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2005年4月30日 (土曜日)

JR西日本買いたい、もとい解体案という戯言

国鉄の分割民営化に伴って誕生した6つの旅客輸送会社だが、それぞれに地域割りに伴う構造的な問題がある。北海道、四国、九州は島部ということによる経営基盤の弱さが最初から言われており、基金もつけて分離された。東海は東海道新幹線頼み、西日本、東日本はそれぞれ京阪神、首都圏という大都市圏頼み。

それでも、東海は東海道新幹線が圧倒的に強いのと名古屋圏も抱えている。
東日本は航空機と競合しない新幹線がそこそこの収益があり、また首都圏でも私鉄と競合する区間は少ない。
首都圏では方面別にJRと私鉄の路線が分かれている構造だからだ。

これに対して西日本は、山陽新幹線は航空と競合し、ドル箱たるべき京阪神では私鉄と競合している。

つまり今回のような企業の病理が、唯一発生しやすい構造だというべきだ。

で、論理の飛躍を覚悟で、実現性も無視して、ブログ上での遊びと割り切って、JR西日本を解体してみよう。
どうするか。

JR関西、JR中国とJR北陸に分離するのだ。山陽と北陸には基金をつけてもよい。本社はそれぞれ大阪、広島、金沢。

北陸新幹線が金沢まで開通したら、当然営業主体はJR北陸で、かつ在来線は第三セクターに分離する。ただし、北陸本線以外の路線(城端線、七尾線といった路線)は分離しない。一番経営基盤が弱そうなので、なんなら東日本と東海に分割吸収というのもあるかも。

JR中国は、山陽新幹線と中国5県を担当。中国地方の地域輸送に力を入れ、また航空と競合する山陽新幹線のサービス向上と安全輸送に徹してもらう。

そして残りがJR関西。少なくとも、広大な日本海側の路線を維持する重荷から解放されるのだから、その分収益第一主義を脱して、安全に投資して欲しい、ということ。

以上、戯言でした。

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脱線事故(続きその10)だめだな、この会社は・・・

読売新聞のネット配信ニュースから。

 兵庫県尼崎市のJR福知山線で脱線事故を起こした快速電車が、直前に停車した伊丹駅でオーバーランした距離について、複数の乗客が「JR西日本が明らかにしていた40メートルではなく50メートル以上だった可能性が強い」と証言している。

 この問題では、亡くなった運転士と車掌が口裏合わせしてオーバーランの距離を「8メートル」と虚偽報告、その後、JR西日本が「40メートル」に訂正していた。

 証言したのは、兵庫県伊丹市の女子大生ら。女子大生は快速電車の3両目のほぼ中央に乗車しており、「伊丹駅に停車した時、目の前にホームがなかった」と話している。

 快速電車は1両の長さが約20メートルで、この証言通りなら、少なくとも50メートルがホームからはみだしていたことになる。JR西日本は「正確な距離の確認方法がなく、伊丹駅での行き過ぎはあくまで約40メートルと考えている」としている。

この女子大生の証言を信用すれば、あるいは複数の証言からこのことが裏付けられれば、「正確な距離の確認方法がなく」というのは虚偽になる。何故40mに拘るのだ。40mが50mであっては何がまずいのか?続きその9でも言及したが、ことここに至ってはオーバーランが問題なのではない。ましてやその距離の10mの違いが一体なんだというのだ。1mと11mというならまだわからないでもないが。

現実を直視し真実を認めようとしない会社が、いくら安全に配慮します、ダイヤを見直します、といっても信頼して乗車などできないではないか。乗車券を購入し(あるいは車内精算などをする意志があり)た時点で、JRと乗客との間には旅客運送契約が締結されたことになり、JR側はこの契約に基づいて安全配慮義務が生ずる。
義務の範囲については判例などによっても異なるようだが、JR西日本はわかっているのだろうか。乗客を荷物くらいにしか思っていなかったのではないだろうか。

真摯で優秀な技術者ならば、間違いは間違いとして率直に認めて、次から同様の間違いを犯さないようにするものだ。JR西日本の経営幹部には、そうした技術者はいないのか、文系優位なのか?

それから、脱線した車両だが、車体が異常に振動したという乗客及び車掌の証言があるようだ。これは整備不良ないし故障を意味するのか?仮にそうだとすれば、やはりきちんと点検整備しなかった責任ということになり、いずれにしてもJR西日本の罪は深い。

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久々に見た宇宙戦艦ヤマト

昨29日、CATVのファミリー劇場で、宇宙戦艦ヤマトの連続放映をしていた。
時間がないのと疲れるので、昔見たことのある第1作(イスカンダルとガミラスの出てくるの)と第2作(白色彗星帝国ガトランティスのやつ)を見てみた。宮川泰氏の音楽はお気に入り(^_^)。

改めて、科学的に見ると突っ込みどころ満載なのだが、所詮SFアニメなので、気にすることはない。
と思ったが、やはり気になる。例えば

  • 波動砲打ったら反動が・・・→重力アンカーで吸収→で、重力アンカーって何よ?
  • ヤマトの加減速能力は非常に高く、かつ表面は相当に摩擦熱に強いと思われる。そうでないと墜落するか溶けてなくなるしかないはず・・・・
  • 真田技師長最高!ガミラスからヘッドハントされるよな、あれじゃ。
  • 古代守とスターシア・・・イスカンダルの新しいアダムとイブって、DNA共通かよ?それに近親結婚ですぐに滅亡するんじゃないかな。たくさん生めば大天才も生まれるかもしれないが・・・・
  • 地球よりも科学レベルの高いはずのガミラスやガトランティスだが、何故か、あるいは進みすぎた科学故か、白兵戦に異様に弱い。それから、科学技術が極度に発展して、政体はナツィスのようになるのは何故?
  • イスカンダルからの贈り物「コスモクリーナー」。あんな狭いヤマトの艦内で放射能(正しくは放射性物質だろうが)の除去実験に成功したからといって、全地球規模で大丈夫なのかよ?
  • その「放射能」だが、何故か酸化第二鉄の微粉末みたい(笑)。まあアニメなので視覚的にわかりやすくしている、という意図はわかるけど、もう少し何とかならなかったのかなあ。もともと放射線そのものは無色だ。
  • イスカンダルは地球から14.8万光年離れているそうだ。で、地球がその比較的端っこに位置している銀河は直径が約10万光年。でも、イスカンダルからの帰路、何度かワープして距離を稼いだ後、銀河全体を見ている(笑)。10回ワープとして約4万光年くらいか。1回で約4000光年。で、銀河を見た後のただ1回のワープで太陽系に入っちゃう。うーん・・・・まあいいか。
  • 最強のガトランティス。何故にテレサの一撃であんなにあっさり滅亡するのだ。まるで黄門様の印籠だな。
  • ガミラスのやつらに血液があるとしたら、あの肌の色からしてヘモグロビンではなくヘモシアニンが成分か。だとすれば、イカみたいに腹の中は墨で真っ黒か(笑)。でもやつらは確か酸素があると駄目なのではなかったかな。
  • 何故かヤマトの乗組員は全員日本人。西暦2200年までには日本国憲法は改正され、宇宙開発も世界最先端になっているわけだな。

こんなサイトもあるんだね。時間のある時にじっくり見てみよう。
宇宙戦艦ヤマト疑問対策本部

それにしても、これだけ突っ込みどころ満載にもかかわらず、何度見ても楽しめる宇宙戦艦ヤマトは、やはり史上最強かな。

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ある意味痛快なニュース

[オスロ 28日 ロイター] ノルウェーの裁判所は、女性が男性を強姦したとして懲役9ヶ月の実刑に処す判決を下した。平等主義を誇りにするノルウェーにしても史上初の判決だ。

西部ベルゲンの裁判所に被害者が申し立てたところによると、昨年1月、被害者(31)がパーティの最中にソファの上で眠ってしまい、ふっと目が覚めると23歳の女性が自分にフェラチオをしていたというのだ。

ノルウェーの法律では「無意識もしくは何らかの原因によって拒否できない状態で性行為を行うこと」は全て強姦と規定される。

裁判所は27日、女性に懲役8ヶ月、4万ノルウェークローネ(約67万円)損害賠償を支払うよう命じる判決を下した。

女性の弁護士はノルウェーの通信社NTBに「あまりに厳しい判決です」とコメント。女性は被害者は目を覚ましており、合意の上だ、と主張していた。

検察は懲役10ヶ月を求刑、裁判所は男性より女性に寛容であってはならない、と主張。これは女性がレイプで有罪になったのノルウェー史上初の判決だ。

ノルウェーには男女平等の伝統がある。例えば、ヒエル・マグネ・ボンネビーク首相の閣僚の40%が女性だ。


平等主義を誇りにするノルウェーにしても、だと??。これぞ平等主義ではないのかね?
ノルウェーの事情は多少わかるつもりだ。20年前に旅行した時に、既に路線バスの運転士として女性が普通に勤務していたのを見ている。しかし、そこまで男女平等が徹底しているのに、この記事に出てくる女性弁護士とやらは、なかなかに甘ちゃんである。

「ジェンダーフリー」なる和製英語を振りかざして、女性優位社会をつくろうと画策している輩は、このニュースにどんな反応を示すのだろうか。きっと黙殺するんだろうけどね。

もっとも、23歳の女性がフェラチオしてくれるのなら、その女性がよほど「ストライクゾーン」からはずれてない限り、オレなら訴えないけどね(笑)。でも、その女がAIDSもちなら話は別だ。

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脱線事故(続きその9)

福知山線の脱線事故以降、オーバーランと置き石が増えているとの報道である。
オーバーランは関西で、置き石は関西以外でもあるという。

置き石については、なんて民度の低い奴らが我が日本にもいるのだろうと思う。
昼のNHKニュースでは、阪急神戸線に置き石をした疑いで26歳の会社員2人が逮捕されたと報じていた。当人らは線路内に立ち入ったことは認めているが置き石は否認しているのだそうで、じゃなんで、この時期にわざわざ(はねられて死ぬかもしれない危険を冒してまで)線路に立ち入ったというのだ。こいつら精神年齢は小学生並みだな。いや、小学生にそれじゃ失礼だ。まともな子供ならこんなことしないもんね。

置き石では脱線しないことを証明しようとしているんだろうか。研究熱心だねえ。でも、運転士が置き石くらいでは脱線しないと証言しているんだよ。不謹慎を承知の上で言えば、置き石をした連中は、じゃあJCOの事故の後、ウラン化合物をステンレスバケツで扱って、臨界に達するがどうか実験しようとしたのかね。

往来危険妨害の罪をもっと重くせよ。殺人未遂罪適用でもいいかも。

オーバーランに関しては、29日の毎日新聞のネット配信ニュースで、こう報じている。

京都府宇治市と岡山県のJR駅で29日、オーバーランが相次いだ。JR西日本管内では、脱線事故を起こした快速が25日に伊丹駅でオーバーランして以来、5日間連続で計8件となった。JR西日本は「問題視されていることもあり、公表の範囲を広げている」と説明している。
おい、問題視されているのはオーバーランではなくて、JR西日本の会社の体質だぞ。どうして、こうも表面的な事象にこだわるのだろうか。

確かにオーバーランは問題かもしれない。だが、46歳の経験10年のベテラン運転士がブレーキのタイミングを誤って30m行き過ぎたという。こんなことは、通常では考えられないだろう。私が常時利用する東京の都営地下鉄三田線では、確かに時々荒っぽい運転をする電車に乗り合わせることはあるが、オーバーランなどドア1枚分くらいが月に一度あるかないくらいだ。もちろん乗っていない電車の方が多いから、もっと頻度は高いかもしれないが、数十メートルの行き過ぎなど論外だ。

脱線事故の影響で、JR西日本は、自らの経営体質を改めようとするのではなく、ますます運転士など現場に圧力をかけているのではなかろうか。それと、あまりにも乗客やマスゴミもオーバーランに過剰反応しているのではないだろうか。

バスの高速道路での横転事故もあった。電車やバスの運転士に、過剰なプレッシャーがかかっている現状は異様である。自戒も込めて、公共交通機関の運行の遅れはもう少しおおらかに受け入れ、そしてプロの仕事をもっと信頼しようではないか。

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6月8日のW杯予選・北朝鮮戦のFIFA裁定

3月30日の平壌でのイーラーン(イラン)戦の暴動により、無観客試合・第3国開催、ということで裁定が降りた。イーラーンの選手のインタビューをテレビニュースで見たが、彼らは本当に生命の危機を感じたらしい。

無観客試合は、ある程度予想されたことだが、第3国開催まではないだろうと思っていた。結局、北朝鮮への応援ツァーはなくなってしまったわけだ。

どこで開催されるのだろうか。新聞などでは東南アジアあたりではないかと報道している。だとすると、マレーシア、シンガポール、タイあたりか。昨年のアジアカップや最近の反日暴動の問題があるから、いくらなんでもシナということはないだろう。
6月3日にアウェーのバフライン戦がマナーマで開催されるので、そこからの移動の問題もあるし、気候の問題もある。どこで開催されるかによって、移動や調整のスケジュールに影響されるだろう。タイなどは親日国だし、暑いだろうけれど比較的やりやすいかもしれない。暑さを言うなら、どうせバフラインも暑いだろうし。

まあ、いずれにしても、「眼下の敵」であるバフラインをアウェーで叩けば、彼我の勝ち点の差が5となるから、ドイツに向けてかなり前進する。雑音に惑わされずに、6月3日に勝利することが重要だ。

北朝鮮が異議申し立て、そしてFIFAが却下、北朝鮮残り試合を棄権、などとなったら、各国ともそれまでの北朝鮮との試合がなかったことになるそうだ。そうすると、

イーラーン 勝ち点4 ○(対日本) △(対バフライン)
日本    勝ち点3 ○(対バフライン) ●(対イーラーン)
バフライン 勝ち点1 △(対イーラーン) ●(対日本)

となって、結局現状と順位は同じことになる。3か国とも北朝鮮に勝っているからね。

いずれにしても、各国とも3位以内が確定するので、最悪でもA組3位とのアジア5位決定プレーオフに出場する権利は残ることになる。だが、今後の自国のサッカーの発展のためにも、北朝鮮には棄権などせず、残り3試合を堂々と戦って欲しいものだ。B組3位の可能性だってあるのだから。

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2005年4月29日 (金曜日)

爆笑、ネットと放送の融合

テロ朝のJチャンネルで、今「グルメコーナー」をやっている。レポーター役の、いかにも軽そうな姉ちゃんが、理性をなくして「エサ」に食らいついている。

なんでも、ホリえもんが自身のブログに食べたことを垂れ流している、レストランのメニューを追いかけている。うーん、「究極の」ネットと放送の融合だな。

何故グルメ、と聞かれて、ホリえもんは「物質文化に対する反省」と言っている。本気かい?なお、物質文化は物質文明の間違いだろう。食は瞬間で消えて、美味いものは記憶に残るからだ、とさ。

最後に、食は文化だ、皆金をかけなさすぎる、ちょっと金をかければ美味いものが食える、と言い放った。
それさあ、まず自分のところの社員に言ってみてよ。そんな給料もらってない、って反発が返ってくるんじゃないのかな。もっともそんな反論したら、降格か解雇かもな。

で、結局は自分が批判している物質文化とやらにどっぷりつかって、価格が高くて美味いものを食っているホリえもんをテロ朝もなぜか賞賛しているようだった。うーん、「至高の」ネットと放送の融合だな。

