと思う。もう1人のFWはきっとポストプレーもできるつぶれ役の師匠なんだろうが、Jリーグを見ていると犬(ジェフ千葉)の巻が面白いのではないかと思う。現在5得点。今日もドンピシャのタイミングですばらしいヘディングシュートを決めた。上背もあるし、ポストプレーもできるだろう。今の日本代表には師匠のようなつぶれ役よりも、貪欲にゴールに向かうストライカーが必要なのだ。その他、左サイドで、アレックスもいいけれど東京緑の相馬崇人も注目株だろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

精神年齢鑑定

精神年齢鑑定ver.4.0というのをやってみましたよ。まあ、私は占いとか性格診断とか運勢というのは信じないので、遊び半分でやってみたのだが、このサイトは「トンデモ度」が高いとも思えず、ちょっとした娯楽気分にはよいと思う。

で、結果です(笑)。

鑑定結果
あなたの精神年齢は44歳です

あなたの精神はすでに『中年』です。一人前の大人です。そろそろ威厳が感じられるようになってきました。しかし若者とは話があわなくなり始めてきました。

実際の年齢との差-3歳

あなたは実際の年齢より少し子供っぽいところがあります。しかしそれは正常の範囲内で、心配する必要はありません。ただし、『自分は少し子供っぽい』という自覚はしておきましょう。

幼稚度4%

あなたからは全くと言ってよいほど幼さは感じられません。羽目をはずすこともほとんどないため、周りから苦手なタイプと思われているかもしれません。

大人度96%

あなたはとても素晴らしい大人です。頼り甲斐のある方です。

ご老人度31%

あなたからはかなりおじいちゃんっぽさが感じられます。そろそろゲートボールがしたくなったりしませんか?

あなたとお友達になれそうな人
小泉首相
一休さん
イチロー


まあ、こんなものかな、というのが率直な印象。もうちょっと若いつもりだったけどね(爆笑)。
でも、子供の気分は常に失わないように心がけているつもり。

すばらしい大人ね。頼り甲斐ね。若い女の子から頼られたら嬉しいんだが(笑)。

老人度は、少し高いかな、と思ったけれど、ずいぶん前から「もう平均寿命を考えたら人生の折り返し点をすぎているよな。どうやって人生の残り半分以下を充実させようか」などと考えているから、当然かも。色即是空を知っているなんて答えたから、いかんのかな(^_^;)。でも、ゲートボールは何歳になっても絶対にしないぜ。

お友達になりたい人だが、小泉首相を除いたら、歓迎するよ(笑)。小泉さんも別に嫌いじゃないけど。

| | コメント (8) | トラックバック (1)

過剰反応

もう忘れられつつあると思うが、六本木ヒルズの回転ドアの事故。原因や状況はともかく、小学校入学目前のかわいいお子さんを亡くしたご両親はお気の毒。

それにしても、こんな回転ドアまで止めなくていいのに、というところまで、自動運転を未だに止めている回転ドアがある。これを過剰反応といわずして何というのだろうか。

で、過剰反応といえばBSEである。アメリカ産の牛肉を食ったら、すぐにでもCJDに罹患して死ぬような過剰反応だ。1億分の1以下くらいの確率での発症に対して、膨大な費用をかけて「安心」を買うことの愚かさは、中西準子先生も指摘されているとおりである。安全は危険部位を除去することでほぼ達成可能だから、我々が買おうとしているのは主観的な安心にすぎない。

原理主義的に地産地消や国内農産物を信奉する人や、アメリカ産牛肉食わなくてもいい、という人はご自由にどうぞ。でも、牛タンあたりは品薄でかなり悲惨なことになっているぞ。ま、これも食わなきゃいいんだが。言い古されているが、交通事故で死ぬ確率の方がはるかに高い。

さて、今週水曜日発売の某週刊誌に、楽天イーグルスオーナーの三木谷氏が、試合視察の後、牛丼屋で食事をしている写真が掲載された。おう、毎日高い食事をして、それをブログに掲載しているホリえもんとはひと味違いますな、さすがに。かのビル・ゲイツもマクドナルドでクーポン券もって行列するらしいし(笑)。

私はあまり牛丼は食べないが、これだけ愛好者が多いと、もはやB級グルメとして括るのは間違っているかもしれない。「吉牛」が日本の一つの食文化だとすれば、その材料であるアメリカ産牛肉は、やはり不可欠なものなのだろうと思う。で、私は吉牛よりも松屋の290円なりのチキンカレーが気に入っている。あの独特でスパイシーな風味は、多分毎日食っても飽きないだろうな。さすがに他のものも食いたいから、毎日食うようなことはしないけど。それにカレーなら、S&Bのやっている「カレーの王様」COCO壱番も捨てがたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年5月13日 (金曜日)

土星の衛星発見

土星探査機カッシーニが、土星の47個目の衛星を発見したというニュースだ。もう珍しくも何ともないね(笑)。土星の輪を構成する氷や岩も小さな衛星みたいなものだ。なお、35個目から46個目までは、地上からのすばる望遠鏡による一週間前の発見だと言う。すばるはハワイに設置されてはいるが、日本の科学技術力を結集した傑作である。

40年ほど前、私が小学生だった頃(実は一時期天文少年だった)の天文図鑑だと、確か土星の衛星は9個か10個くらいだった。そのころ性能のよくない屈折望遠鏡で土星を観測し、輪を確認できた時の興奮は今でも覚えている。

地上から小さな天体がまとめて発見されるのも驚嘆するが、47個目のカッシーニの発見は輪の間だというから、これは近くまで到達できる探査機ならではの発見と言えるだろう。この47個目は直径7kmというから、火星の衛星のフォボスやダイモスよりも小さい。それでもその重力で付近の輪の形をゆがめていて、輪が波打っているように見える。NASAのサイトでは、new saturn moon makes waves、と表現している。

47個目の衛星の写真の掲載されたNASAのサイト

こういう発見は、また太陽系の起源や惑星の成り立ちなどに新たな視点を提供してくれるのだろう。土星の輪についての新たな学説も出てくるのだろうか。想像力をかき立てられるようで、非常にわくわくする。

自分が生きているうちは、宇宙旅行などまず無理だろうし、仮に実現できたとしても費用や体力など、問題点が多い。地上からのロマンとは裏腹に、実に過酷な宇宙空間に出て行くことの恐怖もある。それでも今はコンピュータグラフィックス(CG)を活用したテレビ番組の中で宇宙旅行ができる。新たな発見が、よりリアルで精度の高いCGにつながるだろう。

そういえば、ホリえもんは宇宙旅行をするとか言っておったな。金があるのだったら、ネットと放送の融合なんて戯言吐いてないで、「ホリえもん」なんだから(笑)、本格的なバーチャル宇宙旅行の楽しめるコンテンツでもつくってくれ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

隠しようのないサヨクの素性・毎日新聞(排日新聞)

今朝の記事である。東京版の記事なので、他道府県の多くの方の目には触れないわけだが、似たような記事は全国版の社会面あたりでも見かける。
またぞろ「市民」の声明発表である。(おそらくまともに読んでもいないであろう)扶桑社の教科書を敵対し、シナ・韓国の反日暴動に対する日本政府の態度に抗議するという、NGO「反差別国際運動」日本委員会理事長・武者小路公秀氏らの共同声明に関する記事である。

