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2005年2月18日 (金曜日)

祝!中部国際空港開港・・・・だが

東京にいると、身近な話題ではないので、いつのまにかひっそりと開港した感のある中部国際空港(失礼!)だが、当然地元では大変な熱気だろうし、現に初日に9万人の来場者があったという。

鉄道で名古屋駅からのアクセス時間が28分というのは、名古屋の都市圏の広がりを考えると決して近いとは言えないだろうが、許容範囲ではあろう。一度名古屋から上海に飛んだ経験があるが、名古屋駅からバスで1時間くらいかかったのには閉口した。ちなみに、ロンドンのヒースロー空港は市内のパディントン駅(熊のパディントンは、この名前が由来とのこと)まで特急で15分である。

セントレアという造語らしきカタカナの愛称もなんだかなあ、という気がするが、これも善意に解釈すれば、利用者に親しみやすい空港にしようと言う姿勢の現れと評価できる。

しかし、である。3大都市圏とは言うものの、その3大都市圏によくもまあ不完全な空港ばかり造ったものだ。何が不完全かって、滑走路の本数である。

確かに成田は滑走路2本だが、B滑走路は延長2180mで、誘導路もまっすぐでない不完全なものだ。関西国際空港は、二期工事が完成すれば3.500mと4,000mの滑走路が2本になるが、工事費が巨額で着陸料が莫迦高く、地盤沈下(社会的地位のことでなく物理的な沈下)が激しい。もっとも巨額の債務があるということは、社会的にも地盤沈下する危険性が大である。それと伊丹の中途半端な共存で国内線と国際線の乗り継ぎがよくないし(羽田と成田は最悪)、そこへ持ってきて神戸にまで空港が出来る。

北米や欧州に直行で飛べるジャンボジェットの離着陸には最低3150mの滑走路が必要だが、羽田はこれを満たしていない。アジアの近隣諸国の国際空港は、このクラスの滑走路を最低2本揃えたところが目白押しなのだ。

エアバスがさらに大型の総2階建ての大型ジェット機A380を造っており、滑走路延長への要求はさらに高まるだろう。また航続距離の長距離化も進んでいて、東南アジアと北米が、日本の空港をパスして結ばれはじめている。

こんなこと、今更言うことでもないけれど、言い続けないと日本の航空行政はよくならない。同じ主張の方たち、頑張りましょう(笑)。

大圏航路を考えれば、北米には千歳、欧州には新潟が近いのだが、こうした地方の拠点空港を三大空港を補完する空港として整備することも必要だろう。だいいち飛行距離が短ければ燃料の節約になりますぜ。

そして首都圏では、やはり第三空港として、横田の民間利用促進が急務であると言える。交通条件やら空港整備にかけられる財源などを考えると、他に現実的な選択肢はない。石原都知事には、この問題が当初からの公約の1つでもあり、実現に力を入れてほしいものである。必要な手伝いならしますぜ、旦那。

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