一方、同じ系列の朝日新聞は、食糧自給率の向上や地産地消を盛んに煽っているのだろう。ネットと新聞は融合しなさそうである。

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いまさらの個人情報保護法

休日の寝坊を妨げられた。非通知の電話なら無視するのだが、番号通知だった。
大宮の会社からのセールス電話である。くそっ!
営業妨害になるといけないから、社名は伏せ字にしておく。「ク○オ」だと?知らねえよ、そんな会社。
どこで電話番号とオレの名前知ったんだよ。東京都○○区を優先的に価格を割りびくだと?胡散臭せえ。
元の値段聞かなかったけど。

で、何だ、その「○レオ」(笑)って会社。光触媒の塗装だと?ここは賃貸マンションだぜ。家主に勝手に工事なんかできねえよ。そこまでは調べがつかなかったのだな。ということは、自前で情報収集したのでなく、名簿業者あたりから入手したのだろう。どこから漏れた?オレの個人情報持っているところからだとすると、銀行か、ソニーか、楽天か(笑)?金はないけど某証券会社にも一応個人情報が行っているなあ。

個人情報保護法の施行で、むしろ悪質な業者がアングラで蠢くようになったらしい。
こうなったら、現実を受け止めて、如何に理不尽なセールス電話の類で、かけてきた相手をおちょくって、それをネタに楽しく生きるか、開き直ろうではないか、ガッハッハ。

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脱線事故(続きその8)

福知山線の脱線事故で、入院患者が133人いて、うち13人はICU(集中治療室)に入っているという。
これ以上、死者が増えないことを祈るばかりである。治療に当たっている関係者の奮闘と、入院中の方の精神力に期待する。看病している家族の方々は大変でしょうが、頑張って下さい。

さて、小生、今回の事故を巡って、このブログと一部他のブログで、軌道幅のことに触れた。これに対してhinaさんの「ひな私語録 ブログ版」で言及した記事がある。

ちょっと話は逸れるが、私は1,435mm幅は絶対に広軌と言わずに標準軌というけどね。標準軌は世界的な標準値で、それ以上を広軌というのが通常だからだ。日本は1,067mmの狭軌が一般的だからそれ以上広いのを1,435mmを広軌と呼ぶ、というのはご都合主義でしかないからだ。でも、このことは今回の事故の本質と関係ないから、これくらいで。

確かに、いくら軌道幅が広くなっても、制限速度を著しくオーバーしたら事故を招くことは当然である。hinaさんの主張は正しい。しかし、もしも今回と同じ速度だったとしたら、事故は防げたかもしれない、という可能性もある。制限速度、ATSの有無や中身、現場の状況などいろいろな要素が絡んでくるので、あくまで仮定の話でしかない。

逃げの姿勢に見えるという批判は甘んじて受けるとして、今回の件で、軌道幅の違いに関心を持った人が増えたとしたら、それはブログの効果なのではないか、と思う。もちろん、大都市での改軌が現実的でないことも事実である。

整備新幹線の建設方式で議論された「スーパー特急」は、高規格の路盤で1,067mmのゲージで、最高速度200kmを出す、とされていた(この方式は、整備予定区間のすべてがフル規格に格上げされ事実上消滅したが)から、条件がよければ狭軌でも速度は出せるわけである。もっともこれは新幹線の話なので、曲線の多い大都市部では全く状況は異なる。
(注1:津軽海峡線の青函トンネルとその前後区間及び北越急行ほくほく線は、現状ではスーパー特急もどきと言っていい)

言い訳付き(笑)の前振りはこれくらいにして、本論に入ろう。
情報が増えるにしたがって、JR西日本という会社のひどさが浮き彫りにされていると言ってよい。

こんな会社に、もしも標準軌を与えたら、それこそさらに暴走して、hinaさんの指摘されているような「制限速度100km/hの区間を138km/hで通過する」事態を引き起こすことは必定である。それこそ「基地外に刃物」である。
(注2:敢えて基地外に刃物、という表現を使った。当て字にしているが、世の人権原理主義者よ、差別表現だ、などと言うなかれ。私は実際に、刑期を終えて出獄した刃物による殺人者と知人のトラブルに割って入ったことがあるのだ。その恐怖心がわかるかな?)

あっ、この会社は標準軌の区間をもっていたっけ。その名は山陽新幹線。日本の鉄道で最高速の300km/hで爆走しておるよ、新幹線の500系は。新幹線は最新型のATSが装備されているから、今回のような事故は起こらないけどね。そういえば、岡山だったか、居眠りしていた運転士がいて自動ブレーキがかかった「事故」があったけれど、もうみんな忘れているかもしれない。彼は睡眠時無呼吸症候群だった。この時もJR西日本の労務管理が問題にされたのではなかったか。
JR西日本新幹線居眠り運転事件
他にもJR西日本安全対策室への要望書

この会社、反省するとか教訓を生かす、という体質は一切持ち合わせいないらしい。国鉄の分割民営化の時に、旧国鉄の「負の遺伝子」を持ち込んでしまったか?
このまま尻すぼみになってはいけない。今回は強力な世論で、徹底的にJR西日本の体質を変える必要がある。このことは、まっとうに営業しているその他の鉄道事業者に対しても、日々の安全を考える上で「よい圧力」になると思う。

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2005年4月28日 (木曜日)

さすがですな、三木谷さん

スポーツ放置、もとい報知のYahooへの配信ニュースから。

人材派遣会社「フルキャスト」のテレビCMに三木谷オーナーが起用されることになった。楽天本拠地の命名権をフルキャストが取得したことがきっかけで出演が決定。内容は報道陣から「何か秘策は?」と聞かれ「呼んだよ。勝利の女神を」と答えるシーンで始まり、オーナーから依頼を受けたフルキャスト・平野岳史社長が、フルキャストスタジアム宮城に勝利の女神を派遣するという設定だ。

負け続けているのさえ商売ネタにするところなんざ、なかなかやりますな。
このCM、連休明けの5月8日から放映されるらしいが、もしこれで楽天の負けが相変わらず混んでいたら、フルキャストは商売に響かないかなあ(笑)。それとも、「いや、勝利の女神を呼んだのは相手チームでした」なんてオチがつくのだろうか。

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脱線事故(続きその7)

どうやら捜索と遺体収容が終了したようだ。レスキュー隊の皆さん、お疲れ様でした。
今朝のテレビでは、阪神大震災の時もこんな酷い状態は見たことがない、という話をしていた隊員が映ってた。

結局死者は106人にものぼり、戦後の列車事故では4番目ということだ。改めて、亡くなった方全員のご冥福をお祈りする。被災者の遺族や友人などの個別の話が伝わると、涙なしでは聞いていられない。同志社大学は、この電車の終着駅ということもあり、学生に被害者が多かった。

同志社の創立者であるわがふるさと群馬出身の新島襄先生、希望に燃えて入学し、すぐに天に召されてしまった学生に、天国で再びよい教育を授けて下さい。そして、ケガをした学生の回復や同窓生達の心の傷の癒しをお願いします。

粉砕痕もどうやらバラストと同じ成分構成とのことで、置き石説は完全に否定されそうだ。

JR西の垣内社長は「鉄道事業者として痛恨の極み」と言っているらしいが、シビアに言えば、あんたのところは本当に鉄道事業者なのかい?と言いたくなる。会長さんも関経連の役職(副会長かな)を辞せずに、既定路線通り再任するとか。嗚呼。

そして、山陽新幹線はますます航空機に客を取られるな、これは。

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全9試合終了

鹿・神戸は結局2-0のまま終了。
もう1つの「注目カード」、赤・磐田は2-2の引き分けだが、なんか疑惑のPK判定があった模様。
名古屋・緑は5-4という壮絶な撃ち合い。緑・平本のハットトリックも勝利に結びつかず。

J2から昇格の川崎と大宮が健闘している。

順位表の勝ち点を見ると、3位以下の16チームが降格争いをしているようにも見える、らしい(^_^;)。

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J's Goalのライブ見ながら

得点経過が見られるだけなのだが。
後半18分に野沢のゴールで2-0。前半にはモトやんの今季初ゴール。
レオンはまだ監督登録できておらず、ベンチ入りできてない。

さて、神戸の先発2トップはやはりカズと播戸だったが、後半20分にムボマと交替。あっ、彼神戸にいたんだ(^_^;)。
ということで、ターゲットマン投入して、ロングボールでゴール狙いか。競り合いなら鹿のDFも負けないはず。

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今夜の鹿島・神戸戦

J1最下位のヴィッセル神戸は、松永監督を解任し、エメルソン・レオン新監督を迎えた。
鹿島の監督は髭ことトニーニョ・セレーゾ監督。どちらも元ブラジル代表である。

以前、三木谷浩史氏はスポーツビジネスに向いていないのではないか、と指摘した。トルコ代表イルハンのスピード退団の時である。今回の監督解任も早かった。三木谷氏は気が短くて我慢できない性格らしい。
そして、彼はブランド志向である、と指摘されているが、イルハンを獲得したのは典型だった。その他にも、今話題のジュビロ磐田(2ちゃんでの呼称は「ズピロ田舎」)の藤田俊哉選手が全盛期の時にも、獲得しようとオファーを出したことがあった。レオン監督も、神戸統括部長の三浦泰年氏がコネで引っ張ってきたとはいえ、元ブラジル代表のGKでW杯優勝二度、そしてブラジル代表監督も経験している。W杯予選の成績不振で途中解任されているが。

レオン監督は、Jリーグの初期に清水エスパルスやヴェルディ川崎の監督を務めて、そこそこの成績を上げた。Jリーグを知っている、ということも今回の招聘理由の一つらしい。しかし時は経過し、だいぶかつてとは様相が異なっている。今のスピーディなJリーグのサッカーに対して、レオンはどれくらい有効な手が打てるのだろうか。一方彼は、壊し屋の異名もある。大丈夫か。彼はまたロングボール多用の放り込みサッカーをやるかもしれない。カズ、播戸の2トップだとターゲットマンがいないから、有効ではない?神戸って誰かポストプレーのできる長身FWっていたっけ?播戸はスーパーサブか。

ある報道によると、GKと2人でPK合戦をやって、23本中11本シュートを決め、選手達も55歳とは思えないとびっくりしていらしいが、別にレオンが選手登録する訳じゃないだろう。髭ならやりそうだが(笑)。GKにお手本を見せたかったらしいが、神戸が最下位なのはGKに問題があるからなのかい?

厳格な規律で選手を縛ることで有名である。私生活まで口を出すらしい。選手達が反発しなければいいが。萎縮するかもしれないし。特にGKはやりにくいだろうな。
年俸も約1億6000万円と破格で、それで思うような成績が上がらないと、オーナーとの間で対立が勃発するだろう。

そもそも、三木谷氏が最初は外国人監督はだめ、ということから松永氏にお鉢が回ってきたらしいが、それでちょっとやってだめなら前言撤回、というのはやはりブランド志向でかつ気が短いからか。野球の楽天も堂々の最下位である。こちらも監督との間に溝ができているようだ。そりゃ、いくらオーナーだからといって、年下のしかもプロ野球経験のない人間からちょっかい出されたら、元首位打者の田尾監督だって面白くないだろう。

鹿島は比較的神戸を不得手にしているが、DFラインが集中を切らさず(ここが問題なんだが)、落ち着いてラインコントロールできれば、あまり不安はないと思う。髭率いる鹿が独走態勢をつくるのか、レオンが神戸を立ち直らせることができるのか、もう一つの注目カードの磐田・浦和戦と同様、興味深い対戦である。

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2005年4月27日 (水曜日)

不思議な(不気味な?)連鎖

福知山線の脱線事故以降、たてつづけ。

常磐線の踏切事故による脱線(これはトレーラーの運転手の酒気帯びが原因)
千歳線での特急の60mオーバーラン
相模鉄道での踏切事故
そして、懲りもせずにJR西日本管内でまたオーバーラン

思えば、宿毛駅の激突事故や東武伊勢崎線の「踏切事故」は予兆だったのか?
などと非科学的なことを言ってないで。

常磐線と相鉄の踏切事故は自動車側に原因があるようなので、これらはともかく、オーバーランに関しては、運転士に変なプレッシャーや動揺があるのではなかろうか。こういう時だからこそ、鉄道事業者各社には、設備やシステムの点検だけでなく、運行現場の職員の心理状態にまで気を配って欲しいものである。

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2005年4月26日 (火曜日)

政教分離

靖国参拝「権利侵害ない」 東京地裁、憲法判断せず
 小泉純一郎首相と石原慎太郎東京都知事の靖国神社参拝は政教分離を定めた憲法に違反するとして、参拝に反対する市民や韓国人計約1000人が国などに慰謝料と参拝差し止めなどを求めた訴訟の判決で東京地裁は26日、原告の訴えを退けた。(共同通信)

という本日のネット配信ニュース。
この原告はアホか。この理屈で言えば、首相や都知事は葬儀にも参列できなくなってしまうではないか。
これは「日本国憲法第二十条原理主義」とでも言えばよいのか。

何かの雑誌で、政教分離とは、特定の宗教・宗派に国家の政体が支配されないようにするため、政治を宗教よりも一段上に置くことだ、という説明を読んだことがある。現在の靖国神社は一宗教法人にすぎない。

もっと目から鱗である。何故今日まで知らなかったのか、我が身の不勉強・不明を恥じる。
政教分離の英語での表現は、separation of church and stateなのだそうだ。決してseparation of religion and stateではないと。後は多くを語る必要もなかろう。

参考サイト
http://theology.doshisha.ac.jp:8008/kkohara/essay.nsf/0/b426bffc5b1fac6449256ac100513975?OpenDocument

このサイトに朝日新聞社発行のオピニオン誌「論座」が登場するのは、ブラックジョークか(笑)。

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脱線事故(続きその6)

今朝のニュースで死者72人、その後1人増えて73人となり、夕方までこの数字は変わらず。
犠牲者の遺族の方の声が報道されて、自分の子供と同じくらいの大学生が犠牲になったり、普段は電車に乗らないのにたまたまこの日この時間にこの電車に乗ったら事故にあったという方もいて、悲しい限り。小さな子供を残して旅立ってしまったお母さんや、逆に親よりも早く逝ってしまった孝行息子のことも報道された。

先頭車両にまだ遺体が複数あるとの報道もあり、最終的な死者数はもっと増えるのだろう。
運転士はどうしたのだろうか。先頭車両に閉じこめられたままらしいが。

一方で、原因究明につながりそうな事実も少しずつ出てきている。海外でも驚きを持って報道されているようだ。多くの犠牲を無駄にしないためにも、しっかりとした原因究明と対策が望まれる(と書いても、なかなか現実は難しい。今朝のテレビで評論家の桜井淳氏が、私は日比谷線の脱線事故の時も同じことを言ったのに教訓が生かされていない、と憤慨していたのが印象に残っている)。

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何故こんないい加減な表現をするのだ、マスコミ

フランスでバス事故があり、日本人女性2人が亡くなった。尼崎の脱線事故の直後だが、日本人、何か呪われているのか?

