« 市町村合併に伴う市名考 その1 | トップページ | アテネ雑感 その3 »

2004年9月 2日 (木曜日)

法治国家なのか放置国家なのか -路上喫煙と自転車-

私の住んでいる東京都板橋区で、エコポリス板橋クリーン条例なるものが今年7月1日から施行された。より正確に言うと改正されたらしい。
これによると、以前の条例ではポイ捨て禁止をしていたらしい(らしい、と書いたのは、いたるところにポイ捨てが見られるからである。ひどいのになると雨水排水溝に吸い殻を投げ込んでいる輩も少なくない)が、加えて歩きタバコ(歩行喫煙)を禁止するのだそうな。

となると、立ち読みお断りの本屋で座って読めばいいだろう、とばかりに立ち止まって吸うのはいいだろう、という揚げ足取りが出てくるのは必定だ。ま、本屋の場合、実際に池袋のジュンク堂は椅子まで用意して座って読んで下さい、とやっているわけだが。

要は路上喫煙の禁止な訳で、区のサイトにも10月からは「路上禁煙地区」が指定される、と告知されている。これとても先行している都心部で、あまり実効がないように見える。禁止地区でスパスパやっているの、結構見かける。神保町で4人がかりで摘発しているのを見たこともあるけど。ポイ捨て禁止だって、先行的に導入した池袋で、下を見ると散乱している吸い殻のひどいことひどいこと。

板橋区の場合、路上禁煙地区は、人が多く集まる場所ということで、当初成増駅周辺地区、上板橋駅周辺地区、大山駅・区役所周辺地区の3地区が指定されることになった。
しかし、いつものパターンで当初は罰則(科料)を適用しないのだそうだ。これじゃ実効性ないよね。賛否両論あるけれど、ここはひとつシンガポールを見習ってみたらどうだろうか。ガムまで禁止して欲しくないけどね。

今日も板橋区役所駅付近の路上で、歩行喫煙している男から煙を浴びせられた。
喫煙問題は、決して個人の嗜好やモラルの問題ではない。
自宅と志村3丁目駅の間も路上喫煙が多い。通勤者がスパスパやっている。彼らは会社でも禁煙、家でもホタル族なのだろう。でも同情はしないよ。これまで喫煙者は好き勝手にタバコを吸って、非喫煙者の被る迷惑に無頓着だったのだから。

高崎で聞いた話だが、中学校内を全面禁煙にしたら、先生が校門のところでスパスパやりだしたそうな。外から見るとみっともないようで、その話をしてくれた人は(ヘビーではない)喫煙者なのである。かつては「不良な生徒」が隠れてこそこそタバコを吸っていたのだが、変われば変わるものだ。

さて、その板橋区が、自転車問題にも熱心に取り組んでいる。
自転車の事故が多いからだ。死亡事故まで発生している。車両区分では、自転車は軽車両であり、れっきとした車両なのだ。10何kgかの金属の固まりと体重数十キロの人間が時速10~20キロくらいで進んでいるのだから、当たり前か。

実際、私も猛スピードのママチャリにぶつけられたことがある。痛かったよ。高校生の頃、スピード出して自転車運転して、小さな女の子にぶつかったことがあるけど、反省してます。

最近目に余るのが、携帯電話で通話やメールをしながらの自転車の運転。
自動車に関しては、取り締まりと罰則が強化されるようだが、自転車も警察官が見つけたら即罰金徴収くらいにすべきだろう。

ついでに、歩道(自転車通行帯を整備した広幅員のものは除く)から自転車を締め出すべきである。「自転車歩道通行可」として例外的に認めた自転車の歩道通行だが、いつのまにか我が物顔で走っている。ベルを鳴らしながらそこのけ運転する、という悪質なのは、はっきり言って、おばさんとじいさんに多い。あんた何様?

自転車は本来の区分である車道を走らせるべきである。車道を少し削って自転車通行帯を設置すればいい。
それでも携帯したけりゃどうぞ。携帯しながら運転している自動車と携帯しながら運転している自転車が衝突して、迷惑な奴が同時に2人いなくなるわけだ。

|

« 市町村合併に伴う市名考 その1 | トップページ | アテネ雑感 その3 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/34842/1339102

この記事へのトラックバック一覧です: 法治国家なのか放置国家なのか -路上喫煙と自転車-:

« 市町村合併に伴う市名考 その1 | トップページ | アテネ雑感 その3 »