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2005年4月12日 (火曜日)

人を幸せにするはずのものが人を不幸にした事故

こんなニュースがあった。

 栃木県矢板市で3月、大型トレーラーが道路脇の石垣に激突、炎上して男性運転手が焼死した事故で、同県警は、直前を走っていたダンプカーの荷台から落下したアスファルト塊(重さ約580キロ・グラム)が、トレーラーの運行を妨げた疑いを強め、来週にも、ダンプカーを運転していた同県河内郡の男性運転手(61)を業務上過失致死の疑いで書類送検する方針。

 ダンプカー運転手は、調べに対し、「まったく落下に気付かなかった」と話しているというが、県警は、荷台に覆いをするなどの荷崩れ防止措置を取っていなかったことから、運転手には、道路交通法で定められた転落防止義務を怠った過失があるとしている。

 事故は3月1日午後11時45分ごろ、矢板市中の国道4号で発生。宇都宮市峰、運転手浜名正明さん(当時34歳)のトレーラーが中央線を越え、前から来た大型トラックに接触したうえ、道路右側の石垣に激突して炎上。浜名さんは焼死した。

 矢板署などの調べで、トレーラーの下から縦約80センチ、横約110センチ、厚さ約40センチのアスファルト塊が見つかり、浜名さんが事故直前、無線で「あっ、危ない」と叫ぶのを後続の同僚が聞いていたこともわかった。

 鑑定の結果、アスファルト塊は、近くで行われていた電話線地中化工事で排出されたもので、工事現場からアスファルト再処理施設に向かった河内郡の運転手のダンプカーが、路地から国道に出た際に落としたことを突き止めたという。
(読売新聞) - 4月12日3時9分更新


小生、もう10年近く前だと思うが、小雨で薄暮という状況の常磐道を走行中、前方に落下物を発見したものの、正体がわからないままよけきれず、ガリガリという音ともにしばらく走行を続けたことがある。

幸いPA(パーキングエリア)が近かったので、緊急避難し、ガソリンスタンドで落下物を取り除いてもらった。比較的大きな何かの金属片だったが、固まりと言うよりはクシャクシャになった板状のものだったので、大きな被害は受けなかった。しかしスタンドの係員は、このまま走ったら危なかったでしょうね、とも言った。

今回の事故では、580kgのアスファルトの塊である。亡くなった運転手はさぞ恐怖だったろうと想像する。そして冥福をお祈りする。他をも巻き込んだ大災害にならなかったのが不幸中の幸いかもしれない。

アスファルトを落下させたダンプの運転手には、厳罰で臨んでもらいたいが、ともかくこのいい加減な態度に腹が立つ。死ぬまで車を運転できないように処分して欲しいとも思う。また、事後の厳罰処理だけでは、こういういい加減な積荷はなくならないだろうから、何らかの有効な対策があって然るべきである。とりあえず小生にすぐに妙案はない(というのも無責任だが)。警察は陰険なねずみ取りなんぞやってないで、もっとこういうことに目を光らせるべきだろう。

そして、もう一つ残念なことは、このアスファルトが、電話線地中化工事の排出物であることである。
電話線の地中化は、情報インフラを整備し、同時に都市景観を改善する事業である。そういう国民の利益のための事業からでた排出物が、1人の国民を殺してしまったという事実に、やるせない思いが募るのである。

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