ところで、このバス事故を報ずるYahooに配信された共同通信のニュースだが、見出しが

バス事故で邦人2人死亡 パリ郊外、高速道から転落

とある。ところが本文を読むと、

パリの西方約75キロの高速道路で観光バスが道路脇に転落、横転

となっている。日本でも、東京都心から75kmも離れたら、東京郊外とは言わないだろうが、パリの場合まずそれはないだろう。なにしろ都心から20kmも離れれば、森がたくさんの丘陵地の中に、のどかな集落が点在するような場所なのだ。もちろんニュータウン開発されているところもあるが。パリを知っている人間が記事作成からチェックまで全く関わっていないのではないか。
(もしも見出しをYahooのスタッフがつけているとしたら、そちらの問題だが)

こんな見出しでは、見た瞬間に位置関係を誤認する。
もしも本当の「パリ郊外」に旅行している身内や知り合いがいる人だったら、これを見た瞬間不安になるはずだ。マスコミに過剰な期待はしないが、せめてこれくらいのことは正確に伝えてくれよな。

(追加)
毎日新聞の配信はさらに劣悪。見出しも本文もパリ郊外としか表記していない。
逆に読売新聞は、見出しは「仏で」、本文には「パリから西に約75キロのエキビリー付近の高速道路A13(パリ—ルーアン)」と位置や固有名詞を明示している。これが「きちんとした仕事」というものだろう。

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2005年4月25日 (月曜日)

脱線事故(続きその5)−原因を推測してみる

現場を見ていないので、新聞他限られた情報源から、自分なりに原因を推測してみる。あまり意味のあることではないかもしれないが、画一的なマスコミ報道に一石を投じてみたい。
ただし、置き石や投石などの妨害や運転士の体調異変などはなかった、という前提である。

まず、急カーブというが、新聞に掲載された現場付近の地図を見ると、現場付近はそれほど急カーブではなく、その先にカーブがある。これが曲率半径300mの急カーブなのか?
オーバーランで90秒の遅れを出した運転士は、これを取り戻そうとスピードを出していた。ATS(Auto Train Stop, 自動列車停止装置)は旧国鉄時代の旧式で、赤信号を無視しない限りブレーキはかからない。現場付近の制限速度が70km/hというが、これは前方にカーブがあるからだろう。これを無視して、運転士はどんどん加速する。しかし、前方のカーブをみて本能的にブレーキをかける。キキーッという音がした、という証言がある。

JRの直流の通勤電車の性能を考えると、恐らく脱線時の速度は95〜110km/hだったのではないかと推測される。計算上は133km/h超で脱線するとのことだが、580人もの乗客を乗せていれば、それなりに重心の位置が高くなっているはずだから、軌道を外れやすくなっているだろう。

この列車は207系という軽量ステンレス製の電車で7両編成。うち電動車が3両のようだ。この電動車の3両に均等に抑止がかかり、本来であれば3両が協調して減速するはずである。しかし、そうではなかった。何らかの原因で、ブレーキ系統が協調しなかった。先頭車両は急ブレーキがかかったが、残りの2両の電動車は協調して減速しなかった。そのため、1、2両目あたりが「つっかい棒」となり、相対的に軽い非電動車のどこか、あるいは連結部とおぼしき4両目と5両目(3両目と4両目かもしれない)の間の車輪が浮いてしまい、脱輪し、そのまま軌道を外れてしまった。

粉砕痕らしきものがあったというが、もしも軌道がスラブでなくバラストであれば(新聞の写真を見見る限りバラスト軌道のようである)、車輪が浮いた前後に軌道上のバラスト(砕石)を跳ね上げて、車輪の一部がそれに乗り上げていた可能性も考えられる。

とまあ、とりあえずはこんなところである。

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痴の虚人?

nikkeibp.jp Mail 夕刊から

●立花隆:中国の反日デモを挑発した小泉首相の政治責任を問う

この反日デモの一件で唖然としたのは、小泉首相の態度である。小泉首相の靖国神社参拝問題が、この最大の引き金となっていることはどう否定しようもなく明らかなのに、その点を問う記者の質問に、小泉首相はぬけぬけと「関係ありません」の強弁を繰り返していた。その小泉首相の認識に異論をとなえて質問を重ねることができない記者もジャーナリスト失格である。


この人、やはりこういう認識だったのか。一時期、なかなか鋭い著作を著していたようにも思えるが、最近は対象がころころ変わるし、東大生には批判本出されるし、インターネットなんぞは偉そうなことを言っていたが、実はあまりよくわかっていないことが露呈するような著作や発言も出るなど、衰えているのか、もともとこうだったのか。

反日暴動の原因は、シナ政府、中共の工作と貧富の差や独裁に対する民衆の反発だ。それを首相の靖国参拝のせいにするなど、完全にあちら側のプロパガンダに載せられてしまっている。もはやこれまでだな、立花さん。

ということで、「痴の虚人」の称号を授与します。

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脱線事故(続きその4)

当該車両は207系らしい。東日本でも走っている。
ところで、この車両はステンレス製なのだが、アルミ製と報じているニュースやブログがある。
何故事実関係を確認しない?

粉砕痕発見との報道もあるようで、やはり置き石が原因の1つ、ないし全てなのだろうか?

死者数が増えています。1両目の救出が手つかずのようで、まだ増えそうな勢いです。
何ともやるせない。

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脱線事故(続きその3)

車両の形式が確定できてないのですが、可能性のある車両を調べてみると、最高速度は時速120kmのようです。
ということは、速度だけが原因の脱線ではない、という線が濃厚。

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脱線事故(続きその2)

JR西日本によると、スピードの出し過ぎだけであれば時速133km必要らしい。
現場の速度制限は時速70kmだというし、実際の通過速度はまだ判明していないらしいが、133km出すためには、ATC(ATSか?)を解除して、フルスピードで走らなければならない。そんなにすぐに加速できるとも思えない。

置き石の可能性もあるらしい。

テレビではああでもない、こうでもない、といろんな人が言い合っているらしいが、よくわからないうちに公共の電波で無責任なことは言うべきでない。

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脱線事故(続きその1)

突っ込んで衝突したり、単線区間で正面衝突したりすると、必然的に先頭車両の乗客が多く犠牲になります。
機関車で牽引している列車であれば、相対的に被害は少ないのでしょうが、最近は軽量の車両が多いので、衝撃に弱いようです。

コストを考えなければ、先頭に空の緩衝用車両をつけて走る、というのがいざという時に被害者を少なくすることにつながるのではないか、と考えます。10両編成の車両であれば、空車が前後について12両編成になります。もっとも空車も乗車可能な設計にしておけば、11両で済みますが。この空車はホームの有効長からはみ出てもいいけれど、線路の構造によっては難しいかも。運転台の位置も問題になる。先頭にいると運転士はどうしても犠牲になる。先日の宿毛駅の事故もそう。

それと、この方式は、正面衝突には効果があるかもしれませんが、日比谷線の事故のように脱線して対向車両と側面衝突した場合には無力です。

完璧はあり得ないけれど、何かいい知恵はないものか。

(4月26日10時過ぎに追記)
この案はコストの割に気休めにしかならないので、あっさりと却下します。横転事故にも対応できないし。
昨日の第一報では、先頭車両の被害が最大だと勘違いしたためです。

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脱線事故

尼崎で悲惨なことになっているようです。
死者の数も、16人から25人と増えており、車両に閉じこめられている人もまだいるようなので、犠牲者が増えるかもしれません。東京での地下鉄日比谷線の脱線事故を思い出します。

まずは亡くなった方のご冥福をお祈りします。
死者が増えないように、また救出作業が進展することを願っています。負傷者が運び込まれた病院の方々も大変だと思いますが、奮闘を期待します。

何の罪もなく、普通に出勤しようとしての事故に無念だったと思います。運転士に何があったのか、現在報道されている内容から判断するに、まさかゲームの「電車でGo!」の感覚で運転したのではないだろうな、と思いました。

詳細がわかったら、またコメントします。

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2005年4月24日 (日曜日)

祝!古田2000本安打

清原の500本塁打よりも早かった。試合も勝利で気分がいいだろう。チームの順位を考えると手放しでは喜べないだろうが。捕手では最後になるのか、それとも城島あたりが続くのかな?

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情報通信ネットワーク上での「防衛運転」

交通安全白書などによると、我が国の運転免許保有者数は平成15年で約7700万人。同年の交通事故件数は約94.8万件、うち死傷者数は約118.9万人、死亡者数は約7700人である。死亡者は事故発生後24時間以内の死亡者数なので、実際には事故が原因で亡くなった人はもっと多いのだろうが、それは本質とはあまり関係ないのでさておく。

単純計算すれば、1年間で免許保有者の64人に1人が事故に遭遇し、10000人に1人が死亡していることになる。運転免許は○×式の交通法規試験と実施試験(公認の教習所を終了すれば免除になる)で交付されるので、「おいおい、あんたどう考えても運転には不向きだろう」というような人格面で問題がある人物でも、堂々と運転できる(と、こんなことも「人権擁護法」が成立してしまったら、うっかり書けないのだろうな)。

一方、情報通信白書によると、平成15年末の我が国のインターネット利用人口は約7730万人とのことだ。奇しくも運転免許保有者数とほぼ同一である。そして、問題のある人物が多数ネットを利用していることは、ウィルスメール、スパムメール、不正アクセスやオークション詐欺をはじめとする各種犯罪利用、そして情報漏洩などから明らかである。きちんとした統計はないだろうが、こういう悪意を持った利用者は60人に1人くらいは軽くいそうである。そして10000人に1人くらいは重大な罪を犯しても不思議ではないだろう。例えば、先日の秋田県湯沢市役所のSugar stimulationさん(^_^;)。

個人情報など、とっくの昔に流出しまくっているから、今月から施行された個人情報保護法など、一部の業者が得をする一方多くは負担増に苦しむ、といった図式がせいぜいで、どれだけ効果があるのか疑問だが、それでもこういうお莫迦さんに対して、わずかでも抑制効果があるであれば、是としなければならないだろう。他方、交通事故がらみでいえば、また携帯電話で通話しながら運転している奴を多く見かけるようになった。昨年11月は取り締まりも多くて皆警戒していたようだが、時間がたつと緩むものだ。

昨日はトレンドマイクロのウィルスバスターが暴れたようだ。私は同社のユーザーではないので被害はなかったが、トップシェアなんですと?けっこうな企業も多数利用していることが判明してしまった。ウィルス対策ソフトがウィルスソフトになってしまった訳だ。そういう意味で、「正しい」見出しをつけた新聞報道もあったようだ。

同社は信頼回復に手間取るのだろう。まさか、自分で新種のウィルスをばらまいて、自社製品の優位性をアピールしたりはしないだろうな。

情報通信インフラを道路に例えることがある。トラフィックという用語があるから、よく例える、と言ってもいいだろう。冒頭に掲げた数字から、実際の道路上での事故と通信ネットワーク上でのトラブルの発生は、ここ1、2年の我が国社会の状況としては、アナロジーで捉えていい一面があると思う。ちと強引だけど(笑)。

インフラが整備され、利用者数も飽和状態に近いくらい多くなっている中、問題のある利用者も混じっている訳で、能天気に利用していれば、当然事故やトラブルに巻き込まれる。自動車運転の場合、防衛運転ということが言われるが、ネット利用でも同じようなスタンスが必要である。だが、あまりにもこのことに無頓着な人が多くはないだろうか。

道路と情報通信ネットワークをアナロジーで論じてはいるが、決して相似形ではない。あるいはトポロジーが同じではない。実際の経路でみれば、自動車は自分でどこを走っているかわかる。最近はカーナビがあるからなおさらである。しかし、ネットの方は目的地はわかっても、経路までは普通に使っている分には不明である。そしてその経路の途中には山賊、海賊が潜んでいる。いや、ワンクリック詐欺のように目的地すら偽装されていることだってある。おまけに実際の道路と違って、国境がない分だけ始末ははるかに悪い。

少し前までスパムメールの大半は英語であった。故に、多くの日本人のネット利用者はこれらを機械的に捨てることができた。ところが最近はタイトルを巧妙に(それほど賢いとも思えないが)偽装した日本語のスパムメールが激増している。いわゆる出会い系が多いと見える。こいつらはいわば無免許、ないし整備不良車で公道、しかも住宅地の中の生活道路を我が物顔で走っているようなものである。あまりに数が多いのと、通報しても埒があかないのが痛いところだ。

トレンドマイクロの今回の事件などは、穴の開いた道路の補修を頼んだところ、実はもっと大きな別の穴を開けられてしまったようなものだろう。あるいは清掃業者に室内を散らかされたようなものかもしれない。同社の利用者はご愁傷様。週末休みだった会社は明日の月曜日が大変かもしれませんな。

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やはりとらえどころのない小泉首相

胡錦涛国家元首(The Chairmanを主席と訳すのは社会主義に引きずられているようで嫌)の御提案、もとい5提案は検討するに値せず。恐喝国家丸出し。何故にわが首相は同意する?何か意図があってのことなのか、単なる思いつきなのか、妥協なのか、屈服なのか、さっぱりわからない。

AA会議のスピーチで止めて、後は無視すればよいのに。そうすれば、また彼国で反日暴動が勃発し、独裁政権は対外的には信用を失い、国内的には分裂して崩壊に向かうに違いない。

友好友好と響きはよいが、自由がなく国際法も守れないような、あの体制の国と本当の意味での友好など有りえない。将来、民主的な国家体制に切り替わった時点で改めて仕切直しをするのがよいだろう。生きているうちに「中華王朝」の崩壊と交替を見ることができるだろうか。

そしてその実現のために、やはり日本にも情報機関(Intellegence agency)が必要なのだ。

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なんという背番号だ

今度は久々にサッカーネタである。
CATVのスポーツチャンネルを見ていたら、ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヒェンとボッフムの対戦を放映していた。バイエルンは2002年のW杯の時のドイツ代表も何人かいて、ドイツではメジャーなチームである(と、今更私がここで言うほどのこともないが)。

びっくりしたのは、背番号69というのが見えたことだ。これもバイエルン・ウォッチャーなら、そんなこと知ってるよ、となるかもしれないが、何しろ30番台でも重い背番号と言われるのがサッカーだ。Jリーグではアビスパ福岡に背番号42の選手がいた。かつて横浜マリノスで背番号11をつけていたビスコンティだ。

で、この選手、フランス代表のビシェンテ・リザラズだ。彼はバスク人だね。
去年の7月にバイエルンからフランス・マルセイユに移籍し、今年の一月にまたバイエルンに復帰している。こんなあわただしい移籍だから、背番号が大きいのもわかるが、何故に69? まさか「69」が好きな訳でもあるまいに(^_^;)。1969年生まれだからか?(これがもっともらしい理由だな)
誰か正しい理由か背景を知っている人がいたら教えて下さいな。

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2005年4月23日 (土曜日)

ブログの危機かも

実は常々危機感を持っているのですが、なかなか行動に移すのが困難。
そこで、まずは下記のブログを紹介しておきます。

人権擁護(言論弾圧)法案反対!

こんな法案通っちゃったら、このブログもやり玉にあげられるのは必定。多くのプロガーが訴えられる事態が到来してしまう。
「人権」ってそんなに上位概念なのか。そもそもこの法案は、人権弾圧法案といった方が適切なのだが。
古賀誠には退場宣告したいが、裏で動いているのもたくさんいるだろうから、それだけではトカゲのしっぽ切りだ。

ついでにサマータイム法案もなんとかならないかねえ。どうしてそんなに北半球高緯度に位置する国にコンプレックスがあるんだろ。裁判員制度もそうだし、今の政治は法律を弄びすぎてないか?

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ゆとり教育そのものが成功したのか?

