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2005年4月30日 (土曜日)

脱線事故(続きその10)だめだな、この会社は・・・

読売新聞のネット配信ニュースから。

 兵庫県尼崎市のJR福知山線で脱線事故を起こした快速電車が、直前に停車した伊丹駅でオーバーランした距離について、複数の乗客が「JR西日本が明らかにしていた40メートルではなく50メートル以上だった可能性が強い」と証言している。

 この問題では、亡くなった運転士と車掌が口裏合わせしてオーバーランの距離を「8メートル」と虚偽報告、その後、JR西日本が「40メートル」に訂正していた。

 証言したのは、兵庫県伊丹市の女子大生ら。女子大生は快速電車の3両目のほぼ中央に乗車しており、「伊丹駅に停車した時、目の前にホームがなかった」と話している。

 快速電車は1両の長さが約20メートルで、この証言通りなら、少なくとも50メートルがホームからはみだしていたことになる。JR西日本は「正確な距離の確認方法がなく、伊丹駅での行き過ぎはあくまで約40メートルと考えている」としている。

この女子大生の証言を信用すれば、あるいは複数の証言からこのことが裏付けられれば、「正確な距離の確認方法がなく」というのは虚偽になる。何故40mに拘るのだ。40mが50mであっては何がまずいのか?続きその9でも言及したが、ことここに至ってはオーバーランが問題なのではない。ましてやその距離の10mの違いが一体なんだというのだ。1mと11mというならまだわからないでもないが。

現実を直視し真実を認めようとしない会社が、いくら安全に配慮します、ダイヤを見直します、といっても信頼して乗車などできないではないか。乗車券を購入し(あるいは車内精算などをする意志があり)た時点で、JRと乗客との間には旅客運送契約が締結されたことになり、JR側はこの契約に基づいて安全配慮義務が生ずる。
義務の範囲については判例などによっても異なるようだが、JR西日本はわかっているのだろうか。乗客を荷物くらいにしか思っていなかったのではないだろうか。

真摯で優秀な技術者ならば、間違いは間違いとして率直に認めて、次から同様の間違いを犯さないようにするものだ。JR西日本の経営幹部には、そうした技術者はいないのか、文系優位なのか?

それから、脱線した車両だが、車体が異常に振動したという乗客及び車掌の証言があるようだ。これは整備不良ないし故障を意味するのか?仮にそうだとすれば、やはりきちんと点検整備しなかった責任ということになり、いずれにしてもJR西日本の罪は深い。

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コメント

 私は、はっきり言ってJR西日本の存在自体が間違いです。本当の話

投稿: 習志野 | 2005年6月 4日 (土曜日) 17時54分

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