武者小路氏がどんな思想を持っているか、知る人ぞ知るだが、知らなくてもこの名前で検索すれば、ぞろぞろと関連サイトがひっかかる。

さすがにアジア諸国とひとくくりにするのは気が引けるのか、「近隣」アジアとの衝突の道、という表現がなされている(新聞記者がそうしたのか、共同声明を出した人達の表現なのかは不明だが)。そうか、はっきりと極東三莫迦の名前を出すのが憚られる時は、今後「近隣アジア」という表現になるのだな。だが、反日ではない台湾やモンゴル、フィリピン、ベトナムあたりも近隣アジアだと思うのだがね。

以下、記事の一部を引用する。どこが記事の本体で、どこが声明なのかよくわからん悪文なのだが。

声明では、中国で起きた反日デモについて「政治的責任は日本側にある」という中国政府の立場、声明には何も述べず、デモによる日本側の被害について「陳謝、賠償を要求した」のは日本政府の「開き直り」と指摘。
これを読んだだけで、相手にする価値のない連中の騒ぎだということがわかる。あれこれ言うまでもないだろう。

そして記事の最後には、市民約730名と64団体が賛同した、とある。たったそれだけですか、と突っ込むこともできる。プロ市民を700人あまりしか動員できなかったのかね、と。もっともプロ市民がそんなに多いのかどうか知らないが。

それと、通常このようなケースでは、64団体の多くは、代表者やメンバーに重複があり、しかもその多くは恐らくその約730人のプロ市民だろうことは想像に難くない。つまり、特定イデオロギーの少人数が世の中の片隅で自己満足的におままごとをしているにすぎないのだ。そんなの、普通の感覚では、例え地方版でも記事にする価値があるとは思えない。左翼的な思想に価値があると考える新聞社だからこそ記事にした、ということだ。
毎日新聞(排日新聞)は、滅びゆく左翼のスポークスマンをいつまでつとめるつもりだろうか。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年5月12日 (木曜日)

法の精神を忘れて条文解釈を弄ぶ小役人の跋扈する不幸な国

今朝の日経新聞(14版)の第38面に興味深い記事が掲載された。
化粧品メーカーのヒノキ新薬という会社が、非喫煙宣言を守らずに喫煙した社員に手当を返還させる社内規定を設けたところ、労働基準法違反の疑いがあるとして、東京労働局中央労働基準監督署から社内規定を改めるよう求められた、というものである。

同社は、肌の健康に悪影響を与える喫煙を控えようと、禁煙運動を展開。1990年からは非喫煙宣言をした社員には、月13000円の手当てを支給することにし、実際の運用は個人名義の積立金として、健康増進名目の使用に限って引き出せるようにしている。現在は全社員約200人が宣言をしているという。

社員が宣言を守らずに喫煙した場合、退職または解雇とし、手当の返還を求めることになっている。禁煙状況は年に一回健康診断でチェックしている、という。
(これは日経の記事には書いてないが、喫煙していると呼気中の一酸化炭素濃度が、非喫煙者よりも高いのですぐにわかるのだそうだ)

今回は、喫煙してしまった社員が、退職を迫られ、手当の積立金の返還を要求され、労働基準監督署にたれ込んだことから、調査が入ったという。

志の高いと思われるこの会社。「飼い犬に手を噛まれ」ましたな。根性無しの元社員だこと。自らの意志の弱さと責任能力のなさを棚上げして、「お上」に救いを求めたと言うことか。

何でも労働基準法の第16条に抵触する可能性があるのだそうだ。「経営者が社員に損害賠償を求める契約を予め結んではならない」とのこと。

うん?何か違和感あるよな。損害賠償など会社は求めていないだろうに。積立金の返還がそれに当たるとでも言うのだろうか。ヒノキ新薬の社内規定は、放っておけば喫煙者が残ってしまう、という状況下で、禁煙を推進して会社の事業目的を達成するために、しごく合理的なやり方だと思う。

いくら法治国家とはいえ、昨今は法律万能主義が行き過ぎていないか。弁護士がテレビやラジオに多く出演して、法律の解説だけならまだしも一部はバラエティ番組のタレント化している。(訴訟社会の)アメリカと比較して弁護士の(人口あたりで比較した)数が少ないから、司法制度改革だ、とくる。まあ本当に足りない分を何とかするのは当然なのだろうけれど。

役人は、法律の解釈には熱心でも、何故その法律ができたのか、という精神は忘れがちである。法律に違反していないからいい、とのたまう経営者もいる。法律でモラルまで縛ってはいないのに。だからこそ、ヒノキ新薬のコメントにもある「角を矯めて牛を殺す」ことになってしまうのだ。こうなると、法治国家の名を借りた人治国家にも等しい。

法律が一番偉いのではないのだ。法律の成立時の精神を忘れて条文解釈を弄んでいるようなビジョンなき国家は遠からずして滅亡するだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

巨大なゴミ集積場「マスゴミ」置場

TBSのウェブサイトのコラムにおける文章盗用問題は、多くのブログで叩かれていることだろう。

実は部長がやっていたことのに、フリーライターのせいにして、トカゲのしっぽ切りですませようとした点が許せない。事実の隠蔽というだけでなく、弱い立場のフリーライターに「罪」をかぶせようとする大企業の組織、あるいはその管理職の傲慢さに由来する勘違いが問題なのだ。

現場のせいにして、経営責任を逃れようとする点は、JR西の体質に通じするところもあるように思える。これは大企業病だな。

それから、当の部長(同年齢だよ、情けない)の言い分も「現場を離れたためにコラムの材料が乏しくなり、魔が差してしまった」というのだが、解せない。

材料が乏しいのなら、コラムの担当からはずれればいいではないか。何らかの理由でそれができないとすれば、それは組織の病理だろう。それとも「おいしい仕事」なのかな(笑)。現場に出ないで、人の文章盗用しても高給が支払われて、しかも盗用がばれても組織が庇ってくれるか言い逃れができる。

一度だけなら魔が差した、というのもわからないではないが、現時点で判明している限りで1年半にわたって17本も盗用したのが、魔が差した、ですまされる訳がないだろう。日本語勉強しろよ。最初魔が差したとしても、繰り返してもばれないのでいつの間にか麻薬のようになってしまった、というのが真実のはずだ。

マスゴミは、もしも官公庁あたりの職員がスキャンダルを引き起こすと、処分が甘いといって叩くが、身内にはいつも甘い。今回の事件は、懲戒免職が妥当だろう。

| | コメント (6) | トラックバック (5)

2005年5月11日 (水曜日)

日経新聞、今朝の「春秋」における男性差別の許し難き醜悪さ

日経読者は周知のように、第一面下部のコラムであるが、一通り読んで、目を疑ったよ。なんだこの文章ってね。
前半で電車の女性専用車両について述べている。

>>満員の通勤電車の中で作法を誤れば痴漢の冤罪を着せられる時代である

この一文をもって、女性専用車両歓迎の文章の導入としているのだ。ずさんだねえ。
満員電車の中の作法って何よ?それに「作法を誤らなくても」冤罪になっている人もいるのではないかな。手の甲が電車の揺れにともなって触れただけで痴漢扱いされたという話もよくあるではないか。そんな「作法」まで「正しく」できる訳がない。
しかもこの文章は、まるで冤罪になった男性に非があるようなニュアンスだ。逆だろうが。冤罪をでっち上げる女や警察が悪いに決まっている。