中山文部科学大臣が、茨城大学付属中でゆとり教育のお詫びを中学生にしたと思ったら、その直後(最初に勅語と変換されたよ(^_^;))に今度は学力テストの結果がよかった、との報道だ。

当然、ゆとり教育の成果で生徒のやる気を出した現場の努力の結果だ、という評価と、塾に通わせるなど国民の自助努力の結果だ、という評価に二分している。

自分自身の中学生くらいの時の経験と、自分の子供やそのまわりの子供達を見ていると、ゆとり教育の成果でテストの結果がよかった、などとは思えない。どうしても、というなら、単純な平均点の比較ではなく、塾通いした子とそうでない子を別々に集計して比較する、といったことをすればよいだろう。

毎日新聞の記事も、記事の最後の方にとってつけたようではあるが、学年や科目によっては記述式の問題の結果はよくない、という記述があるし、OECDのテストなどの国際比較でもよい結果は出ていない。

ゆとり教育や総合学習の時間が、自ら考える子供を育てる、という目的であれば、これらの結果はこの目的が達成されていないことを示すものだといえるだろう。

自分自身が一次情報に当たって分析した訳ではないので、偉そうには言えないが、表面的な平均の比較だけでセンセーショナルに報道することや、一喜一憂する文部科学省の単純頭だけは批判しても許されるだろう。

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大規模郊外型ショッピングセンターの時代なのか

ふるさと高崎市に隣接する群馬県庁所在地の前橋市で、注目すべき動きがある。

県外者でもご存じの方がいるように、両市は歴史的に因縁浅からぬライバル都市である。
江戸時代はどちらも徳川氏の譜代大名の城下町であったが、下馬将軍酒井忠清を輩出した前橋の方が規模が大きかった。高崎だるまで有名な少林山達磨寺は旧碓氷郡に属し、前橋藩の領地であった。だが、中山道と三国街道の分岐点に位置し宿場町でもあった高崎の方が経済的には繁栄し、「お江戸見たけりゃ高崎田町」と言われた。現在も高崎が新幹線の停車駅を抱え、群馬の玄関口であり、商業も栄えている。

もちろん、郊外型のショッピングセンターが相次いで立地する中、高崎にも中心市街地の空洞化の問題はあるのだが、前橋の方が深刻だ。一件、また一件と商店が歯抜けになる様子は前橋の方がひどいようだ。

その前橋の中心市街地で、昨年閉店した西武系の商業施設の建物を、所有者の西友から市が買い取って、複合施設として利用する話が進んでいる。市では六億円程度で建物を買い取り、商業、飲食、教育、コミュニティ施設などからなる施設とし、中心市街地の活性化に役立てる意向だという。この場所は本当に市の中心部で、国道17号と50号の交差点のすぐ近くで、交通条件も悪くない。元日の実業団駅伝のコース上の第7区間、ゴール付近に位置している。

だが一方で、こういう話も同時並行である。

前橋市内の国道17号は、上記の交差点の南でほぼ直角に西方に曲がって高崎方面へと続いている。ここを曲がらずにまっすぐ南に行くと、北関東自動車道の前橋南インターに通じる(まっすぐ行ってそのまま即インターではないけれど)。そのインター周辺にイオングループが大規模ショッピングセンターを計画しているというのである。しかも、地元資本のベイシア(サッカーJ2ザスパ草津のオフィシャルスポンサーでもある)も出展計画があり、一部の敷地がイオンの計画と重複しているというのだ。この両者は、群馬県内の他の場所でも大規模ショッピングセンターを運営している。

前橋南インター周辺は、農業振興区域が指定されており、これを解除しないと開発はできないのだが、一方地方拠点法という法律で、地域核として拠点地区に指定されてもいる。この指定自体はもう10年くらい前のもので、インターができる前になされている。時間の経過とともに、実態に即していない可能性もあるのだが、行政はこういう指定を見直したり解除したりすることは稀である。

この地区は「流通や研究開発機能などが集積する拠点」ということになっているが、ここでいう流通とはイオンやベイシアのような大規模小売り施設ではなく、物流拠点のようなイメージである。これは同時代に(いや、今でもそうか)全国的に「インター周辺は物流基地」という思考停止状態の構想が描かれたことから間違いないと考えられる。恥を承知で、自分もそういう計画づくりに荷担していた。

そもそも、研究開発機能とショッピングセンターでは違和感がありありでしょ?物流でも変ではあるが、それでも企業の研究開発部門と併設なら、多少は言い訳ができる(かな?)

前橋市の都市計画で、郊外に商業開発はこれ以上認めない、とすればよいのだが、日本の場合なかなかそこまで踏み切れないという現実がある。都市計画マスタープランで郊外開発抑制の記述をし、農業振興地域の解除をせず、そして地方拠点法の指定を解除すれば(できるとしたら)、イオンもベイシアも手が出せないはずだ。

もっとも、そうしたら中心市街地が活性化するか、というとそんな単純ではない。
まず、車社会の群馬県(最近富山県に抜かれたらしいが、世帯あたりの自動車保有台数は全国1、2を争う)で、今更郊外開発の一カ所を規制したところで、他にも同種の施設はたくさんあるのだから、そちらに人が流れる状況は一朝一夕には変わらない。中心市街地の商業者の努力が重要であることは論を待たないが、それだけで人が集まるほど生やさしくはない。農業が魅力のある産業になれば、わざわざ指定されている農業振興地域を解除してまで宅地化する必要もないのだから、産業全体の問題として捕らえる必要もあるだろう。足としての交通問題もある。

ともかくも、これまでにつくられた様々な計画、あるいは行政施策などを洗いざらいにして、それらの廃止や縮小も含めて、一度大掃除をすることから始めなければ、相変わらずパッチワークで整合性がとれない状態は続く。幸い、現在の市長は当選一期目とフレッシュで、改革指向も強いようである。ここはその市長に一つリーダーシップを発揮してもらい、そこに皆の知恵を結集する仕組みづくりが第一歩だと考える。

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マスコミに騙された!反省しなければ

小泉さん、最悪と書いてしまった。
しかし、クライン孝子の日記を見て、反省させられることになった。やはりマスコミの報道を鵜呑みにしてはだめだ。

同日記に、次のようなメルマガ読者からのメッセージが掲載されていた。

さて、AA首脳会議での小泉首相のスピーチで、村山談話を引用した謝罪の部分だけが誇張され報道されてますが、以下の原文を読むと、謝罪はほんの一部でたいへん未来志向のスピーチとなっております。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/17/ekoi_0422.html

一部だけを誇張し、ニュアンスを捻じ曲げて報道するマスコミにはほんと、辟易しますよ。
視聴者や読者を騙すのは面白くてしょうがないんでしょうね 


で、早速この外務省サイトのスピーチ原稿の日英両方にざっと目を通してみた。

確かに反省とお詫びの表明はしているが、別に強調などしていない。この「謝罪部分」は前段にすぎない。いわば、オードブルである。中心は、アジア・アフリカの強調による今後の発展を指向している。こちらがメインディッシュ。つまりマスコミの報道は、フルコースの料理の前菜について華々しく報道し、メインディッシュについてはほとんどふれていない、という訳だ。どちらかというと保守派といえる読売新聞からしてこうなのだ。

日頃、マスゴミと揶揄してその報道姿勢を批判している身としては、改めて反省させられた。マスコミ報道を鵜呑みにしてはいけない、と。特に見出しがセンセーショナルであるものは要注意だ。心してかからねば。今回のことをいい薬にしよう。

だが、それでも敢えて言えば、やはり武力は一切使わないで問題を解決する、というのは疑問だ。
少なくとも理不尽な主権侵犯に関しては、在外公館に対する攻撃も含めて、いざという時は武力行使も辞さない、という立場を表明しないと、やはり「山賊国家」からは舐められる。

マスコミのあるべき報道姿勢としては、このスピーチに関して言えば、スピーチ全体をまずきちんと紹介し、その上で具体的内容について論評や解説をする、というものだろう。その論評や解説にそれぞれの社の独自性があって良いことは言うまでもない。一党独裁の言論抑圧国家ではないからね。

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2005年4月22日 (金曜日)

初めて?の野球ネタかな

ジャイアンツの清原の通算500号本塁打と、スワローズの古田の通算2000本安打が目前で、マスコミが熱くなっている(かもしれない)。

FA制度やドラフトの逆指名が導入されてから、日本のプロ野球はさっぱり魅力がなくなり、最近は結果を新聞で確認する程度である。高三の時に、万年最下位だったカープが初優勝して興奮し、大学に入ってからは神宮球場に時々スワローズ・カープ戦も見に行ったものだが。ジェームズ・リトル外野手(登録名はライトル)の強肩のバックホームなどは迫力があったなあ。

さて、清原が通算500本塁打を達成すると、史上8人目となる。
これまでの達成者は本数の多い順に、王貞治、野村克也、門田博光、山本浩二、落合博満、張本勲、衣笠祥雄(張本と衣笠は同じ504本)の7人が記録している。やはり、そうそうたる人たちである。土井正博、大杉勝男、田淵幸一といったスラッガー達が400本台の後半で選手生命を終えていることからしても、通算500本塁打というのは大記録である。ちなみに長嶋茂雄氏は444本とまるでスロットマシン(^_^;)。ま、ベース踏み忘れの幻の本塁打もあるけれど。

通算本塁打の上位5人は全て本塁打王に輝いたことがある。王、野村、落合の3人は三冠王達成者でシーズン50本塁打も記録した。山本浩二も首位打者を一度経験し、本塁打、打点の2冠王も達成した。門田も打点王経験者である。

そして、6位タイの張本、衣笠も言うまでもない。張本は何度も首位打者を取り、唯1人の通算安打3000本。衣笠は本塁打王こそないが、打点王と盗塁王がある。それになんと言っても、連続試合出場記録の鉄人である。

翻って清原は、というと、新人王という、客観的数値で図れず(新聞記者の投票で決まる)、かつ特定の選手しか対象にならない「タイトル」しかない。打点王まで惜しいシーズンもあったけれど、所詮は無冠の帝王だ。

彼の高校時代は、それこそ超高校級だった。超高校級の中でも飛び抜けていた。多くのファンがとてつもない選手になるだろうと期待していたのだが、それは裏切られた。西武時代に、今は容疑者の身となったオーナーに甘やかされたのが大きいのだろう。彼自身の持って生まれた性格も当然あるだろう。
あの素材だったら、プロスポーツ選手として精進していたら、通算500本塁打などとうの昔にクリアしていなければならないはずだ。王の記録も脅かされたかもしれない。

自分が生きているうちに、あのスケールの選手がもう一度出てくるかどうか、というとはなはだ疑問なので、残念という他はない。だが、彼の現在の出で立ちや素行を見ていると、落ち着くべき所に落ち着いたのかもしれない、という気もする。せめて他の通算500本塁打の打者に恥ずかしくないよう、何かタイトルを取って現役を終えてくれ。あまり引退後に大きな顔をしないよう、最高出塁率あたりがいいかな(笑)。

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ポール牧氏が自殺

今朝のテレビで知った。
仕事が少なくて悩んでいた、というが、確かに最近テレビで見かけなかった。
20~30代のお笑い芸人がテレビを席巻している中、彼のコントは時代遅れだったのだろうか。

亡くなってから今更言うのもなんだが、しかし私は彼のコントが好きだった。金太郎飴みたいな若手芸人の持ちネタも悪くはないが、やはりベテランの味というのも棄てがたい。
生存競争の厳しい世界だろうが、こういう形で貴重な人材を失うというのは芸能界にとっても痛手ではないのか。

若い芸人達と絡ませても面白かったかもしれない。もっとも、仏門に入るくらいだから、そういうことは潔しとしないで、三途の川を渡ってしまったのかもしれない。

せめて、どこかのテレビ局で追悼番組やってくれよ。

合掌

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最悪だな、小泉さん

読売新聞のネット配信ニュースから

小泉首相は22日午前(日本時間同日午後)、アジア・アフリカ会議(バンドン会議)首脳会議で演説し、先の大戦をめぐる「痛切なる反省と心からのおわびの気持ち」を表明するとともに、日本は今後とも軍事大国にはならないとの決意を強調した。
のだそうだ。あああ。

何でも平成7年当時の村山首相の謝罪に即しているのだそうだが、あれもやりすぎだった。
それまでも、何度も日本は公式に謝罪してきている。それをアピールできない外交が情けないのだ。
少なくとも「極東3莫迦」以外のアジア諸国は、戦争の謝罪などいまさら要求していない。既に十分親日だし、国によってはシナの方がよほど現状では脅威である。

しかも、このタイミングでこの談話では、いかにも極東3莫迦のうちの2カ国の反日暴動に屈したように見えてしまう。戦術としてもまずいだろう。

いかなる問題も武力によらず平和的に解決するとの立場を堅持している
って、じゃあイラク戦争は?確かに日本は直接武力行使していないが、英米の軍事行動の後方支援はした。そもそもこっちに向かって核ミサイルを配備しているのはどこの国なのだ!

私のような戦後世代も含めて多くの日本人は、先の大戦で日本が反省すべき点は理解している。だからこそ今回も理不尽な反日暴動に対して、脅迫などの愚挙に出たのはごく一部だ。こちらから戦争を仕掛けるほど日本人は愚かではない。だからといって、武力行為を一切否定するのも考え物だ。そんなことを言っているから平気で領海を侵犯されてしまう。

こんな情勢だからこそ、反発したり卑屈になったりといった両極端の反応をせずに、淡々と外交を進めるべきだと思うのだ。事務総長の息子が絡んだUNの不正問題だって、事実上の分担金第1位の国なのだから、もっと何とかせよ。それでこそ常任理事国を目指す姿勢というものだろう。

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2005年4月21日 (木曜日)

再び公共交通

先日、ある会合に出席したら、世間話の一つとして路面電車のことが話題になった。
専門分野の話をすると、ある人から路面電車はヨーロッパ各地でかっこいいのが走っているし、あんないいものなのになぜ日本ではできないのか、という質問をされた。

確かに路面電車はいい。私も好きです(笑)。ヨーロッパの中規模都市に旅行した時など非常に便利である。環境負荷も含めて、存在していればデメリットはほとんどないと言ってよい。あるとしたら、せいぜい事故の可能性くらいか。

でも、日本では金(建設費、維持費)がかかりすぎて新設は困難だ。日本の報道などでは路面電車のメリットは語られても、そうした困難さは軽視されがちなので、なかなか理解されない。こんなによいもので、しかも安くできるのだとしたら、あちこちでできているはずだ。構想や計画があってもなかなか実現しない、という点に、もう少し一般市民の方といえども素直な疑問をもっていただきたい。

といって今のままの自動車中心の交通体系で良い訳でもないので、どうするかきちんと考えなければならないのだ。いろいろな思惑が錯綜するから一筋縄でいかないのだけれど。

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2005年4月20日 (水曜日)

暴力的な報復はいかん

昨日夜のラジオニュースで、在日シナ関連公館などへの襲撃や脅迫が25件あったという。今日はもっと増えているかな。空の薬莢や白い粉末を送りつける、赤いペンキで看板を汚す、など。白い粉末は片栗粉だったというが、シナからの輸入品ではないかね(^_^;)。へんなお返しの仕方をしてどうするんだ(笑)。

しかし笑い事ではない。こんな低レベルで、やられたらやり返すなどという報復行為に出るのはこちらがお莫迦だ。論理と駆け引きで打ち負かさないといかん。その点、町村外相の今回の対シナ会談はよかったと思う。

そもそも、シナの民度が低いというけれど、同じレベルで暴力的にやり返していたら、こっちの民度も同じ低レベル。
暴動に参加しているのは、もともと民度の低い奴らだ。どこの国にも民度の低いお莫迦はたくさんいて、そしてそうではない、頭脳明晰、人格円満、冷静沈着の優れた人材もいる。もちろん漢民族にもそういう人は多いし、実際に私は国際会議や旅行などでそうした人たちと出会っている。同じように、今回暴挙に出た我が同胞も民度が低いに違いない。

