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2005年4月26日 (火曜日)

何故こんないい加減な表現をするのだ、マスコミ

フランスでバス事故があり、日本人女性2人が亡くなった。尼崎の脱線事故の直後だが、日本人、何か呪われているのか?

ところで、このバス事故を報ずるYahooに配信された共同通信のニュースだが、見出しが

バス事故で邦人2人死亡 パリ郊外、高速道から転落

とある。ところが本文を読むと、

パリの西方約75キロの高速道路で観光バスが道路脇に転落、横転

となっている。日本でも、東京都心から75kmも離れたら、東京郊外とは言わないだろうが、パリの場合まずそれはないだろう。なにしろ都心から20kmも離れれば、森がたくさんの丘陵地の中に、のどかな集落が点在するような場所なのだ。もちろんニュータウン開発されているところもあるが。パリを知っている人間が記事作成からチェックまで全く関わっていないのではないか。
(もしも見出しをYahooのスタッフがつけているとしたら、そちらの問題だが)

こんな見出しでは、見た瞬間に位置関係を誤認する。
もしも本当の「パリ郊外」に旅行している身内や知り合いがいる人だったら、これを見た瞬間不安になるはずだ。マスコミに過剰な期待はしないが、せめてこれくらいのことは正確に伝えてくれよな。

(追加)
毎日新聞の配信はさらに劣悪。見出しも本文もパリ郊外としか表記していない。
逆に読売新聞は、見出しは「仏で」、本文には「パリから西に約75キロのエキビリー付近の高速道路A13(パリ—ルーアン)」と位置や固有名詞を明示している。これが「きちんとした仕事」というものだろう。

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