>>「逆差別」といった批判もないわけではないが

たったこれだけである。逆差別という批判に関しては、論点が多々あるし、法理論的にも社会的にも問題がある。それを、こんなにさらりと流してしまう、ということは、この筆者には逆差別に関する問題意識が希薄なのだろう。

>>男性の側からも誤解やぬれぎぬをなくすためには歓迎という声が多い

ほら、でましたよ。声が多い、と来ました。新聞社ならば客観的な調査データをお持ちのことだろう。ならば、本当にこの声が、満員の通勤電車を利用する男性の多数派なのか、具体的に示してもらいたいものだ。
恐らく、事実はそうではないのだろう。この文章を読んでいるとわかるのだが、要するに女性専用車両を歓迎しているのだ。そしてそれに合致するように強引に文章をつなげている。最初から記事の結論があって、取材内容をそれにあわせて「捏造」していく、という新聞記事の典型的なスタイルになっている。

>>「色このむ男」の心を前提とすれば、男女のすみ分けは車内平和への一つの選択肢だろう

このコラムの冒頭に、枕草子の一節を引用して「色このむ男」という表現を持ち出しているのだが、別にそうする必然性はない。知識をひけらかしているだけのように見える。

そのことはさておいても、上の文章は、男性にとって看過できない内容である。

確かに、同性愛者など一部の男性を除けば、男性は色好むだろう。それが普通だし、そうでないとすれば生物としてゆゆしきことだ。私も、車内できれいな女性がいれば目を奪われるし、ミニスカートの女性がいればついつい見てしまう。目の前で女性のスカートが風にいたずらされれば嬉しいし、女性をモデルに露出度の高い写真をものしたこともある。写真撮影を除けば、同様の感覚の男性も少なくないのではないか。

しかし、である。多くの男性は痴漢はしない。男性が色このみであることと、痴漢予備軍であるかどうか、ということとは全く違うのだ。もう一つ、同性愛者の痴漢や、女性が男性を対処とする痴女だって少数だがあるだうに。

女性専用車両の問題点として、痴漢の可能性という抽象的な犯罪可能性の予防のために、男性の乗車機会だけを一方的に制限することが妥当かどうか、ということが言われている。本日の毎日新聞の投書欄「みんなの広場」にも千葉県柏市の16歳の女子高校生の投書があり、痴漢や盗撮されないで安心して乗れるから女性専用車両はよいと思う、全国に拡大してほしい、とまで書かれているのだ。痴漢に遭わない可能性も決して低くはないのに、あるかどうかわからない被害に対する抽象的な安心感のためだけに、男性が逆差別されていい訳がないのだ。

そんなことを言ったら、誰でも外を歩いていれば、いろいろな犯罪被害に遭う可能性がある訳で、そうならないような安心感を得たい、と思っても、それは物理的にも社会的にも不可能だ。家の中にいたとしても、ヘリコプターの墜落、暴走トラックの突っ込み、放火、大地震(これは犯罪ではないけれど)など、決して、安心などできないぞ。

それに、こんな安直な対症療法に逃げたとしても、一部過激な性犯罪者達は、電車や駅構内以外の場所で、「報復」に出るかもしれないではないか。

嫌な世の中になってしまったねえ。女性側の自意識や被害者意識が強すぎないか。
本来ならば、こうあるべきではないだろうか。

まず、視覚的な性的刺激は多くの男性にとって不可避なので、いやらしい視線は女性に甘受してもらうしかない。ただし男性側もエチケットとして、過度にじろじろと凝視はしないこと。
電車の揺れや周囲から押されたりの結果で、女性の体にたまたま触れてしまうことは満員電車なら不可避である。そうなった時にもしも女性が不快に感じた表情をしたならば、男性は一言謝ればよい。女性がそれでも騒ぎ立てるようなら、もはや女性の方が加害者である。

大半の出来事はこれでお仕舞いのはずである。

実際の痴漢行為や、冤罪については、女性の言い分だけが優先される現在の取り締まりや取り調べの行われ方、という別の問題があるが、それはここでは深入りしない。

さて、日経のコラムの後半であるが、モスクワの対独戦勝60周年記念式典のことについて述べている。
核実験をほのめかせる北朝鮮のことを、前半の文章からの流れの中で、暴力や犯罪をちらつかせる乗客に例えている。素直に読めば、この文章の筆者は、我々男性を北朝鮮と同一視しているのだ、となる。

許せねえ!

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年5月 9日 (月曜日)

(皮肉を込めて)女性専用車両おおいに結構

JR東日本に続き、今日から首都圏の私鉄電車で一斉に女性専用車両が登場した。

男性に対する逆差別だ、という指摘があるそうだ。全く同感である。異論は毛頭ない。
しかし、この国はいったん空気ができてしまうと、論理性をすっ飛びこして既成事実化するからしかたないと諦めるしかないだろうな。

新聞報道で気に入らない点が一つ。女性専用車両に乗った女性客の声は紹介しているのに、一般車両(って言えばいいのか)に、これまでと同じように乗車した女性客の声は紹介していない点だ。

非難を承知の上で言えば、まさか女性専用車両に乗った客の中に「その必要のない」客はいないだろうな。もちろん「その必要がない」客というのは、オバタリアン(敢えておばさんとは言わない。中には痴漢の標的になるような素敵な熟女もいるから)、婆さん、醜女などである。

本題に入る。
私は、東京在住だが、毎日満員電車に乗る環境にはない。だから、たまにそういう時間に乗り合わせた時に感じたり、あるいはそれほど混雑していない時間帯でも思うことがあるので、この際だから積極的に女性専用車両に、迷惑な雌どもは移ってもらいたい。次のような輩である。

  1. 角の固い横長のショルダーバッグを片方の肩からかけたまま突っ立っている女(角がぶつかって痛いんだよ!あんたの背中よりもさらに後ろにバッグがはみ出ているのがわかんねえのか)
  2. デパートあたりの紙袋をだらりと足下に下げたままの女(これも角がぶつかって、痛かったりむずむずしたりするんだよ!)
  3. 香水の臭いのきつい女(ひたすら気持ち悪いだけ。吐きそうになる)
  4. 化粧する女(前後で大して変わってねえよ!中には悪くなるやつもいる)
  5. オレの鼻先を髪の毛でくすぐる女(満員電車に乗るなら髪型考えろよ!ムズムズするだけで気持ち悪い)

とりあえず思いつくのはこんなところかな。

上記に該当しない淑女の皆さん。私はあなた方の味方です(笑)。

| | コメント (5) | トラックバック (3)

軽量化車両について

鉄道のステンレス車両に関して、詳細かつ具体的な記述をしたブログから、トラックバックをいただいた。
JR西日本−事故とマスコミ
金属材料とその強度という観点から、具体的な数値を挙げての記述、大変参考になる記事である。
ライブドアのサービスを利用したブログなのだが、システムの仕様上長文のコメントができないので、ここで改めてコメントすることにする。

マスコミ(あるいは多くの記者)や評論家、ジャーナリスト達には、次のような誤解、ないし無知があるのではないだろうか。

  1. ステンレス車両の光沢がアルミないしジュラルミンのように見える。 → いつの間にか、ステンレスとアルミ、ジュラルミンの特性が似たようなものである、という妄想が芽生える。 → 妄想が脳内で事実と化して、そのまま記事ネタになる。
  2. ステンレスが鉄をベースにした合金であることを知らない。鉄以外の主な素材もクロム、ニッケルという「重金属」であることを知らない。
  3. 総重量と密度を混同している。
  4. 重量と強度が比例すると思っている。