今日あたりは、だいぶあっちが狼狽してきている様子がわかる。香港など観光客が激減して困っているそうだ。それで聞くに堪えない言い訳をして、何とか日本人観光客を再び呼び戻そうとしている。行きたい人はどうぞ。皮肉じゃないよ(^_^;)。彼らも、また襲撃するほど愚かではないだろう。そんなことをしたら、自分で自分の首を絞めるだけ。香港の飲茶は本場だけあって絶品だしね。

レーガンがソ連を崩壊に追い込んだように、ここは静かに隣国の共産党政権が倒れるよう、知恵を働かそうではないか。それは実際に手を下すのは政治の仕事だが、国民的合意が必要だろう。あちらも「日本人を責めているのではなく日本政府の施策を責めている」のだから、こちらも「共産党政府を攻撃するのであって、一般の人民とは仲良く」しようではないか。そして、その方が、その独裁政権下で抑圧されている公称13億人の人たちにも幸せが訪れるというものだ。

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2005年4月19日 (火曜日)

こっちのM&Aの方がよほどびっくりだ

ホットなニュースが飛び込んできた。
AdobeがMacromediaを買収、PDFとFlash、スタンダードが1社に、だそうだ。
うーん、Adobeはのど元に刺さったとげを抜いた気分かも。クリエーター達も内情を知らない限り、驚いているだろう。

この先どうなるのか。この見出しにあるように、PDFとFlashは不変だろうな、きっと。Flash VideoとPremiereの連携が強まりそうだ。
Adobe側で言えば、IllustratorやPhotoshopも強いはず。Freehandは消滅だな。FreehandからIllustratorへの安価なクロスライセンスを提供してくれ。Fireworksの位置づけが微妙だが、はっきり言って、こいつとDreamweaverはまあよいソフトなので、できればこの2つはAdobeがMacromediaに歩み寄って欲しい。

ただなあ、競争がなくなると、やはり停滞するのが心配だ。価格も。
そして、そのうち、まとめてMicrosoftに買収される、なんてことにならないことを望む。

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2005年4月18日 (月曜日)

国内ヒッキーじゃだめだ

その「クライン孝子の日記」の同じ記事の最後の方に、

今イギリスBBCのサイトで
今回の中国での反日暴動(?)についての意見を
募集しています。↓

http://news.bbc.co.uk/1/hi/talking_point/4436425.stm
 <

日本からも投稿されていますが、少ないようです。
皆さん、どんどん、思ったこと投稿して下さい。
いい機会だと思います。


というのもあったので、ちょいと覗いてみた。ざっと見た限りでは、史実に即している日本の立場と、政治的プロパガンダに満ちたシナの立場と両方見られるが、日本の方が劣勢のような気がする。それでも当事者でない第三国の人達の中に、きちんと歴史を学んで日本の立場を理解してくれる人も少なくないこともわかる。
国内で閉じこもって、オナニーのように愛国心を煽っているのでは話にならない。ちゃんと日本の立場を世界に発信しよう。政府や政党の責任は重い。特に民主党だ。社民党や共産党は話にならないので除外。
早速、私もつたない英語だが意見を送っておいたよ。

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cnドメインを停止せよ

さるさる日記 - クライン孝子の日記
http://www2.diary.ne.jp/user/119209/
を見ていたら、さるさる日記 - 勝谷誠彦の××な日々
http://www.diary.ne.jp/user/31174/
のことが出ていた。その本日の記事の中に、

支那では2001年以来『金楯工程』が発動している。インターネットを海外のそれから切り離し支那の中だけでコントロール下に置こうという壮大な計画である。つまり支那においてはネットは「インター」ネットではなくただのLANなのだ。巨大な社内LAN。支那LANと名付けてあげよう(嘲)。
という文があった。言いたいことはよくわかるし、ほぼ同意できる内容なのだが、用語が滅茶苦茶だ。突っ込める。
インターネットを海外から切り離して、シナ国内だけでコントロールしようというのが「壮大」な計画?IPアドレスのコントロールするだけじゃんか。どこが壮大なんだ。確かに空間の広がりの程度は壮大だけどさ。

ネットは「インター」ネットではなくただのLAN、という下りに至っては、日本語ならば辛うじて理解できるが、英語にしたら訳がわからなくなる。
In short, at PRC net is not "inter" net but just a LAN (Local Area Network).とでもなるのか。

そもそも、いわゆるインターネットは英語では定冠詞のつく固有名詞the Internetである。この場合のinterはinternationalのinterではない。network相互を繋ぐからinternetworkであり、その中でTCP/IPプロトコルを利用するものをthe Internetと言っている。

こんなことを揶揄するなら、日本のインターネットも大半が日本語だけで発信されており、物理的には海外から遮断されていないが、言語的には遮断されているも同然である。よってやはり勝谷流に言えば、「インター」ネットではなくただのLANなのだ。巨大な社内LAN。大和LANと名付けてあげよう(笑)。

まあ、それから厳密に言えば、この場合LANではなくWAN(Wide Area Network)が正しいだろう。
中共の一党独裁を皮肉ってLANというなら、わからないでもないが、そうだとしたら決して絶対数の少なくはない「少数民族」への思いが足りないよね。勝谷氏らしくもない。邪推にすぎるだろうけどね、これは。

いずれにしても、自分のところは閉じておいて、日本を含む余所の国の官庁や大学のウェブサイトを改ざんするなど、許されることではない。コンピュータネットワーク上での主権侵害を国際法違反と認定する(国内での不正アクセスは国内法で)よう、ウィーン条約を改正した方がいいかもね。

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いつまで欺瞞を続けるのかマスコミ!?

報道はいずれも「反日デモ」である。テレビ映像を見て思うのだが、あれはデモなのか、と。
同じことを国内でやったら、間違いなくデモなとどいう表現でなく、暴動、暴行、暴力行為、争乱、破壊活動といった言葉が並ぶことだろう。いい加減に「反日暴動」あるいは「反日に名を借りた反政府暴動」くらいの表現をして欲しいものだ。

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2005年4月17日 (日曜日)

ゴルフ莫迦

横峯さくら父娘が、ツァー初優勝ということでNHKのスポーツニュースに出演している。
初優勝はめでたいだろうが、なんとかならないのか、このゴルフ莫迦2人。
娘は19にもなってきちんとした言葉でインタビューに答えてないし(そういうプロスポーツ選手多いよね)、父親は傲慢の塊。要するに社会性が欠如している、ということ。ちょっと成績がよかったり、話題性があるだけでマスコミがちやほやする限り、こういう手合いは増えるのだろうな。

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海外の「プロ市民」団体

スウェーデンで25年もの歴史があるアイスクリームNogger Black(ヌッガ・ブラック)という商品の広告を巡って、人種差別だ、という人権擁護団体という名のプロ市民が企業テロを働いている、ということだ。ちなみに多くの人は、そんなことは全然思っていない、という事実も判明している。どこにでもこういう団体というのはあるものですな。
詳細は、この記事のトラックバック先の
http://aruhenshu.exblog.jp/d2005-04-16
を御覧下さい。
nogger200
logga

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UN安保常任理事国

United Nationsを国際連合、国連と訳すのは誤訳なので、敢えてタイトルにはUNと表記した。

日本は、常任理事国5カ国のうちアメリカ合衆国を除く4カ国よりも負担金の額が多く(全体の約2割)、しかもアメリカ合衆国と違って、遅滞なく全額支払っている。お約束のお金を一括で全額即時払い、というのはスマトラ沖地震の津波被害に対しても同様だ。

さて、どこが常任理事国にふさわしいのか。
この際日本は、腐敗だらけのUNの常任理事国なんかこっちから願い下げだぜ、そのかわり分担金も払わねえからな、って啖呵切ったら面白いねえ。

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今更だが福島瑞穂を弾劾する

河北新報の4月13日の記事から。

 民主党の仙谷由人政調会長は13日の記者会見で、中国で発生した反日デモに関連し「中国政府は北京五輪などを控え、国際世論がどう見るかを考えてほしい。デモはいいが、投石を合理化するものはなく、率直に謝罪することが必要だ」と強調した。(中略)
 社民党の福島瑞穂党首は「暴力的行為には賛成できないが、靖国参拝を指摘されても『それは違う』と言い放つ小泉純一郎首相らの姿勢は間違っている」と指摘。

社民党の前身である日本社会党も含めた全会一致で、昭和28年に戦犯の赦免に関する国会決議がなされている。これでA級及びBC級戦犯とれさた人達も靖国神社に合祀されることになったのだ。これら戦犯の赦免は、サンフランシスコ講和条約に基づいて、国際的にも認知された。
しかも、東京裁判のために獄死、刑死した人の遺族にも遺族年金などが支給されるように運動したのは社会党の堤議員であった。戦犯の名誉回復のための署名は4000万人分も集まったという。

一体全体、姿勢が間違っているのは誰なのか?

参考サイト
http://homepage2.nifty.com/ikaruga/new_page_186.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~xx8f-ishr/okinawa.htm
http://www1.odn.ne.jp/~aal99510/yasukuni/nenpyo_2.htm

また、このことに関して、今更ではあるが、日本共産党が如何に反日的であるか、日本の伝統文化を尊重しない体質かを示した、赤旗のページが以下である。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-12-01/2004-12-01faq.html

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2005年4月16日 (土曜日)

公共交通

東京都民でも、都営地下鉄というのはマイナーだから、4路線あって4路線とも線路の規格が違うことを知っている人はあまり多くないのではなかろうか。東京都交通局も大変だね。

浅草線…標準軌1,435mm 新幹線と同じレール幅 標準軌の京浜急行と相互乗り入れのため
三田線…狭軌1,067mm JR在来線や多くの私鉄と同じ幅 狭軌の東武鉄道と相互乗り入れ予定だったため。現在は同じ狭軌の東急目黒線と相互乗り入れ
新宿線…馬車鉄道と同じ幅の1,372mm このゲージの京王線と相互乗り入れのため
大江戸線…標準軌1,435mmだが、リニア駆動式でかつ車両が小さいため浅草線と互換性無し
これは、工事費を抑制するためにトンネル断面を小さくしたためである。

メジャーな地下鉄、東京メトロ(旧営団地下鉄)は工事中の13号線(池袋〜渋谷)を除いて8路線あるが、このうち初期にできた銀座線と丸ノ内線は標準軌である。しかし、電源が架線ではなく第三軌条と呼ばれる三本目のレールであるため、やはり浅草線などとは互換性がない。そして、それ以外の日比谷線、東西線、南北線、有楽町線、千代田線、半蔵門線は狭軌の架線方式で、いずれも私鉄と相互乗り入れしている。13号線も同じ規格で東急東横線、東武東上線と相互乗り入れが予定されている。

京王電鉄は、(別会社を買収した)井の頭線が狭軌と、これまた同じ会社で2つの規格を有している。
東急も、世田谷線という「路面電車」があって、その他の路線とは規格が異なる。
京成電鉄は、もともと1,372mmだったのが、浅草線、京浜急行と相互乗り入れのため、1,435mmにゲージを変更した。

でもって、東京にはこれ以外に、羽田空港に行く「東京モノレール」、レインボーブリッジを通る「ゆりかもめ」、多摩都市モノレール、都電荒川線など様々な規格の軌道系公共交通機関が乱立し、今も日暮里舎人線という新交通システムが建設中である。環8ルートを走るエイトライナーなんて構想もあったな(構想というより妄想に近いかも)。

おかげで、ネットワークはそれなりに充実しているのだが、乗り換えの度に運賃は初乗りとなってバカにならない(パスネットというプリペイド方式のカードで切符をその都度買う煩わしさからは解放されるが、これとてJRでは使えない)。車両の融通もきかないし(中古車両は地方や開発途上国で余生を過ごす)、乗り換えの移動も大変だ。そもそも、こんなに「鉄道会社」が乱立している都市というのは世界でも稀だ(他には京阪神くらいのもの)。そのうちの1社は最近、グループの「総帥」が逮捕されちまった。

翻って、ドイツあたりは郊外鉄道と都市内の路面電車も規格が共通のところがあって、相互乗り入れしている、という事例をシンポジウムのスライドによる発表で見せてもらったことがある。私は、何でもドイツがいい、などと思い入れをするお莫迦ではないつもりだが、いいものはいいよね。それにヨーロッパの鉄道は、おおむね標準軌(スペインなど一部で広軌)なのが羨ましい。一編成あたりの輸送力が大きいし、スピードも出せる。それにフランスのTGV(Train a Grande Vitesse)に見られるように、高規格の新線と在来線がごく当たり前に乗り入れできる。

日本の地方都市でも新型の路面電車であるLRT(Light Rapid Transit)の建設計画があちこちにあるが、コストを考えると現実的でない。制度や土地の所有状況なども異なるので、路面電車を撤去しなかったヨーロッパの上っ面だけマネをすることはほぼ不可能だ。具体的な案は「企業秘密」なので、ここでは披露しないけれど、バスにITを組み合わせるなど、現実的な解決策を考える方が賢明である。あちこちの自治体でワンコインのコミュニティバスが走っている。あれをもう一息、どうにかするのが第一歩だ。交通弱者対策などとアリバイ的に走らせているからショボいのであって、もっとビジネスライクに考える必要があるだろう。エネルギー効率を考えたら、都市におけるこれからの公共交通のあり方を真剣に考えて具体化するのは、待ったなしのはずである。

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湯沢市役所の大莫迦

湯沢市役所の個人情報流出事件、そこいらじゅうで叩かれていることだろう。

で、月並みな批判だが、なぜに職場の仕事用のPCにWinnyをインストールするのだ?というかなんでできるのだ。職場のネットワークにつながるPCなら、HDDはずせよ、ディスクドライブはずせよ、USBはじめ外部インターフェイスはLANポート以外はずせよ。

でもって、こういうお莫迦な職員は、即刻懲戒免職だ。処分が甘いんだよ、役所は。

それにしても、個人情報など、もうさんざん流出しまくりだろうに、個人情報保護法はどれだけ本当に個人情報保護に役立つんだか。今回のようなお莫迦さんとニュースネタと逮捕者・処分者をいたずらに増やすことは間違いなさそうだが。

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2005年4月15日 (金曜日)

今日の毎日新聞投書欄から

2つほど取り上げて、突っ込んでみることにする。
いつもと違って、投書したご本人には批判されるような問題はあまりないのだが、それでも出てくる他の人物に突っ込みどころあり、ということで。

まずは、千葉県の男性氏。
千葉マリンスタジアムにプロ野球観戦に行こうと、電車に乗ったが、下車駅で切符をなくした(なくさないように気をつけましょう)ことに気がつき駅員に言ったら、切符代を徴収せずに、注意だけでそのまま通してくれた、とのこと。いい話である。JRの駅員の中には、態度の横柄な奴や、旧国鉄時代を引きずるように窓口のたらいまわしをするような奴もいるのだが、正直な投書氏と駅員とのやりとりはすがすがしい。

だが、突っ込みどころはここ。駅員の質問の「どこの駅から乗りましたか。料金はいくらでしたか」と聞かれたとのこと。本当にこう言ったのか?だとすれば、下車駅から推測して、この投書氏は各駅停車ないし快速に乗車したと思われるので、ならば「料金は0」と答えるのが正しい。「運賃は?」と聞かれたら、切符の料金を答えればよいのだ。料金とは特急料金やグリーン料金などの付加的な代金のことだからね。もしも料金と言ったのなら、駅員さん、プロ意識を持って正確な用語を使いましょうね。

