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2005年1月 2日 (日曜日)

2005年の年頭

新年である。しかも既に2日(笑)。
昨日は、実家にいた。大晦日に規制するつもりだったが、雪で一日延ばしで、元日の日帰り。
まあ、100kmくらいしか離れていない北関東なので、規制という大げさな感覚はない。
それでも、昨日は午前中高速道路が通行止めだったので、下道を走った。元日で渋滞はないが、やはり時間がかかる。3時間くらい。帰りは深夜の高速を走る。半分の時間だ。改めて高速道路の威力を感じる。

さて、昨年の暮れから、講談社現代新書の「中国文明の歴史」(岡田英弘著)を読んでいる。
国としての中華人民共和国というのは嫌いだが、やはり「敵」を知らないと、論戦のもならないからである。
東京外国語大学名誉教授である岡田氏の中国論は、広範で多様なアジアからの視点から展開されていて刺激的である。雑誌SAPIOなどでも時々論説を拝見することがある。高校時代に習った世界史とはなんだったのだろうと考えさせられる。

今、明の永楽帝が死んだところまで来たので、終わりまでもう少しである。

これを読むと、中華思想というのは、もともと自分たちが優れている、というのではなく、いわゆる夷荻に対するコンプレックスの裏返しなのだという。そもそも常に中原を「漢民族」が支配していたわけではなく、むしろそうでない時間の方が長いのだ。

良くも悪くも中国共産党は日本という存在なしではありえない。実際に日本と戦った主力は国民党軍で、共産党軍はゲリラ戦だったわけだが、今日彼らのプロパガンダは、抗日戦争を戦って勝利した輝かしい中国共産党である。だから、日本をあしざまに言い続けないと、自らの存立基盤に関わることになる。

そういう、一種のコンプレックスが今日の彼らの「中華思想」の本質であると思う。
新年早々、圧力に負けてか、小泉首相が正月は靖国に参拝しないと決めたことは、誠に残念である。今年一年の対中外交が思いやられる。

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