そして、これは邪推の部類かもしれないが、こういうことを記事にする連中に限って、事故がなければ重い車両を省エネルギーに反するなどと攻撃する可能性がある、ということもいえる。

線路保守の専門的なことはわからないが、車両が軽量化すれば、レールや道床などに対する負担が減り、保線コストが下がるのではないだろうか。軽量化による電力コストの削減の他、保線に伴うレールなどの部材費用、保線に要する什器類の費用、人件費なども減ります。また保線の頻度が小さくなることで事故の危険性も減るというわけだ。

という指摘がはずれていなければ、車両の軽量化は、省エネ・大量輸送時代の鉄道事業にとって必然的な流れであると言える。今回のような、JR西日本の体質から来る労務管理の異常さや安全面への投資の少なさという特異な原因による事故による被害を少なくするため(それも可能性レベルの次元)に、トータルコストを増やしたり、(軽量化車両やATS、ATC、ATOなどの)技術革新を無視したノスタルジックな経営をしているようでは、リスク管理という点から見ると落第点だろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

どこまで調子に乗るのか、韓国

夕刊フジの記事から。韓国の与野党議員がW杯アジア最終予選の日本・北朝鮮戦を韓国で開催してくれ、という嘆願書をFIFAに出すのだそうだ。嗚呼。

「弁解の余地はない」としながらも「処分が厳しすぎる」だと。矛盾しているではないか。弁解の余地がない行動なら、どんな厳しい処分が待っていようとも甘受するのが当然ではないか。いかにも北朝鮮化している最近の韓国らしい。

しかも「韓国で日朝戦が実施されれば平和と和合の基盤を用意する契機となる」のだそうだ。
ほう、それでは最近の韓国の日本叩きは何なのだ。

そもそも同じ民族の分断国家である。韓国は、日本とは別の最終予選A組で戦っている国でもある。よって、第三国開催という趣旨にも反することは明白である。ありえないことだが、もしもA組で同様の事件が起きて、中立国開催無観客試合をやる、という時に、日本が「我が国で開催させて欲しい」と言ったら、韓国は猛反対するだろう。

日本サッカー協会の川淵会長は、反日の露骨な「中国」以外ならどこでもいい、と言っているが、これは最初から韓国は対象外として捉えているからだろう。そうでなければ、シナと同じような反日の韓国で開催することを歓迎するはずがない。

それと、FIFAはこんな莫迦らしい嘆願書は無視するだろうが、一方で韓国の裏工作を侮ってはいけないと思う。日本サッカー協会の外交力が試される場面がやってきたということなのかな。

| | コメント (3) | トラックバック (3)

侵略を叩くならロシア・旧ソ連を叩けよ

毒素、もとい独ソ戦勝利60周年か。おめでてえな。

ロシア帝国時代の18世紀頃から中央アジア他周辺に干渉、そして侵略し、ソ連時代に至るまで各国を併合。
例えば現カザフスタンは、1936年にソビエト連邦の構成国家の一つとなる。1941年には独立国だったバルト三国を併合。

19世紀末には、清朝末期の混乱に乗じて満洲に侵攻し、朝鮮半島もうかがい、日露戦争のきっかけとなる。この影響で、今日も日本は極東三莫迦から難癖をつけられることに。

日ソ不可侵中立条約のおかげで、背後を脅かされる恐れがなくなり、独ソ戦に勝利することができたのに、その条約が有効なのにもかかわらず、一方的に破棄して満洲に、そして8月14日の停戦後、千島列島にも侵攻。
満洲での大量の日本人死者とその後の国際法違反のシベリア強制労働でも多数の死者を出す。私の伯父の1人はシベリア抑留の被害者で、生還できたものの衰弱のため帰国後伝染病にて死去。義父も生還できたが同じく抑留被害者の1人である。そして千島列島(いわゆる北方領土)は今も不法占拠状態である。

そしてソビエト独裁帝国は、第二次世界大戦後も東ヨーロッパやモンゴルを事実上の属国とし、ハンガリー動乱やプラハの春の悲劇を招き、レーガン元米大統領や前ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世らの尽力により、1989年の東西冷戦終結・91年のソ連崩壊に至るまで、拡張主義・侵略主義で世界各地に悲劇を生んだ。

韓国では、日本統治下でハングルの使用が禁止された、などと「妄言」が吐かれているが、事実は逆で民族文字としてのハングルの地位を高めるきっかけとなったのが、日本の政策だった。もしも日露戦争で日本が負けたら、今頃韓国語(言語学的には朝鮮語であり、ロシアが日本に勝っていたら「韓国」すら存在していないだろう)はキリル文字で表記されるようになっているのは、火を見るよりも明らかである。
"Аннёнгхашимнйка" ってか?
なのにロシアと共同で戦没者の慰霊ねえ....

| | コメント (2) | トラックバック (4)

マスコミ(毎日新聞)は軽量化車両が嫌いなようで

今朝の排日新聞、もとい毎日新聞の投書欄「みんなの広場」には、福知山線脱線事故に関して、44歳無職の女性の投書が掲載された。

注)小生JISかな入力である。たまたま人差し指の左右を間違えたので、「まいにちしんぶん」とすべきところを「はいにちしんぶん」とやってしまったのだが、その結果変換された「排日新聞」というのはなかなか秀逸ではないか(笑)。

要するに、軽量化車両をやり玉にあげて、そのために被害が大きくなったのではないか、と述べているのだが、どうして今日あたりになって、こんな見当違いの投書を掲載するのか、理解に苦しむ。本当に投書があったのか、軽量化車両がお嫌いと思われる毎日新聞社の「捏造」投書かはわからないが、それはどちらでもいいだろう。要するに、社として軽量化車両が嫌なのだろうから。

そんな単純なことで済めば、苦労はしない。
重い車両だったら、マンション住民から被害者が出たのではないか、とか3両目以降にも重大な被害が出たのではないか、といった可能性には全く目をつむり、眼前にある事実だけを嘆いているのだ。

それから、この投書の文中にもあったが、マスゴミが好きな「警鐘を鳴らす」という表現。
よく使われるのでしつこくてうんざりだし、何よりも押しつけがましくて、本当に嫌だ。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年5月 7日 (土曜日)

FIFA裁定に対する北朝鮮の反応

北朝鮮のサッカー協会や政府あたりは沈黙しているようだが、体育新聞が代弁している。
曰く、

国際的正義に背く不当なもの
不公正な審判
観客の行為は正当

といったもので、予想されたように自己弁護に終始している。
国際的正義云々とは、韓国のお莫迦大統領も似たようなことを言っていたが、とにかく自分たちが不利益になれば、それは国際基準に反している、となってしまう。

審判の不公正については、(ドイツで問題になったように)買収などの不正行為が明確になったのであれば話は別だが、自らの気に入らない判定を下した、というだけで不公正などというのは単なるつ八つ当たりだ。現行のルールでは、審判の判定は絶対なのだ。

観客の行為を正当化するのは、その裏返しである。どんな理由があって、審判やゲスト国の選手・コーチたちの身を危険に晒していいというのか。それこそスポーツの国際試合のホスト国となる資格などない。