さて、もう一つは岡山県の女性。セクハラ被害者とのことで、「公務員 女性」とだけある。
この場合の被害は、産休中に参加した職場の送別会で、酔った男性の上司から結婚日と出産時期の計算があわない、という言葉の暴力を受けたということだ。そして、その送別会はその上司を中心にセクハラ発言が飛び交っていたそうだ。言葉は悪いが、田舎の役所の宴会でいかにもありそうな状況だ。

さて、この公務員の女性。どうせ匿名にするなら、その上司を笑いものにするような、ウィットのきいた仮名でも考えればよかったのに、と思う。精神的なダメージでそこまで考えが及ばなかったかもしれないけれど。

そして、こうも書いている。「最近は子供を授かってから結婚する人も多いし、どうしてそんなことに答えないといけないのか腹立たしく」云々と。ならば、そんなアホ上司の言葉など無視すればよいのに。実際には「籍を入れてから一緒に住み始めた」と軽く答えたそうなので、それでよかったのだろう。

その上司は、もしかするとこの女性に気があったのかもしれない。そして、変な想像をして「楽しんで」いたのかもしれないが、久々にこの女性と会って、酔った勢いで言葉に出てしまったのだろう。情けない。

女性の気持ちを傷つけてまでエロ話をするのは問題だ。私も下ネタは大好きなのだが、気をつけようっと。「さわやかなエロ話」というのはないのだろうか。

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2005年4月14日 (木曜日)

マイクロソフトの恫喝・脅迫

マイクロソフト(Microsoftでなく日本法人)が、自社のOfficeとオープンソースのOpenOfficeの「比較」を行い、自社の製品が有利だから使うようにと主張したという。まあ、私も、世の中にマイクロソフトユーザーがあまりにも多いので、「仕方なく」使っているが、ここではアンチ・マイクロソフトの立場から、報道記事に沿って、批判してみることにする。OpenOfficeもver.1.1はインストールしてます。
[ソースとなる記事はYahoo Japanに配信された(MYCOM PC WEB) - 4月12日23時26分更新]

正直、どっちでもいいわけで、わざわざ金と時間をかけてこんなパフォーマンスをすること自体がどうかと思うわけで、そういうコストも最終的には製品価格に跳ね返るんでしょ?と突っ込んでおく。それとOpenOfficeは2.0ベータを使ったらしいが、ベータは製品版じゃねえぞ、卑怯じゃねえか、とも突っ込んでおく。

>>もっとも高額なパッケージだと5万円を超え

これを安いと思う人はあまりいないだろう。もっともこういう記事では、一番安いパッケージや、一番利用されているパッケージの価格も出してもらいたい。ただしプリインストールマシンを購入したユーザは、あまりコスト感覚はないかもしれない。

>>オープンソースソフトウェアの台頭で、それらに対抗することを余儀なくされており、

それだけ危機感がある、ということだろう。本当の「横綱」ならどっしり構えて受けて立つもの。

>>MS Officeは高いか--。そんな問いに対して同社は、ライセンス価格は必要なコストの一部だと主張する。
>>コストには、(1)移行にかかるコスト(2)サポートコスト(3)トレーニングコスト(4)管理・障害時の対処・
>>メンテナンスにかかるコスト--の4点がある、と同社。さらにリスクも考慮に入れる必要があり、互換性・
>>再現性の問題、企業内ユーザーの再教育、企業内サポートの負荷増大--といったリスクが考えられるという。

世の中全部が大企業で、社員全員がもれなくOfficeの全機能を使いこなしているのか?そんなありもしない理想的な状態を想定してのコスト論にどれだけ意味があるというのか。ほとんどの企業ユーザーは、ライセンス価格だけがコストだけだろうよ。つまりOpenOfficeに移行すれば、コストは下がるという訳。

だって、サポートは、Officeに詳しい社員をタダで使うもん(^_^;)。
トレーニング?トレーニングを必要とするレベルの社員は、やはり詳しい社員に聞いてしまうもん(笑)。
管理・障害時の対処・メンテにかかるコスト これも同様ね(爆)。

大きな声では言えないけど、そもそもコスト削減のために一つのパッケージで2台にインストールしている会社って多いでしょうに(推測にすぎないが)。

>>ライセンス価格自体は無料であっても、「メニューが1つ変わっただけでユーザーは迷う」

マイクロソフト製品でも、バージョンアップしただけで迷うユーザーも多いんですけど....

>>「必要なサポートをいつでも提供」している

これって、自分で言うか?!

>>日本ユーザーは「(見え方が)90%同じでもダメで、100%同じでないと納得しない」

まあそういう奴はいるよね。でもなあ、その場合、やはり残り10%の修復には、詳しい社員がただ働きさせられるんだよ。すべてのマシンのフォントセットは完全に同じなのか?
それに、それなら同じマイクロソフトでWin版とMac版の違いはどうなるんだ。Mactopiaではさんざん互換性を主張しているのはどこのどいつだ。同じマイクロソフトのOfficeでWin版とMac版の違いは、マイクロソフトOfficeとOpenOfficeとの違いよりも大きい。あっ、そう、Macユーザーは少数だからいいんだ、ふーん。

>>Windows XP SP2などに代表されるセキュリティの強化

幻想だ。妄想といってもいい。嘘とも言うか。

>>年間5,000億円にも上る研究開発費の投入などがMS Officeの優位点

でもって、そのコストを製品価格に転嫁、と。

>>クラッシュ時のエラー報告を集計した結果、1つのアプリケーションにおけるクラッシュを分類すると、
>>報告されたクラッシュの上位1%が、全クラッシュの半数を占めているそうだ。

これをどう読むか、だが、残り半数のことが書いてないので推測を交えるしかないな。

一つは、それだけ重大なエラーを放置したまま、製品として売っている、ということだ。こんなこと自慢することじゃないだろう。普通の製品で、報告されたトラブル件数の半数が、分類されたトラブルの上位1%だったら、なんでそのトラブルを修復してから販売しないんだ、となるのではないかな。
トラブルが1000件報告され、その種類の内訳が100種だとして、500件のトラブルは100種類の内の同じ1種類だけということだぜ。そんなの最初からなくせよ。

しかも、残りの半数の99%がもしも致命的なものが多く、かつ多様性に富んでいる、と仮定すれば、これはこれでまた問題だ。頻発する少数のトラブルと、発生は少ないが致命的なトラブルの、両方を抱えていることになる。うわー、すごい製品だ、こりゃ。

OpenOfficeも同じようなバグを抱えている可能性はある。しかし、最低限バグフィックスしたパッチ(Update)を待つか、最悪有料の次回バージョンアップまで待たねばならないマイクロソフト製品に対して、オープンソースであれば、ここいらの対応はもっときめ細かく迅速にすることが可能だ。

>>同社では、こうした優位点や移行に伴うコストなどを、移行を検討している顧客に提示し、
>>顧客が同社製品を選択するよう促している、という。

前述の4種類のコスト及びリスクに対して、具体的にこういう会社ならいくらコスト削減になる、と提示してくれれば説得力はあるが、価格以外は抽象的、あるいは定性的な表現しかしていないのなら、これは「促している」のではなく、やはり「脅し」に近いというべきだろう。

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2005年4月13日 (水曜日)

S A G I 詐欺〜♪

架空請求のハガキが来ましたよ、昨日。これで2回目だ。
ああ、メールでも1回来たことがあったな。

再三連絡しても通じないだの、最終通告だの和解だの訴訟番号だの、まあよくもごてごてと並べて書いてあるよな。連絡初めてじゃん(笑)。でも、黒とオレンジ色の配色の悪い出力で、しかもインクジェットプリンタと来た。おまけに「認可監査法人之印」なんてもっともらしい陰影まで印刷してやんの。詐欺なのが見え見え。

請求金額はプライバシーの保護から記載しておらず、連絡しろ、ですと。これなど個人情報保護法施行での過剰反応を逆手にとった技だな。それにハガキで出しといてよく言うよ。封書で済むじゃないのよ〜。妙なところで30円/人ケチっているのが痛い。第一、差し押さえるような財産なんか、何もないって(苦笑)。

で、検索してみたら、全く同じ文面が江戸川区消費者センターのサイトにあったので、メールにて通報。被害をなくすために頑張って下さい、と激励したら、お礼のメールをわざわざいただいた。今日は速攻で「証拠物件」として板橋区消費者センターにハガキを持ち込んだ。

しかし、自宅の住所がわかっているということは、名簿業者から流れたんだろうな。これは頭に来る。架空請求する業者も、そこに名簿を流す業者も、見つけてボコボコにして欲しい。

ブログを開設したり閲覧するような人は、こういうのには騙されないと思うけれど、周囲の人に、くれぐれもビビって反応してしまわないよう「教育」しましょう。それと、裁判所の少額訴訟制度とやらを悪用した手口は、逆に無視したらいかんので、これも注意しましょう。いずれにしても、冷静に対処すれば、消費者センターやウェブサイトなど、いくらでも頼りになる存在はあるということ。

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2005年4月12日 (火曜日)

人を幸せにするはずのものが人を不幸にした事故

こんなニュースがあった。

 栃木県矢板市で3月、大型トレーラーが道路脇の石垣に激突、炎上して男性運転手が焼死した事故で、同県警は、直前を走っていたダンプカーの荷台から落下したアスファルト塊(重さ約580キロ・グラム)が、トレーラーの運行を妨げた疑いを強め、来週にも、ダンプカーを運転していた同県河内郡の男性運転手(61)を業務上過失致死の疑いで書類送検する方針。

 ダンプカー運転手は、調べに対し、「まったく落下に気付かなかった」と話しているというが、県警は、荷台に覆いをするなどの荷崩れ防止措置を取っていなかったことから、運転手には、道路交通法で定められた転落防止義務を怠った過失があるとしている。

 事故は3月1日午後11時45分ごろ、矢板市中の国道4号で発生。宇都宮市峰、運転手浜名正明さん(当時34歳)のトレーラーが中央線を越え、前から来た大型トラックに接触したうえ、道路右側の石垣に激突して炎上。浜名さんは焼死した。

 矢板署などの調べで、トレーラーの下から縦約80センチ、横約110センチ、厚さ約40センチのアスファルト塊が見つかり、浜名さんが事故直前、無線で「あっ、危ない」と叫ぶのを後続の同僚が聞いていたこともわかった。

 鑑定の結果、アスファルト塊は、近くで行われていた電話線地中化工事で排出されたもので、工事現場からアスファルト再処理施設に向かった河内郡の運転手のダンプカーが、路地から国道に出た際に落としたことを突き止めたという。
(読売新聞) - 4月12日3時9分更新


小生、もう10年近く前だと思うが、小雨で薄暮という状況の常磐道を走行中、前方に落下物を発見したものの、正体がわからないままよけきれず、ガリガリという音ともにしばらく走行を続けたことがある。

幸いPA(パーキングエリア)が近かったので、緊急避難し、ガソリンスタンドで落下物を取り除いてもらった。比較的大きな何かの金属片だったが、固まりと言うよりはクシャクシャになった板状のものだったので、大きな被害は受けなかった。しかしスタンドの係員は、このまま走ったら危なかったでしょうね、とも言った。

今回の事故では、580kgのアスファルトの塊である。亡くなった運転手はさぞ恐怖だったろうと想像する。そして冥福をお祈りする。他をも巻き込んだ大災害にならなかったのが不幸中の幸いかもしれない。

アスファルトを落下させたダンプの運転手には、厳罰で臨んでもらいたいが、ともかくこのいい加減な態度に腹が立つ。死ぬまで車を運転できないように処分して欲しいとも思う。また、事後の厳罰処理だけでは、こういういい加減な積荷はなくならないだろうから、何らかの有効な対策があって然るべきである。とりあえず小生にすぐに妙案はない(というのも無責任だが)。警察は陰険なねずみ取りなんぞやってないで、もっとこういうことに目を光らせるべきだろう。

そして、もう一つ残念なことは、このアスファルトが、電話線地中化工事の排出物であることである。
電話線の地中化は、情報インフラを整備し、同時に都市景観を改善する事業である。そういう国民の利益のための事業からでた排出物が、1人の国民を殺してしまったという事実に、やるせない思いが募るのである。

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カルトと宗教(あるブログへのトラックバック)

ブログ
http://huguruma.ameblo.jp/
の4月12日付の「ナザレのイエスはなぜカルトではないのか」という記事に対するコメントです。
(このブログのコメントは500文字が上限で、それを超えたためTBにしています)

小生、クリスチャンでもないし、宗教や宗教史の専門家でもありませんが、だからこそ敢えて考察してみることにします。ちなみに小学5、6年の時にカトリック教会の土曜学校で英語を習っており、その時に多少キリスト教の教義や祈りの儀式に接してはいます。

まず、2000年前のユダヤ教徒から見れば、イエスの教えは間違いなくカルトに映ったことでしょう。キリスト教はイエスの生前あるいは死の直後から爆発的に広まった訳でありません。しかし、ユダヤ教徒から見てカルトに見えたからと言って、本質的にカルトであったかどうかは今となっては確かめようもありません。言えることは、少数ながら熱心な弟子がいて、数百年の後に信徒が増え始めたわけですから、いかがわしいだけの教義ではなかったのではないかと推測されます。

宗教というより哲学もいうべき仏教でも、釈迦の死後500年くらい経過して、ようやく宗教としての体裁が整って、布教活動が本格化しています。新しい宗教が広まるには、多くの人と幾多の歳月が必要で、現在の世界宗教の中でイスラームは例外でしょう(それでもユダヤ教徒キリスト教というベースが600年以上にわたって存在していたと考えれば例外ではない)。

ローマ皇帝の中に熱心な信者が出始めた、ということは、当時の独裁者にとって都合のよい内容(例えば唯一絶対神のヤハウェと支配者としての自分をダブらせるなど)を含んでいたのかもしれませんが、それだけで民衆の心をつかめるとも思えません。

医療活動に関しては、イエスになんらかの医学的知識があり、困っている人を本当に救ったのではないでしょうか。また、最近流行っている「心のケア」もやったのでしょうね。ただし、後世、イエスの業績を大きく見せるために、カルト的な治療行為(盲や聾を治療した)で脚色した、という可能性は多分にあります。聴力の落ちた老人に、耳元でいろんや話を優しくしてあげれば、それが聾を治療、という話につながる可能性が考えられます。ここが「空中浮揚」のようなありえない行動を信じ込ませた某カルト教祖との違いでしょう。

医学や科学が発達した現代では、迷信だけで多数の人を引きつけることは困難です。まあその割に血液型正確占いのようなカルトも流行ってますが、あれはそれほど実害はない(いじめの問題はあったにせよ)。それでも迷信がなくなったわけではないので、カルトのつけいる余地が残されていますが、それは2000年前とでは比較にならないレベルでしょう。

2000年の間に信徒が増えた、ということもあるでしょうが、様々な宗派が出てきて、様々な経典解釈がなされてきていますから、本当に信ずるに足る新しい宗教が出現できる余地も少なくなっていると思います。

金保は自分で自分のことを神の子と主張したのかもしれませんが、イエスはそうは言っていないはず。三位一体説が登場するのは遙か後の時代です。

少なくとも100年以上の歴史的評価と、多くの人の支持があってはじめて、初期にはカルトに思えた新興宗教が、カルトを脱していくのではないでしょうか。とすれば、例えば天理教あたりは既にカルトではないと言っても差し支えないかもしれませんが、創価学会は名誉会長氏の死後どうなるかで、カルトかどうかの真の評価が初めてできるのではないかと考えられます。

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暴動・デモなど別に今に始まったことではないのでは?

