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2005年3月10日 (木曜日)

既存メディアは裸の王様

またまた、毎日新聞の批判である。
掲示板2005というコラムだが、ここの担当者はわざとボケをかましているのが、それとも本当に莫迦か鈍いのか、呆れるような記事を見かける。

3月8日付の記事もそれだ。ライブドアがらみなのだが、以下一部を引用。

堀江貴文社長は・・・・調査報道や不正の追及など、特に活字メディアが使命と考える部分に否定的でした★「ありのままの事実」に近づくためにどれほどの取材が必要なのか、そもそもパソコンを開けば「ありのままの事実」が手に入るものなのか、については語られていません。・・・・堀江社長的なメディア批評に同調する人が、特に若い層に少なくないことです。「なぜか」を知りたいところです。

とまあ、こんな調子である。私は全く若い層ではありませんが(笑)。

まずですね、お終いのあたりですが、ホリエモンのメディア批評に同調する若い人が、本当に多いのでしょうか。恐らくこれは印象だと思います。事実なら、例えば世論調査の結果などで裏付けをすべきです。こんな文章を載せるから「ありのままの事実」を伝えていないのだ、と受け取られても致し方のないところ。

それから、逆に「ありのままの事実」を突き抜けてしまうことがありますな。
毎日じゃないけど、朝日の本田記者の例の「安部氏、中川氏の政治的圧力」報道なんかがそれです。本人達が明確に日付など事実関係を否定しています。議員会館の記録などからもそれは明らかにされている。どれほどの取材をしても、思いこみや結論があったら、事実など伝えられません。ミニ朝日と言われる毎日の記事にも、こうした「思想の押し付け」のような印象を受ける記事を目にすることはしばしばあります。

取材に大変な苦労をしているような書き方をしています。そういう記事もあるでしょうし、秀逸な記事もあります。だから私自身は新聞というメディアを否定はしません。しかしです。記者クラブという既得権益に胡座をかき、当局の報道資料を垂れ流すだけの記事も少なくありません。自分たちだけが苦労しているのだ、自分たちだけが正しくて、「愚かな大衆」の知る権利を守っているのだ、という押しつけがましさが鼻につくのです。

他人に厳しく自分に甘く、とでも言ったらいいようなダブルスタンダードもあります。
例えば、これは知り合いの政治家(現職議員でなく浪人中の方ですが)のメルマガからの引用ですが、人権擁護法案について「報道機関の主張は次の通り。公権力による人権侵害は、人権侵害の救済機関を法務省の外局としてではなく、政府から独立して置くべきでとしている。しかし一方、マスメディアによる人権侵害は、救済機関を自分たちから独立したものでなく、自分たちの内部で処理したいとのこと」ということで、この方も、虫がいいと批判してらっしゃいます。こんなことはマスコミが当事者になるとしょっちゅうありますね。

ということで、最初に引用した記事を書いた荻野祥三さん、本当にわからないのなら教えてあげましょう。新聞ないし既存のメディアに批判的な人たちは、私も含めて、こういう胡散臭さを敏感に感じ取っているから、ホリエモンに同調するのですよ。あんたたちは「裸の王様」なんだよ。

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コメント

良いこと言っておられます。
こう云う人達もまだおられるのですね。
同感です。

投稿: は~とnoエース | 2005年3月11日 (金曜日) 15時15分

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