こんなことをくだくだ言ってないで、まずは初の勝ち点取得、そしてB組3位確保に全力を尽くすのがスポーツマンというものだろう。それとも北朝鮮代表選手達は、スポーツマンではなく「工作員」だとでもいうのだろうか。

それにしても、今NHKのBS1で各大陸の予選のこれまでの経過を特集しているけれど、ヨーロッパのいくつかの組は本当に大変だ。W杯本戦でも好成績をあげられそうな国が、3あるいは4入っているグループがある。ここから本戦に出場できるのは1か2なんだよなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年5月 4日 (水曜日)

三方一両損の嘘

今日の日経のスポーツ覧に、武智幸徳記者の署名入り記事で、W杯アジア最終予選の北朝鮮戦の第三国開催・無観客試合というFIFAの裁定について、日本だけでなく、(既に平壌でアウェー戦を済ませた)イーラーンやバフラインに対する配慮もあるものだ、という高評価をしていた。そのことを「三方一両損」的裁定と比喩していた。

私は前からこの三方一両損はおかしいと思っている。というか本当におかしいのだよ。一種の錯覚だ。皆が損する、という気分にさせることで日本人の情に訴えて、この「伝説」は生き残ってきたのだろう。

だが、3人の登場人物がいて、裁きの場のみにおいて、何も生産せず、何も商取引をしておらず、また盗難紛失もないのに、何故3人とも1両損しなければいけないのか?不条理ではないか。

大岡越前は、確かに1両損している。問題は残りの2人だ。
紛失した3両の持ち主は、もともと1人なのに、何故か2人現れたのが、この大岡裁きの発端だ。1人は3両など持っていなかった大嘘つきと言うことになる。こいつが実は2両得している。もともと持っていないのにまんまと2両せしめたのだから。そして本来の持ち主は、3両が2両に減ってしまったから、1両損している。

つまり、大岡越前と本来の持ち主は、それぞれ1両ずつ損をした。都合2両の損が出ている。これを嘘つき野郎が2両せしめたので、差し引きは0である。辻褄は合っている。

大岡越前は、このフィクションの中では、名裁きどころか、自らの懐から盗人に1両余計な追い銭をくれてやったのだ。嗚呼。

| | コメント (9) | トラックバック (0)

師匠の仕事っぷり

FC東京、ご愁傷様。なんで勝てないのだろう。東京のチームということもあり、私はこのクラブには比較的好印象なのだが。

さて、アントラーズは連敗を免れた。初先発で途中怪我で交替退場の興梠君、お疲れ様。ルーキーとしてはまずまず(あれは結果的に2アシストになるのかな?)の活躍というべきか。しかし、もう少しシュートの精度が高ければ、J初ゴール、そして1試合2得点だったのだが、いい場所に詰めていたモトヤンに得点をプレゼントしてしまったね。でも、それまで鹿らしいつなぎができていなかったから、よしとしよう。石川竜のクロスも珍しくドンピシャ。

見所はやはり、後半にPKをはずした師匠だろう。本人も苦笑していたようだが、あそこは何故小笠原が蹴らなかったんだろうか。師匠が譲らなかったのか、それとも彼に1点プレゼントしようとしたのか。

あれが決まっていれば3−0。おそらくその後鹿は怒濤の攻めを見せたと思う。5−0くらいまで行ったかも。
だが、あのPK失敗で、後半の残り40分くらいは、いつものグダグタサッカーを見せられることになった。FC東京も嵌ってしまって、右サイドの強引な突破ばかり(石川直が左に入ってからは左サイドばかり)で、中盤がほとんど機能していなかったようだ。おちょくられていた訳だ。DFのジャーンがカッカ来ていたな。

ところで、柏、どうしちゃったのかな。このままだと今年もまた降格争いだぜ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

脱線事故(続きその12)

一億二千万人、総ヒステリー状態になってきた。
事故車両に乗り合わせていたJR西職員の2人の運転士が、救助活動をせず出社していたことに非難の声が高まっている。一体何人吊し上げれば気が済むのだろうか。何しろ、直接関係ない他社の運転士まで、プレッシャーからか他の原因からか、オーバーランを発生させているくらいだから。

しかし、伝え聞くJR西の労務管理体制ならば、この運転士2人は、遅刻や欠席などすれば日勤教育が待っているだろうから、これはサラリーマンとしては当然の行動である。少なくともJR西という会社の社員としては自然な行動だ。それを後付けであれこれ非難されても、当人達は「なんでや?」と思うだろう。だから気が動転して、などという明らかに嘘とわかる理由をくっつけている。

JR西の幹部連中は、対応が完全にその時々のマスコミから提供される「ネタ」に左右されて、右往左往しておるね。定時運行ができないと日勤教育で締め上げることはできても、定時運行のために何が必要かという具体的なものは何一つ提示しない、という会社だから、定見というものはもともとないのだろう。自らの存立基盤があっさりと崩れてしまったから、場当たり的な対応しかできないのは、当然の成り行きとも考えられる。

テレビでは、乗客や目撃者の「証言」として、オイルの臭いがした、というのまで取り上げて、ああでもない、こうでもない、と囃し立てている。視聴率のためなら何でもありか?

事故の詳細や原因究明は、兵庫県警や国土交通省の事故調査委員会に任せよう。

犠牲者の方は、本当に限りなく0に近い確率の事故に遭ってしまったのでお気の毒であるが、今回の事故は、(直接的なきっかけが何であれ)JR西の体質がやはり根本原因であろうし、日本の鉄道の安全性が一気に崩れた訳ではない。むしろ、安全性に影響のない些細な日常のトラブルや失敗をことさらに取り上げて批判することは、JR西以外の他社にとってはマイナスにしか働かないだろう。

一体いつから我々は鉄道事業者に完璧を求めているのだろうか。人間はミスをするのがつきものだし、機械にもトラブルはつきものである。しかしそれらがすべて事故に結びつく訳ではない。「遊び」は必要なのだ。
大切なことは、些細なミスやトラブルを針小棒大に取り上げることではなく、技術面では、それが重大な事故に結びつく危険性があるものかどうかの適切な判断が現場できることである。そして経営面では、そうした現場の判断がきちんと経営側に伝えられて、適切な措置がとられるかどうか、ということである。

電車に乗っていると、先頭車両に乗らない、だとか、どこそこの場所は安全だ、などという会話を耳にする。
東京でだ。先頭車両に乗らないなどと戯言を言っているあなた、もう地下鉄日比谷線の事故のことは忘れたのかな?お莫迦で浅はかだと、車両の右側は安全で左側が危ない、などと言い出しかねない。もしもカーブが反時計回り(今回と逆)なら左側が相対的に安全なんだぜ。

このシリーズの最初の方で、先頭車両を緩衝車にして空で走らせろ、と述べてその後撤回したが、早々と撤回してよかったよ。そうでないと私もお莫迦の仲間入り(苦笑)。

事故などというものは、その発生状況において、すべて様相は異なる、という当たり前のことが、こういう熱狂状態だと見えなくなってしまうのだろうな。

(追記)
夜8:45のNHKニュースで、JR西の同じ電車が二度オーバーランしたと報じ、もう画面に出てきて欲しくもない村上恒美同社謝罪部長、もとい安全推進部長が、原稿棒読みした後頭を下げている様子を映し出した。