シナの反日デモ・暴動について、あまりにもひどいので多くのブログで意見が述べられているし、今回は日本政府も(野党第一党の党首と異なり)それなりに毅然とした対応を今のところとっているようなので、私ごときがこれ以上言うこともないな、と思ったのだが。

中華王朝史観によらない歴史的視点で見ると、今回のような暴動は、きっと始皇帝の中華本土統一前あたりから、2200年以上にわたって続いてきたのだろうな、と思われる。そして、そのうちのいくつかは、本当に中華王朝を滅亡に導くきっかけになったであろう。

今回の騒ぎは表向き日本に向けられてはいるが、徒党を組んで不満のはけ口を求め、そして本音の部分で反体制・反権力を叫んでいるのだとすれば、これは歴史上ありふれた一コマにすぎないことがわかる。

しかしである。日本人留学生が殴られて怪我をした。日本国政府発行のパスポートを開くと、そこに何と書いてあるのか。パスポートを持っていて、知らない人は是非読んで欲しい。そして日本大使館というのは国際法上、日本領土である。海外にあっても、その国の法律は大使館の敷地内には及ばない。その日本大使館が投石されてガラスが割られるなど一部が破壊された、ということは、武力をもって戦争を仕掛けてきたのと同義である。もっともしばらく前から領海侵犯などの違法行為は見られたけどね(怒)。

本来ならば、自衛隊出動となってもいいところだ。死者でも出たら本当にそうだぞ。
だがそこまでせずとも、せめてODAの即時凍結くらいはしてもいいのではないのだろうか。
そして、こうした毅然とした態度をとることは、渤海湾を挟んだその脇でがたがた騒いでいるもう一つの国に対しても抑止効果として働くだろう。

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2005年4月11日 (月曜日)

「がんばれ社民党」

社民党のサイトに、「がんばれ社民党」カンパのお願い、というページがあります。

そこまで金に困っているのか、という突っ込みはさておき(^_^;)。
振込先が郵便振替の口座と「みずほ銀行町村会館出張所」なんですな。
「みずほ銀行福島支店」(実際、福島県福島市にある)だったら笑っちゃうんですが、でもみずほ銀行だけでも十分に笑えました。

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2005年4月10日 (日曜日)

代表がアホだから「次の外相」もおかしかったのか

NIKKEI NETから

民主党の岡田克也代表は9日夕、北京で大規模な反日デモが行われたことに関して「中国側に問題があるのは事実だが、日本側にも問題がある。一番の原因は両国の首脳に信頼関係ができず、本当の話ができない状態になっていることだ」との認識を表明した。

少し前にこのブログで鳩山由紀夫氏を批判したが、(年齢は下とはいえ)肩書きからは親分格の代表がこんな発言では、いたしかたないな、と改めて感じた次第。我が国の国益にかなわない民主党に、このままではやはり政権は任せられない。自民党も一部の政治家を除いてピンぼけだけど。

韓国も含めて今回の反日騒動をめぐって、いったい日本のどこに問題があるというのか。
靖国参拝、竹島の日条例制定などいずれも間違ったことはしていない。論理的にも正しい。我が国が「本当の話」をしても、捏造だ、歪曲だと聞く耳を持たないのはどちらなのだ。

ええかっこしいはやめた方がいいよ、岡田さん。

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2005年4月 9日 (土曜日)

小泉政権8月崩壊か?!

小泉首相主催の「桜を見る会」が新宿御苑で開かれたそうだ。
首相は

「桜は満開で見ごろだ。このような穏やかな気持ちで政治を行っていきたい。今日は煩わしい政治は忘れて、花を愛でたい」
とあいさつしたそうだ。

いやー、醍醐の花見かもね、こりゃ。
豊臣秀吉は亡くなる年の慶長三年(1598)の春に、家族、側近や大名など約1300人を集めて盛大な花見を開催した。病魔に冒され身体が衰えていた秀吉はこの後病床に伏し、8月に死去した。

現在の小泉政権は、郵政民営化を巡って与党内の造反(というか、もともと郵政民営化に反対していた連中だが)が多く、秀吉のような独裁者とは異なるが、それでも秀吉政権末期には朝鮮出兵の失敗を巡って大名の怨嗟の声があり、また政権内部も武闘派の加藤清正らと文治派の石田三成らが対立しており、政権の屋台骨に亀裂が見えるなど共通点も見受けられる。秀吉も花見の時には政治を忘れたいと思っていたに違いない。

醍醐の花見の2年前の慶長元年には、大地震で京都の多くの建物が倒壊するなどの被害を受けた。
昨年は中越大地震、そして今回の福岡の大地震である。

これで本当に小泉政権が今年8月に崩壊したとしたら、歴史の皮肉と言わざるを得ない。
さて、どうなりますやら。

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善意の環境保護運動が環境を保護するとは限らない

読売新聞のネット配信ニュースから。

 メダカやタナゴ類など絶滅が心配される魚の保護や自然の復元を目的にした放流も、やり方が適切でなければかえって環境の悪化を招くとして、日本魚類学会が「放流ガイドライン」をまとめた。

 「放流による保全は容易ではなく、生息環境の保護などの方が、安易な放流よりはるかに有効」と呼びかけている。

 水産業やレジャー関係の放流は対象としていない。「環境を保全したい」という善意の放流にも、生息に適さない状態に放流すれば死滅するだけで、守るべき在来種が遺伝的に孤立している場合には放流種と交雑してむしろ環境に適応できなくなったり、放流種に乗っ取られたりすることもあるなどの問題がある。

 指針では▽環境保全、生息状況の調査、啓発などの継続的活動の方が安易な放流より有効であるため、事前に放流が最も効果的な方法か十分に検討▽生息環境として適切か、他種への影響などを予測——などを提唱している。

 指針は学会ホームページ(http://www.fish-isj.jp/info/050406.html)に掲載している。

 作業部会のメンバー、森誠一・岐阜経済大教授(保全環境生態学)は「希少種を守る放流も安易にはできない、と認識をあらためてもらうことが指針のねらい」と強調している。
(読売新聞) - 4月9日12時38分更新


この日本魚類学会の呼びかけは、しごくまっとうなことを言っている。いや、今更、という気がしないではない。もっと早く、警告すべきだった。

サケの放流をはじめとして、以前からこの手の「環境保護運動」は行われてきている。しかし、人間のエゴである場合が少なくない。勝手に放流される魚は気の毒だ。

環境破壊が人間のエゴとして批判されることが多いが、こういう運動も根っこは同じである。やっていることが「いいこと」のように思えるから批判されにくにいし、新聞などの既存メディアはそれどころか、賞賛するような論調の記事すら平気で書いてきた。この点は猛省すべき。そして運動を行うのなら、このガイドラインのとおり、調査すべき点はきちんと調査し、そして科学的な知見に基づいた学習も必要だろう。

それにしても、水産業はともかく、レジャー関係の放流が対象外でいいのだろうか。水産業できちんと生息環境を管理できるのであれば問題は少ないのであろうが、レジャー関係となると、きちんと管理できない場合もあるのではないか。ブラックバスの規制も現在進行形の問題としてある。この点に関しては、もっと突っ込んだ議論と対応策の検討が必要だろう。

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2005年4月 8日 (金曜日)

今日4月8日という日

12月25日が何の日か知らない日本人はほとんどいないだろうが、4月8日は何の日か知らない人は多いだろう。4月8日はお釈迦様の誕生日である。お寺や仏教系の学校などでは「花祭り」を祝っていることだろう。

宗教区分では日本は仏教国ということになっているが、花祭りを大々的に祝うということはない。クリスマスと対照的である。我が国の大乗仏教は様々な宗派が分かれているので、統一的な祭り方がないせいなのかもしれない。季節柄、お花見がその代わりをしているとも言えるかもしれない。ここのところの暑さで桜も満開である。

潜在意識の上では土着の信仰である神道の方が日本人の心根に合っていることは間違いない。言霊、多神教、禊ぎ、穢れ、怨霊などである。死者に鞭打たず、死ねば神様にもなる。神仏習合ということもあるが、頼む時の順番も神様、仏様だ。無神教のように思っていても、神道的な要素に日本人の精神は支配されていることを改めて感じるのだ。

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2005年4月 7日 (木曜日)

ある都立高校の入学式にて

今日は娘の高校の入学式に夫婦で出席した。ぽかぽか陽気で桜も満開、でも風の強い日だった。
保護者席が子供のクラス分けで指定されているので座ったら、後ろにいたよいたよ、おかしな夫婦(多分)。
式次第の国歌斉唱を見て難癖つけて、実際に歌う段になったら皆が起立しているのに、2人だけ座ってしまった。そうか、卒業式ではこういう親や教師が何人もいた学校もあったのだな、と実感した。

実はこの学校、帰国子女や在日外国人子弟も受け入れている学校で、壇上には東京都旗、日の丸、学校旗の他に、新入生の母国の国旗も並ぶという学校である。国際交流を旗印に掲げているが、その前提として国旗や国歌の尊重というのは、政治的イデオロギーを超えて存在するはずである。これはこのブログで私が常々主張していることでもある。

まあそれでもいろいろな背景の人がいて、思想信条の自由も保障されている国だから、上記のような行為も一応認めざるを得ない。ただ、そういう人のすぐ前に座ってしまったことが残念である。子供の門出にケチをつけられたようで不快だった。

幸い、それ以外にはこういう行動に及んだ人はいなかったようだし、教職員の方々も粛々と式を進めていた。娘も含めて子供達には、どろどろしたイデオロギーとは関係なく、自然な気持ちでいろいろなバックグラウンドの友達と接して、成長してもらいたい。明日は君たちのものだ。

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2005年4月 6日 (水曜日)

案の定

ローマ教皇が死去したので、後継者を選ぶcon claveと呼ばれる選挙が行われる。
con claveは英訳するとwith keyとなる。いわば「密室選挙」なわけだ。

ところで、この言葉をコンクラーベと読んで、「根比べ」と洒落るのはかなり古典的だと思うが、今もブログ上でだじゃれ花盛りのようである。実際、かつては結果が出るまで、かなりの時間を要したようなのだ。

この言葉、ラテン語のcum-clavisが語源で、これはクム・クラウィスと発音する。
ラテン語のVはUと同じ文字であり、発音は[w]なのである。今でもBvlgari(ブルガリ)というブランドがあるが、ここにラテン語の影響を見ることができる。

こんなブログも。
http://www.inforoot.jp/weblog/yuyu/archives/2005/03/post_25.html

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こんな「外相」では民主党に政権などまかせられない

4月4日の毎日新聞夕刊に「小泉外交 言いたい」と題して、鳩山由紀夫氏の寄稿(インタビューのリライトかもしれないが)があった。氏はご存じの通り、民主党の元代表であり、現在は同党の「次の内閣」外相の肩書きだ。

民主党の中堅や若手の保守系の議員、あるいは立候補予定者の中には、見識の高い人もいて信頼に足るのだが、鳩山氏は何を血迷っているのだろうか。この記事の中で氏は

「外交では愛情を持って相手国や相手国民の心を理解し、お互いに自立しながら共生できる世界を目指そうという気持ちを持つことが一番重要だ」
とのたもうている。

民間レベルの交流ならこれでいいだろう。しかし、外交がこれでいいのか。

小泉外交を批判するのはいい。確かに評価すべき点もないではないが、問題も多い。また、最近の隣国のヒステリックな動向にも鳩山氏は危機感を持ったのかもしれない。だが、少なくとも後者に関しては日本に責任はない。勝手に騒いでいるのは彼らの方だ。
前者について、

小泉首相は一度決めたらそれを貫いてぶれないことが、支持率を維持していると信じているようだ」
と批判している。それは外交では重要なことだろう。むしろ小泉首相はぶれていることが問題だ。拉致問題にしても「対話と圧力」といいつつ圧力はない。圧力は別のところ(石原知事、国土交通省の船舶保険など)がかけているようなものだ。靖国参拝にしても日付に一貫性がない。ここをきちんとして本当にぶれない方が、よほど外交上は効果があるだろう。

「中国の王毅駐日大使とも議論した。大使は『過去の歴史について悪いのは日本の軍で、一般国民は日本の一般国民に対する敵意を極力抑えようとしてきたのに、靖国参拝はそこに火をつけた。立場は違っても、相手の気持ちをおもんばかって理解しようとすることが大事だ』と話した」
とも書いている。

靖国参拝は中曽根元首相が首相当時の昭和61年の参拝時に、「ご注進」があるまではそもそも問題になっていなかった。火をつけたのは、日本国内にある反日勢力だ。そもそも、旧日本軍と日本国民を分けて考えるのはシナの勝手な論理であり、少なくとも戦時中は軍民一体となっていたはずだ。そのことの是非は別問題だが。
そもそも立場が違っても相手の気持ちをおもんばかれないのは、あんたの国の方だろう、と王大使には言っておく。盗人猛々しいとはよく言ったものだ。

「竹島問題で韓国世論が激化したのも、歴史認識や日本の右傾化について配慮が足りないからだ」
というのに至っては語るに落ちると言うべきか。
そもそも、今回の竹島問題の発端は島根県議会の条例制定だが、その背景にあるのは漁民の切実な声だ。江戸時代以来苦労して漁場を開拓してきたのは日本人であり、鳩山氏は日本人ならまず自国民に対して愛情を持つべきである。日本の右傾化というが、どこが右傾化なのか。今までが左すぎただけだろう。歴史認識がゆがんでいるのも韓国やシナ、あるいは北朝鮮の方なのだ。

民主党は一体全体政権を取ったら、どういうアジア外交を展開しようとしているのだろうか。この記事を読むと不安で、政権などまかせようという気が失せてしまう。

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2005年4月 5日 (火曜日)

fast or slow ?

