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2004年10月22日 (金曜日)

10個目の台風

またまた台風が首都圏を襲った。
ついに今年の上陸10個目となる23号である。南海上には24号がもう発生している。
年間の発生個数は26.7個だというから、数自体は今年が多いとはいえないのだろう。気圧配置のせいで日本列島がちょうど台風の通り道になっている。新記録はイチローの安打や松井秀喜のポストシーズン長打数くらいで十分だ。

だが、いくらこれまでの上陸記録の6個を大幅に上回ったとはいえ、所詮は統計を取って以降のことである。台風そのものは少なくとも数千年くらいは来襲しているはずだから(一万年前は氷河期!)、かつて今年くらいに日本列島(の場所)に台風が来襲したことがないとはいえない。

話は少し変わるが、地球温暖化(地表温暖化が正しいという主張もあり、私も同感)について、少しは冷静な立場であれば、最近の気温上昇は「ここ千年間で最高」とある。

そうなのだ。気象考古学(でよかったかな)によると、10世紀の北半球は今と同じくらいか、さらに少し暑いくらいだったようだ。おかげでブリテン島(イギリスの「本州」ね)で葡萄が採れて、イングランドがワイン産出国!だったらしい。現在はどう見てもウィスキーの産出国。もっともエールビールも美味いけど。今のまま温暖化が進展すると、イタリアでワインができなくなると予想されているようだから、10世紀のことは確かだと言っていいだろう。

とすると、日本でもこの時期、台風がたくさん来ていたかもしれないのである。
そういうのを記録した古文書はないのかなあ。知っている人がいたら教えて欲しい。

それにしても、だ。
地震と比較して、どうも我々は台風をなめているのかもしれない(西日本は台風の常襲地帯だから違うかもしれないが)。あるいはそんなつもりはなくても、人間の対処できる範囲を超えているのかもしれない。続けてくるうちにボディーブローが効いたように地盤は緩む。大量の雨は処理しきれない。大都市は雪だけでなく台風でも麻痺するのだ。亡くなった人の冥福を祈りつつも、こういう状況にどう対応したらよいのか、冷静に考えないといけないなあ。一人では無力だが。

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