もういいよ。こういう報道とそれに追従するかのように、逐一オーバーランを発表するJR西の幹部の姿勢が、運転士に無用の不安材料を与えているのだ、ということがわからないのか。
こういう些細なミスを、鬼の首でも取ったかのように報道するマスコミ、特に放送局。ならば自社のアナウンサーの読み間違いをすべて謝罪せよ。

| | コメント (3) | トラックバック (12)

トンデモな「大学教授」他

本当に日本の新聞というのは突っ込みどころ満載である。誰か金をくれるなら、仕事にしてもいいくらいだ、と思う人はかなりの数に上るのではないかと思う(笑)。

さて、毎日新聞の今朝の投書「みんなの広場」。投稿主は小笠原林樹なる74歳の大学教授。この方、元文部相主任教科書調査官という経歴で、言語学方面の人のようである。大学教授などという肩書きで投書しているので、匿名にするのはやめた。

氏曰く、ジェンダーフリーという言葉は和製英語でなく、れっきとした英語表現である。英米の新聞、雑誌などでは使われているし、かの地(どこのことだ?)の学者、教育者、評論家も日常頻繁に使っている、とのことだ。

そう言われちゃあ、調べない訳にはいくまい。といっても、やったのはgoogle使った英語のサイトの検索だけどね(笑)。そしたら、確かに出てきましたよ、確かに。でも、上位に来たのはみんな言語学、文法関連のサイトだ。インド・ヨーロッパ語族の多くの言語は、名詞や代名詞に性(gender)の区別がある。英語では消滅してしまったので、これはgender-freeな言語である、ということだ。もっとも、英語でも例えばshipを受ける代名詞がsheであったりするので、かつてshipが女性名詞であったことが窺える。ラテン系の言語は男性と女性だけの区別だが、ゲルマン系やスラプ系ではこれに中性名詞が加わる。ゲルマン系の言語ではドイツ語以外の主要言語(スウェーデン語など)では男性と女性の区別がなくなって、汎性あるいは両性といったgender区分になっているので、英語を追いかけてgender-free化しつつあるということだろう。ドイツ語は頑固な言語だね(^_^)。

小笠原教授。あなたの言うことは確かに正しい。といっても特定の分野に限定してのことだ。
こういうトリックで、善良な一般市民を騙さないで欲しい。かつては文部省に勤務し、今は大学教授とのことだから私学だとしても国の助成が入っているだろうから、あなたは税金泥棒だ。

生物としての人間の性差を否定する、いわゆるジェンダーフリー論者にとって、こういう「援護射撃」はありがたいだろう。もっとも氏自体がジェンダーフリー論者かもしれないが。なにしろ「この概念は日本社会に部分的入っていて」として、看護婦→看護師への言い換えがよい例である、としているのだ。

こんな意見が堂々と掲載されるのだから、新聞の投書欄というのも本当に困ったものだ。

ついでに批判しておくと、この投書のすぐ下には、66歳の京都府在住の男性が、石破前防衛庁長官の徴兵制発言を批判して、「戦争の体験がない者が何を言っているのか」とのたもうている。
そりゃ、あんたは6歳まで戦争が行われていた時代を生きて来たろうよ。でも、じゃあ戦争の何を知っている?戦争を体験してなければ、戦争のことに言及してはいけないというなら、戦争しようじゃないか、と開き直ってみる。もっとも、近代戦を遂行するなら、戦力の質が低くて不揃いな徴兵制はマイナスだ、という事実がある。徴兵制イコール即戦争遂行という短絡的な発想は自らの無知をさらけ出しているにすぎない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ロケットラーメン

小学生の頃(昭和40年代前半頃)、ロケットラーメンという袋入りの即席ラーメンが売られていた。
当時、即席ラーメンは、だいたい一袋30円であったが、ロケットラーメンは20円と安くて、しかも美味いので、近所の店でよく買ってもらって食べた。

これは群馬県高崎市でのこと。東京生まれ東京育ちの妻(同学年)は知らないという。
それで、ネット検索してみたら、岩手県で食べた、という記述のあるサイトをいくつか見かけた。

故郷「宮古」の懐かしい話 いつかまた生まれた街へから

たしかロケットにまたがった少年の絵が袋に描いてあったような気がします。メジャー系では日清のチキンラーメンがありましたが値段が高いので、とにかくいちばん安いという理由で選ばれていたようです。ロケットラーメンは、岩手県石鳥谷でつくられていた地方発のインスタント麺という説もありますが詳細は不明です。そういえば岩手以外では聞いいたことがないし、

yoshida-nica textから
同時に「ロケットラーメンもよく食べたな」という記憶が残っている。「あれも日清食品だったか?」と思って調べてみると,資料が見つからない。どうやら日清食品じゃなさそうだが,あとは不明。故郷(岩手)でしか食べたことがないから,ローカルなメーカーの製品だったのかもしれない。

インスタントラーメンについてから
三十数年前だと思いますが「ロケットラーメン」というインスタントラーメンを良く食べていたのですが、周りはみんな知らないのです。金ちゃんラーメンより安くて袋にはロケットに乗った子供の絵が描いてあったと思います。

美味い店・不味い店から
今から35年以上前に“ロケットラーメン”という袋入りのインスタントラーメンが在ったのをご存知の方いらっしゃいますか?
 子供がロケットにまたがって乗っているイラストが印刷されていた記憶が有ります。
 当時は、商店の棚などに当たり前に陳列されていて、日清チキンラーメン以上にポピュラーな存在でした。
 製造元など詳しい情報が有れば幸いですが、『オ〜ッ、確かにそんなラーメンが在ったよ〜』的な簡単なメッセージでも頂ければと思います。
 周辺には“ロケットラーメン”を知っている人が居なくて、私の記憶違いなのかどうか不安に成っています。

少なくとも、群馬で食べた私がいるので、岩手限定とか東北限定ではないよ。
当時の関係者の方がいらっしゃったら、復刻してくれないかなあ。

ちなみに東京都福生市に「ロケットラーメン」というラーメン屋があり、なかなか評判らしいが、どうでもいい(お店の人、ごめん)。ここの店主ももしかしたら即席のロケットラーメンを子供の頃に食べて、その印象が強かったのかもしれない、などと妄想してみる。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

本日の毎日新聞「余録」を斬る

毎日新聞は、しばらく前に特定の考え方の押し売りはしない、多様な意見を掲載して読者の判断を仰ぐ、という趣旨の電車内吊革広告を打った。ホリえもんが、既存のメディアを殺す、という発言をした頃のことだ。多分に「世論」を気にしての広告であることがうかがえて、おかしかった。しかし、左翼的な本質はどうにも隠しようがないらしく、日々そこここに顔を出す。本日の「余録」(その名前とはうらはらに、単なる付け足しコラムではなく、社の本音を吐露する場所らしい)もそうした内容だ。

全文引用はもちろんできないが。昨日の憲法記念日の護憲ムードを引きずっているようだ。
要は、隣の巨大な共産主義国家と喧嘩しないでつきあえ、ということ内容なのだが、およそ日本の新聞社のあるべきスタンスとも思えず、その隣国に阿っている。