私はスローライフやスローフードという言葉や運動が嫌いである。

子供の頃から、頭の回転は速かったし(嫌みに聞こえたらすみません。でも小学生の時など、最初の10分くらいで試験問題全部解いてしまったので。ホリえもんみたいだな(笑))、学生時代にちょいとやっていた中学生向け教材作成のアルバイトでも、仕事が早いと言われた。今でも基本的に同じである。多分、頭脳労働なら平均的な人間の三倍程度の労働生産性がある。それ故逆に貧乏なのがいかにも日本社会である。

逆に運動神経はあまりよい方ではないので、かけっこなどはいつも遅かった。4人で競争するとたいてい三位なのである。私よりも更に遅いのがいて助かっていた。ボール競技は得意だけど、これはスピードとはあまり関係ない。

ということで、早さに対する自負と負い目と両方あって、slowというのがカチンと来るのだ。スローライフだ?のんびり生きたい奴は勝手に生きろ。しかし他人に呼びかけて運動にするようなことでもあるまい。我々は好き嫌いにかかわらず、競争社会に生きているのだ。

スローフードだ?
うん、確かにじっくり時間をかけて料理を作るのは楽しい。それは認める。玉葱をみじん切りにして炒め、スパイスを調合してカレーをつくるのなんざ、その色や香りの変化にワクワクする。

しかし、そんなことばかりしていられない。そもそもこのslow foodという言葉、fast foodの対極として登場した言葉のようで、暗にfast foodを悪いもの、と決めてかかっているのが気に入らない。fast food = junk foodなのだろうか。

確かにマクドナルドのハンバーバーばかり食っているのは問題だ。しかしあれはあれでけっこう美味いものである。全否定することもないだろう。環境問題だって?マクドナルドが仮に全世界で営業を停止しても、環境問題がなくなることはないだろう。それに、あれは海外旅行して何を食うか困った時に重宝する。

いや、日本にはjunk foodでない優れたfast foodがある。天ぷらも鮨もうどん・そばも江戸時代には庶民の腹を満たした優れたファストフードであった。今や立派な日本の食文化である。

だが、そういうご託を並べるよりも、腹が立つことがある。
新聞は、やれ食糧自給率の向上だ(天候不順で不作になったらどうする。江戸時代など食糧自給率が高かった故に餓死者がたくさん出たぞ)、地産地消だ、食の安全だ、などご立派な記事を並べる。それもいいだろう。

しかし、その一方で系列の民放テレビは何を放送している?バカッ面下げたタレントが、大口開けていろんな料理を食って、涙を流さんばかりに喜んでいる。しかも、わざわざ多額の費用を使って海外を含む遠隔地に出かけてこんなことをやっているのだ。

このようにスローフード、スローライフという言葉の裏には大いなる偽善がある。

のんびりしたい時は自分の判断でそうする、でも急がにゃならん時もある。
食材調達から始めてのんびり食事を楽しみたい時もある。しかしカロリーメイトでしのがにゃならん時もあるのだ。

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2005年4月 4日 (月曜日)

恥ずかしい広告を打った殺人商品製造販売企業JT

今朝4日付の日経新聞の36面は、日本たばこ産業(JT)のマナーについての全面広告だ。
「ちょっと変わった広告」と題して、マナーの向上に関してのYes/Noクエスチョンのアンケート結果を掲載している。回答自体が、どこまで本気にしていいのか眉唾ものだが(実害がないから、本当はマナー違反をしていても、していないと回答する喫煙者もいるだろう)、それは突っ込まないことにする。

笑ってしまうのは、この広告が日本語と英語の併記になっていて、日本語の部分を除去しても成立するのだが、そうするとJTの意図と全く逆になってしまうことだ。

全体を通して、〜〜していない、というマナーに関して、YesとNoの比率が円グラフで表示されていて、Yesが過半数で伸びている、ということを主張している。つまりマナーは向上したのだ、と言いたそう。

ところが、実際にどうなっているか、というのを例示すると、こうなのだ。

歩道などに吸い殻を捨てない
I never toss away cigarette butts wherever I happen to be.
そして、Yesが58.6%で+1.6%upとなっている。

英語が本当にわかっている人ならお気づきだろう。
これでは、歩道などに吸い殻を捨てる人が58.6%で1.6%の増加なのだ。
なぜなら、Yesということは、Yes, I toss away cigareete butts .......ということだからだ。

他に8項目あるが全部この調子である。マナーは悪くなっているというわけだ(笑)。

日本語の新聞の広告なのだからいいではないか、という反論は当然予想される。しかし、そうなら何も中途半端に英語を使うことはない。日本語もわかる日本在住の英語のネイティブスピーカーが見たらどう受け取るだろうか。否定疑問文に対するはい、いいえとYes、Noが日本語と英語とで逆なことを理解してくれる優しい人もいるだろう。しかし、そうでない人もいておかしくない。

JTはロシアで高額の課税請求をされた。ロシア語の否定疑問文に対する回答Da,Nyetは日本語と同じだ。まさか、ロシアでは、そのことを知らずに英語と同じだと思って失敗したのではないだろうな。

まあ、いずれにしても確かに「ちょっと変わった広告」である。

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2005年4月 3日 (日曜日)

相変わらず電波な毎日新聞投書

今日4月3日朝刊の「みんなの広場」。埼玉県のS沢N雄さん、63歳。国歌・国旗に関する主張である。
SNというと、つい磁石の極やS/N比を思い浮かべてしまうが、それはどうでもいいや(^_^;)。

編集者がつけた見出しは「君が代の『君』解釈は自由だが」、とある。最初からやってくれる。本当に自由なのか。これは君主のことだろう。建前や法令、あるいは好き嫌いはともかく日本国の実態は立憲君主国だろう。まあこれは本人の筆ではないだろうから、このくらいで通過する。


戦後敗戦国のドイツもイタリアも侵略、弾圧、虐殺の反省の上に、国歌、国旗とも変えたが、日本はその反省もできずとうとう「日の丸」「君が代」を元に戻してしまった。

うーむ。イタリアは1943年に降伏した後、連合国側に参戦したので、敗戦国扱いではないのだが。
イタリア国旗の場合、戦争の反省にたって変えたのではなく、単に政体が王国から共和国になったので、それまでのサヴォイア王家の紋章をはずしただけだ。ドイツにしても、ナツィス時代が異常だっただけで、国歌・国旗とも「元に戻った」のである。国歌については、何番を歌うかで変化はあるが。

それから、日本も、侵略、弾圧、虐殺について反省しているでしょうに。
いや、反省しているのに、隣国から何度も何度も繰り返して謝罪を強要されているくらいだ。

歴史的事実は、正確に把握した上で意見を述べましょうね。あいかわらず事実誤認がフリーパスなのが新聞投書欄であるが、こんなことをしているから「公共性」や「客観性」について疑いをもたれるのだ、ということを一体全体新聞社はわかっているのでしょうかね。毎日新聞は時々至極まっとうな正論を記載するようになっているだけに、こういう片手落ちが残念である。


「日の丸」「君が代」の解釈や価値観を、処分までして強要する社会は、到底民主主義国家ではない。

東京都教育委員会のことを主として言っているのであろう。そのスタンスには、個人的には一部問題を感じる点もないわけではないのだが、全体としてはまともであると思う。卒業式に日の丸を掲揚して君が代を斉唱する、という儀式としての形式を守れ、と言っているわけであって、思想まで弾圧しているわけではない。それは教育現場の日常でそういうことが起きていない(少なくともそういう報道はない)ことでも明らかだ。

むしろ、日常の授業や卒業式などの儀式の場を利用して、生徒に特定のイデオロギーを強要し自らの政治信条を実現しようとしている労働組合やそこに加入している教師達の方が、よほど問題だ。

この投書氏の言う「民主主義国家」とは西欧近代主義に基づく概念だと思うが、その基底にあるのは普遍的な(つまり思想信条を超えた)国歌・国旗に対する忠誠心である。民主主義といえば何でも通ると思うのは、それこそ民主主義のはき違えであるし、そもそも民主主義とはそれほどまでに絶対的なものでもあるまい。

氏に問いたい。あなたはフランス国歌の歌詞をご存じか、と。

国旗に関して、個人的な経験を披露しよう。

3年前の1月に、仕事(都市開発関連の調査)で英国に単身行った。ある地方都市の日本で言えば公社のような組織に対して事前にメールでアポを取り、ヒアリングをしたのだが、訪ねてみると日の丸はじめ4つ5つの国旗が掲揚してある。その組織は元来開発した土地を国内外の企業に売るという投資を呼び込むミッションがあり、そのために商談に訪れる人々の母国の国旗を掲揚して歓迎しているのだ。そして、その日、日本からの訪問客は私だけだった(私が来るというのを聞きつけた現地企業にいる日本人がもう1人居合わせたが)。投資の客でなく単にヒアリングに来ただけの日本人のために、わざわざ日の丸を掲揚してくれたのだった。この時くらい、私は国旗というものが、普通の国でどのように扱われているのか、その重みを実感したことはなかった。

もっとも、一応高学歴の部類に属する私が、海外に仕事で行く時には、先方もそれなりの人が対応してくれる。小さな自治体では市長自ら歓迎してくれたこともあった。となると、こちらも日本という国を背負っているわけで、私は常に責任と自覚をもってこういう場面に対処してきた自負がある。そして日の丸はその支えでもあると思う。

まあ、こんな経験はまっとうな海外経験のある人なら、少なからず持っているのだと思う。そしてそうでない、何もわかっていない輩が、やいのやいのと騒いでいるに違いないのだ。

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ローマ教皇死去

ご冥福を、と私ごときがいう立場でもないが。
考えてみたら、私に生のネイティブの英語を教えてくれたのはカトリック教会の神父様だった。
彼も存命なら今頃は嘆き、そして祈っていることだろう。

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2005年4月 2日 (土曜日)

「ホリエモン」ではなく「ホリえもん」なのだそうで

このブログでは堀江支持を表明してきたが、年度替わりをもってその支持を撤回することにする。
彼の最近の言動が首尾一貫しない部分を含んでいるのと(頭の回転の速い奴がしばしば陥りやすい落とし穴だ)、私の思想領域に踏み込んできたからだ。

そういう意味では、ジャーナリスト達はかなり前から頭来ているだろうな。もっとも、本当のジャーナリストがこの国に何人いるかはまた別問題。

だからといって、ニッポン放送やフジテレビを支持するわけでもない。この「事件」については正直どうでもいい。

ライブドアがIT企業なのか金融業なのか、論議が分かれている。ライブドアや堀江を取材してきたジャーナリストの中には、評価する向きもあるようだが、正直どうしてもライブドアでなければ、という商品やサービスはない。ポータルサイトなどヤフー・ジャパンの物真似と揶揄されているが、物真似にもなっていない。あれを使う気にはならない。私はヤフーをカスタマイズしたMy Yahoo!というのを使っている(決してソフトバンクも好きじゃないけど)。ライブドアよりもInfoseekやExciteの方が使い勝手がよいとも思っている。ライブドアのポータルにサイト登録しようとすると有料の検索エンジンしかないしね。

ライブドアが買収する以前に購入して使っているソフトも複数あるが、ライブドアが買収して何か劇的によくなったか、というとそれはない。むしろある会計ソフトなど、コールセンター?のお姉ちゃんがノルマをしょっているようで痛々しい。価格が高いので別のソフトに乗り換えようと思ってもいる。ノルウェー製のブラウザの買収の時も前の会社ともめていたなあ。

受験英単語の本まで出しちゃっているが、これも痛い。勘違いもここまでくると、なんだかなあ。東大は入るところで卒業するところではない、という彼の面目躍如である。オレも同じ大学「卒業」しているんだが(笑)。

結局彼は自分が儲かればそれでいいのだろう、というのが最近の私の結論なのである。
別に儲けるのは勝手だが、それに対して支持するも何もないな、といったところだ。
彼を織田信長に例える論評もあるようだが、これについては改めて別記事で考察しよう。

それにしても、無視すればいいのに、やはりいろいろとネタを提供してくれる男だ。ネタの四次元ポケットを持っているんだな(笑)。

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マスコミが「ゴミ」である一つの証拠を発見

ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世が危篤だそうである(この記事を入力している時点のニュースに基づく)。
小生はキリスト教徒でないので、特に感慨はないが、それでも一人の人間が死に瀕していることへの悲しみは人並みに感じるし、世界的に影響が大きいことは言うまでもない。現地では既に死者に対する儀礼もすんだと言うし、イタリアでは故人に準ずる扱いとのことなので、その功績を称えつつ、教皇の安らかで偉大な死を祈るばかりである。

さて、気づかれた方はどれくらいいるだろうか。
マスコミの報道はほとんどが「ローマ法王」という表記である。
カトリック中央協議会という組織があり、そのサイトによると以下のようになっている。
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/memo/pope.htm


教会では「ローマ教皇」を使います。

 以前はたしかに、日本のカトリック教会の中でも混用されていました。そこで日本の司教団は、1981年2月のヨハネ・パウロ2世の来日を機会に、「ローマ教皇」に統一することにしました。「教える」という字のほうが、教皇の職務をよく表わすからです。

その時以来、たびたびマスコミ各社に「ローマ教皇という名称を使ってください」とお願いしていますが、残念ながら実現していません。

当事者が決めて、そして依頼したことをこうも無視し続けるとは。

そして、


皆様には、「教皇」を使っていただくよう、お願いする次第です。

ともある。早速私は、ローマ教皇という表記を使うことにした次第。あまり使う機会もないだろうが、あればこれからもそうする。心ある皆さんも、これを機会に「ローマ法王」ではなく「ローマ教皇」という表記を用いましょう。

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2005年4月 1日 (金曜日)

生半可に外国語を弄ぶのはやめようぜ

プチ、というフランス語由来とおぼしき「横文字」が氾濫している。
フランス語をきちんと学習した人なら眉をしかめると思うのだが、いかんせんまだまだフランス語学習者はマイナーなようだ。それに馬鹿馬鹿しくていちいち文句も言ってられない。

が、度が過ぎるとやはり頭に血が上る。
こんなこと(イメージや雰囲気だけで適当に外国語を弄び、外国語としてきちんと学習しようとしない態度)だから、「英会話もまともにできない」日本人が多いのかもしれない。

例を示す。

プチホテル
本来のフランス語ではpetit hotel(正しくはoの上に^がつくが)で、カタカナ表記するとプティトテル

プチエンジェル
本来のフランス語ではpetite angeで、カタカナ表記するとプティタンジュ

プチケーキ
本来のフランス語ではpetit gateauで、カタカナ表記するとプティガト(パリではギャト)

プチ整形だのプチ家出なんてのになるともう論外。

これ以外にも、例えば近くにある健康保険組合施設内にあるレストラン
ル・オブジェ le objet 正しくはl'objetでカタカナ表記するとロブジェ
命名時にフランス語の文法のわかる人に相談しなかったのだろうか。

アカデミー・フランセーズから抗議が来ないことを祈るが、在日フランス大使館あたりもあきれかえって相手にしてないのであろう。

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弁当持ち込みにまつわる不思議

愛知万博で、家庭の手作り弁当に限って持ち込みが認められるようになった。
(言い出しっぺの)一国の総理大臣が、こんなことで感謝されるというのも情けないが、どうにも解せないのがその理由である。

もともとは、集団食中毒の発生を防止する、ということのようだが、じゃあ会場内に出店している飲食店からは食中毒の発生する危険性はなくて、コンビニ弁当や駅弁などはだめだ、ということか。安全管理の水準でみれば、どちらも遜色ないだろう。家庭の手作り弁当の方が、集団ではないにせよ、食中毒発生の危険性は高いと考えるのが妥当だ。

そうするとやはり、利権かねえ、本音は。なんでも「ひつまぶし弁当」が2500円ですと?本当かいな。
会場内に出店している飲食業者は、今回の措置について「売り上げに影響が出る」と漏らしているくらいだ。

そしてペットボトルは相も変わらず持ち込み禁止だそうだ。
多少の時間はかかるかもしれないが、入り口で一口飲ませる、という原始的な手段で危険物の持ち込みは防げるのだそうだ。ということはやはり利権?

そもそも普通コンビニで147〜150円程度で売られているペットボトルの飲料は、会場内でいくらなんだ?既に行った人教えて下さいな。一部の飲料はドラッグストアなどで90〜105円程度でも売ってますぜ。

そもそも、本当においしい料理を適切な価格で、そしてまずまずの接客サービスで提供できれば、弁当持ち込み禁止などしなくても、業者は競争に勝てるのではないだろうか。会場内の飲食は、社会主義の統制下に置かれていると言うべきだろう。

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エイプリルフール

新年度である。
といっても、一人社長、零細企業の小生にはあまり実感がない。そんな状態が十年以上続いているのだが、それはまあいい。

欧米では、気の利いた「嘘」がこの日は大手を振って流通するのだが、日本でそれをやると顰蹙だろう。
それを狭量ととるか、嘘を潔しとしない日本の文化ととるか(嘘も方便というのもあるが、それ以上に悪質な嘘が日々あふれているのもこの国の真実だ)、見方の分かれるところだろう。

私自身は、エイプリルフールに嘘を楽しむ文化の中で育っていないので、気の利いた嘘が考えつかないが、誰かがその種の嘘で楽しませてくれるのなら、大いに騙されてみようと思う。

もしも今日一日、振り込め詐欺が一件も成立していなかったら面白いだろうな。

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