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2005年2月12日 (土曜日)

さあ、ドイツへ!

サッカーW杯のアジア最終予選の初戦が終わった。
内容はともかく、ホームの初戦で勝ち点3を得たことは大きい。ロスタイム(英語ではinjury timeというが)に大黒がゴールを決めた時には思わず声を上げてしまったよ(笑)。

昨年の一次予選初戦のウマーン(オマーン)戦のリプレイを見ているようだ、とか開始4分で戦線点を入れた時には楽勝ムードだったなどといった当たり前のコメントは、そこここに溢れかえっているから、深入りするのは止めよう。

ただ、前半戦で、どうみても北朝鮮のGKの手が、ゴール付近で日本のFW鈴木の足にかかって倒しているように見えるビデオレプレイが流れた。あれはレッドカード、PKだと思うのだ。そうすれば前半で2−0になって展開は変わっていただろう。
俺の錯覚か?

北朝鮮はよくある普通のチームだった。ま、予想されたことだ。イエローカード食らったブレーでは首投げしていたけどね(笑)。拉致被害者家族連絡会の蓮池兄氏が観戦して、他の国際試合と比較しても普通のチームだった、と冷静にコメントしていたが、彼も本当に大人だと思う。こういう感情だけで流されない人物が柱になっているから、連絡会は強いのだろうな。

謎のチームなどといったマスコミのいつもの過剰報道がなされたが、マスコミ自身が北朝鮮に欲情しているのではないか、というコメントがネットでもあった。ネットでサッカーに対する論評をしている宇都宮氏のものだ。けだし名言かもしれない。合宿の時のクワイト(クウェート)との練習試合を、フジテレビなんかわさわざ高いところから隠し撮りしていたくらいだ。

11年間国際試合から姿を消していた北朝鮮だが、昨年の一次予選で6試合戦っているのだ。謎のチームな訳がない。しかも代表には2人、在日朝鮮人のJリーガーが加わっているのだぞ。

サッカーの代表戦は国と国との戦争だ、とかサッカーと政治は別ではない、ということがよく言われる。まあそれは嘘ではない。サッカーの試合がきっかけとなって政治問題が勃発することもある。しかし少なくとも、護憲派の連中が大好きな憲法九条があるので、日本と北朝鮮は戦争しているわけでもないし、政治問題はサッカーと関係なく既に起きてしまっているのだ。北朝鮮の代表選手が亡命申請したり行方不明になったわけでもない。また彼らを「拉致」して、こちらの被害者と交換だ、などとなったら問題かもしれないけれど。だが彼らは北朝鮮の代表として堂々と戦っていた。そのことに対しては素直に敬意を表しておく。

「マスゴミ」の過剰報道といえば、決勝ゴールの大黒に対してもだ。
少なくとも、きちんとサッカーを見ている人間ならば、昨年のリーグ戦で20ゴールをあげて日本人得点王(まあ、こういう言い方もあまり意味ないと思うけどね)になっているわけで、何を今更大騒ぎしている、と思うだろう。代表に呼ばれるのが遅すぎる位だ。

それにしても、日本のサポーターは成熟していると思ったね。昨年のアジア杯でもそうだったし、W杯の時に「Thank you, Japan. The best Host」と書いた垂れ幕を持っていたイングランドサポーターからのメッセージを思い出した。Jリーグのチーム単位でのサポーターにはしょうもないのも混じっているけれど、ウルトラスは一味も二味も違うようだ。相手国の国旗を燃やすどこぞの国の連中とは大違いだ。

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