以下、部分部分を引用しながら、突っ込んでみよう。

>>五四運動記念日の4日にデモを呼びかけるネットの書き込みに当局が目を光らせている。

いかにも、当局がまともな対応をしているような書きっぷりだが、あの国ではそもそもネットの書き込みのすべてが日常的に監視の対象になっている。マッチポンプをやりながら予想以上の「反乱」の広がりに手を焼いて、対外的にポーズをとっているだけなのを、ことさら持ち上げているのはどういうつもりか。

>>9日には、日本に対華21カ条要求をのまされたあの屈辱を忘れまいという「国恥記念日」が控えている

どの国にも、恥辱の歴史はあるだろう。日本など、それこそ大東亜戦争停戦後の東京裁判がその一つにあたる。しかし、そういう歴史をいつまでも後ろ向きの姿勢で保持している国もそうそうないだろう。死者の墓を掘り起こしてまで痛めつけるという「文化」の国ならではだろう。そしてそれを擁護しているかのようなこの書きっぷりも見事と言うしかない(笑)。

>>反日デモを江沢民時代の愛国教育のせいだという見方があるが、中国の抗日教育はそんな付け焼き刃ではない

まず、何度も言うが、反日「デモ」ではなく反日暴動だ。
それにしても、この文章は何が言いたいのだ。抗日教育を褒めているのは明白だが、それを付け焼き刃ではない、などと自信たっぷりに断定しているのは、自らも朝日の尻を追いかけて御注進記事を乱発し、付け焼き刃でない抗日教育の片棒を担いだからなのだろうか、と皮肉の一つも言いたくなる。

特定の国や民族に対して、それを殲滅して当然であるかのような教育は、人を育てるという意味の本当の教育ではないし(これは韓国の大莫迦大統領も同じようなことを言っていたな。日本と日本人は存在してはいけない、などと)、そもそもこれじゃあ、ユダヤ民族を抹殺しようとしたナツィスドイツとどこが違うというのか。

>>北京の事務所に長期滞在する知り合いがいた。(中略)ある日、息子が(中略)「中国人の同級生を殴った」と言った▼九一八の特別授業で反日気分の高ぶった同級生から「小日本、小日本」とからまれたという

この後の文章の展開は、この喧嘩を前提にしている。そもそも本当にあったことなのかどうか定かではない。竹橋で作り出されたフィクションかもしれないが、それは確かめようもない。

だがなあ、まず、そんな特別授業するなよ、と(無駄を承知で)言いたい。そして

>>父親は驚いた。「わけはどうあれ、手を出した方が悪い。謝ってこい」

出ました。お得意の「非暴力主義」。こんなの反日授業をやる方が悪いに決まっている。殴った息子はもしかすると自らの身の危険を感じたのかもしれない。この父親は、もしも息子が手を出さずに怪我をして帰ってきたら、「よくぞ手を出さずに我慢した」と褒めるのだろう。そして「謝罪と補償」を相手に要求したら、「我々に責任はない。すべて小日本が悪い」と続く。あ、いや、話が逸れた(笑)。

>>息子が父親に言った。「謝ったよ、おれが悪かったって」(中略)「おれのおやじはいつも『人の嫌がることはするな』と教えているが、君のおやじはどう教えているのかと聞いたら、真っ赤になってた」▼このけんか、息子の勝ちだ。父親は、息子を見直した。

相手がまともな奴なら、これでよい。だが、この相手はその場では言い負かされて真っ赤になっても、すぐに忘れる。何しろ抗日教育は「付け焼き刃でない」からな。翌年の同じ日に同じ授業をやったら、また同じ光景が繰り返されるのは明らかだ。

>>数を頼んで投石する中国人の反日デモは困る。

だからデモじゃなくて、既に暴動なんだってば。
それに、あんたらのご注進の結果、巡り巡ってこういう事態になったんだが、それを困る、と言われても困る(笑)。

>>日中友好団体の事務所に投石してこそこそ逃げる日本人の嫌がらせもみみっちい。

同意できるのはこの文章だけである。

>>けんかするなら、もっと堂々とできないものだろうか。もちろん手を出さずに。

そのやり方を教えてくれい。やってみるから。

で、私の結論だが、前に書いたのと同じことの繰り返しになる。
中華人民共和国という、幻想と歪曲の上に成立している共産党独裁王朝国家の存在を前提にして、仲良くしようとか、手を出さずにけんかしよう、と言っても意味がない。レーガンがソ連を解体に追い込み、ローマ教皇故ヨハネ・パウロ二世が祖国ポーランドの民主化を促進したように、この独裁国家を積極的に崩壊に導き、国際常識の通用する真に民主的な国家が後継となった時に、初めてまともなつきあいができるのだ。今の日本に、そんなことは期待できないが。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2005年5月 3日 (火曜日)

鹿島一敗(ちとコメントが遅いけど)

1日の日曜日の鹿・桜(アントラーズ・セレッソ)戦をテレビ観戦した。
この試合までに両チームの対戦成績は全くの五分。鹿は桜が一番の苦手である。桜が二部落ちした時にも負けているくらいだし、髭はセレーゾがセレッソに負けたなどと駄洒落を発していた(セレーゾは葡語、セレッソは西語)。

だから、負けパターンはだいたいわかる。そうならなきゃいいが、と思っていたとおりの展開で負けてしまった。2位の名古屋も負けたし、3位以下に「降格争い」させるのもリーグが盛り上がらないから、いいんだけど、と強がりを言ってられるのも今の内かもなあ。スタートダッシュに成功すると鹿は中だるみする傾向がある。

さて、負けパターンだが、桜の速攻に前半の早い時間で先制を許す、というものだ。特にサイドをえぐられて。ひどい時は開始1分くらいで先制されたこともある。桜のJでも指折りの攻撃力に鹿のDFが混乱するのだ。今回の試合は、開始直後から猛攻をかけていたので、あそこで先制しないとまずかったのだ。ラストパスでなくシュートを打てよ。

前半18分、古橋にゴールを許す。前半惜しいチャンスが何度かあったが同点にできず。この時点で負けを覚悟した。ゼカルロスって柔らかくて突破力・キープ力もあり、いい選手だ。彼がいるのでサイド突破やサイドチェンジも効果的。

先制されると桜はカウンターをちらつかせながら守りに入る。守備が崩壊していた昨年は、4-3で逆転なんて勝ち試合もあったが、今期の桜は守備が堅そうだ。後半、師匠こと鈴木隆行を投入するが、中盤ができていないのでセカンドボールが拾えず、師匠は孤立気味。ドリブルによる強引な突破が目立つが、人数をかけた桜のDF陣は3人で囲む。途中出場のルーキー興梠もシュートをふかしてしまう。前節の2年目・増田も3本ふかしていたな。鹿の新人は宇宙開発が得意か。ジーコの「シュートはゴールへのパス」という教えは過去のものか?

出ずっぱりの選手は連戦で疲れているようだが、それはどこも同じこと。いい訳にはならないね。どことはいわないが、過密スケジュールを敗戦の理由にする監督もいるようだが。

前々節くらいまでは、攻撃の緩急が効いていたが、前節くらいから急はちと強引、緩はほんとうに気持ちが緩んでしまっているようなのが気がかりである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

脱線事故(続きその11)

昭和20(1945)年8月15日以降、今日まで、運行中の列車・電車などによる事故で、死亡者が10人以上出たものは、15件ある。このうち昭和23(1948)年までに9件が発生している。人災の要素もあるが、危機・設備類に問題があったものもかなりあり、戦後の混乱期ということで致し方ない面もあるといえよう(と言い切ってしまうのは、続けざまに同一箇所で事故を起こして批判された近鉄の例もあり、問題がないとはいえないかもしれないが)。昭和26(1951)年の桜木町火災も、時期的には(サンフランシスコ講和条約の年であり)戦後の混乱から脱した時期といえよう。

戦後の復興期を抜け、高度経済成長期にさしかかった時期の事故は3件である。このうち鶴見事故は自然に起きた競合脱線ということで、致し方ない。六軒駅列車衝突事故と三河島事故は、複数の列車が事故に絡んでいて、死亡者数が多くなっている。

1970〜80年代は、国内で死亡者数が二桁に達する鉄道事故は起きていない。国鉄が分割民営化されたのは、この間の1987(昭和62)年のことである。

今回の福知山線の脱線事故は、戦後の混乱期も含めて、最近60年間の単独の列車の脱線としては最大規模のものであることがわかる。

そして何より特筆すべきなのは、国鉄分割民営化がなされ、時代が平成に移って以降、2件の重大事故が起きているが、いずれもJR西日本が絡んでいる、ということだ。同社の安全軽視の体質は、こんなところにも如実に現れるのである。

●戦後の大規模鉄道事故(死亡者数10人以上)

番号年月日事故名称死亡者数
11945.8.22肥薩線列車退行・乗客窒息事故49人
21945.8.24八高線多摩川鉄橋衝突事故105人
31945.9.6中央線笹子駅衝突事故60人
41945.11.18神有電鉄転覆事故45人
51946.1.28小田急線脱線転覆事故30人
61946.12.24近鉄電車追突事故18人
71947.2.25八高線脱線事故187人
81947.4.16近鉄生駒トンネル電車火災事故28人
91948.3.31近鉄奈良線花園駅列車追突事故49人
101951.4.24根岸線桜木町火災事故106人
111956.10.15参宮線六軒駅列車衝突事故42人
121962.5.3常磐線三河島事故160人
131963.11.9横須賀線鶴見事故161人
141991.5.14信楽高原鉄道正面衝突事故42人
152005.4.25福知山線脱線事故107人

  1. トンネル内において、蒸気機関車牽引の列車が勾配を登り切れず停止。窒息を逃れようと降りた乗客がトンネル内を歩いていたところ、窒息防止のため後退した列車に轢かれ49人(53人説もあり)が死亡。戦争による鉄道施設疲弊、石炭の品質低下、列車の超満員、案内設備の未整備、乗客の誘導連絡不十分などが原因
  2. 単線区間における正面衝突事故 暴風雨によるダイヤの乱れと機械・電話の故障のため、職員の取り扱いミスから同一閉塞区間内に上下線が進入。死亡者数は104人とも。
  3. 下り列車が笹子駅に進入の際、制動機故障のため引込線先端の車止めに衝突して、岸壁に衝突客車3両は脱線大破。機関士、機関助士と共に居眠りしてブレーキをかけ遅れたのが原因
  4. 現神戸電鉄。ブレーキが利かず急勾配を転げ落ちた。運転手の運転ミスが原因と思われる。 死亡者数は48人とも。
  5. 停車中にブレーキが緩み下り勾配を駆け下りた。原因不詳。
  6. 後続電車の信号無視が原因らしい。急勾配とトンネル内での事故が被害を拡大。
  7. 客車列車が下り勾配で過速度により脱線・転覆。食料買出客による列車の超満員と老朽木造客車が被害を拡大した。
  8. 電車の抵抗器からの発火が原因らしい。 急行電車が、生駒トンネルを走行中にブレーキが効かなくなり、トンネル内からの下り坂を加速・暴走して河内花園駅で前方の普通列車に追突。木造車体がほとんど粉砕された。
  9. 空気管の老朽化による急行列車のブレーキ故障が原因。生駒トンネル走行中に故障し、急勾配を下る際に加速した。
  10. 架線工事ミスにより垂れ下がった架線と車体が接触し発火。車両の屋根に燃えやすいペンキが塗られていてあっという間に火が燃え移り、火がシートや床などに燃え広がるとちょうど煙突のようになって車内は火と煙で充満。自動扉を手動にするドアコックの位置が分かりにくかったことで多くの乗客が車内に閉じ込められ、被害が拡大した。
  11. 現紀勢本線。松阪市郊外にある参宮線六軒駅構内で上り列車を退避するよう指令を受けた下り快速列車が安全側線に進入して脱線転覆し本線を支障。そこに遅れていた上り快速列車が衝突し、機関車と客車が脱線転覆。単線区間で、遅れた列車にあわせて運行手順を変更したためにおきた。
  12. 常磐線三河島駅構内で支線から本線に進入しようとした貨物列車が赤信号の見落としにより安全側線に進入し脱線、本線を支障したところに本線の上下列車が相次いで衝突した。貨物列車の運転士が信号を見落とし、下り列車の乗務員が列車防護を取らなかったとされる。
  13. 東海道本線鶴見・新子安間で、下り貨物線を走行中の下り貨物列車の貨車3両が脱線して上り旅客線を支障、直後に上り旅客線を走行中の東京行列車が貨車に衝突して電車3両が脱線、下り旅客線を走行中の久里浜行電車)の側面に衝突した。「競合脱線」と呼ばれる貨車の自然脱線によるもの。各列車の運転士や乗務員に不正や不手際はなく、線路や貨車の欠陥も認められなかった。
  14. 貴生川行列車が信楽駅で赤信号のまま単線区間に進入したため、乗り入れてきたJR西日本の臨時快速列車と正面衝突。その契機となった信号故障についてJR西日本と信楽高原鐵道の言い分が異なるが、JRが信楽高原鐵道に無断で設置した「方向優先てこ」と、信楽高原鐵道がJRや運輸省に知らせずに実施した信号設備改修工事の双方が設備不調の原因とされる。

参考サイト
図説▽戦後の主な鉄道事故
抹香鯨の鉄道事故年表
ウィキペディア 鉄道事故
八高線多摩川鉄橋衝突事故(1945年8月24日)について

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年5月 2日 (月曜日)

紛らわしいサイト名によるPC乗取りトラブルにご用心

Googleのスペルミス悪用サイト、アクセスするとPC乗っ取り
「google.com」と入力するつもりで「googkle.com」としてしまうと、複数のマルウェアが自動的にダウンロードされ、PCが乗っ取られる。

ITMedia Enterprizeより

というのは、ご存じの方も多いと思う。

それでもって、更にご注意を。4月28日に受信したメールに、こんなのがありました。
タイトルは「おめでとうございます」で、本文が「貴方に一万円ご当選しました。詳細はこちらですので、早急にご覧下さい。」とあって、その次に上記googkleに誘導するリンクが張ってある。うっかりクリックすると、普段googleにアクセスする時に手入力ではない人でも、この悪さに引っかかってしまう、という訳。

いずれにしても、怪しいメールから張られているリンクには近づかない、という大原則が重要ということだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年5月 1日 (日曜日)

少しのんびり行こうか

先月は、末の福知山線の脱線事故もあり、何とブログを始めて以来初めて、毎日何らかの記事を投稿するという結果になった。これから先もこんなペースで続けたら息切れしてしまうので、少しスローダウンしようと思うが、どうなることやら。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年4月 | トップページ | 2005年6月 »