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2004年9月 1日 (水曜日)

アテネ雑感 その2

さて、その柔道であるが、井上が敗れたVan der Geest(ヴァンデルへースト)と同じ姓の選手が翌日の100kg超級にもいる(@_@)。と思ったら兄弟だそうで。

で、こちらの兄は銅メダルを取ったわけだが、表彰式の時の花束贈呈役が、東京オリンピックで金メダルを取ったヘーシンク(Geesink)で、なにやら言葉を交わしていたのが印象的。

で、いつも思うのが、外国選手の名前の読み方。
この時のNHKのアナ氏(名前忘れた)はヴァンデルギーストと何度も叫んでいた。
上の記述でわかるようにオランダ語の(アクセントのある)geeという綴りは「へー」と発音するのだが、片方でヘーシンクといい、もう一方でギーストと言える神経がよくわからん。水泳のホーヘンバンドはちゃんと発音しているのにねえ。
場内放送でへースト、と聞こえた直後の1回だけは申し訳にヒーストと言っていたが、その後はまたギーストに逆戻り。いやはや。ついでにvanもドイツ語では「ファン」だが、オランダ語では「ヴァン」である。オランダ製の有名なココアにヴァンホーテン(Van Houten)というのがあるのだ。もっともこれもヴァンハウテンが正しいのだが。

自分が知っているとどうしても気になるのでしかたがないが、フィンランド人の人名もちょいといい加減。今回気になったのは、レスリングのYli-Hannuksela。イリハンヌクセラと発音され、新聞もそういう表記だが、ユリ・ハンヌクセラに近い発音だ。フィンランド語のyはドイツ語のuウムラウトとほぼ同じ発音である。

韓国人のChoi(チェ、崔)さんも、しばしばそのまま読まれてチョイさんになる。これはハングルを知っていれば間違えないのだが(o+iの組み合わせの文字がエと発音される)。

フランス人の名前は、もういいです(笑)。

ハンガリー人の名前だが、日本語の放送なら姓名の順に言って欲しい。なぜって、ハンガリー人も日本人と同じくこの順なのだ。
ハンガリー人で思い出したが、リレハンメルだか長野だか忘れたが、スケート選手でKovacsという選手がいた(aの上にはアクセント記号のような長音記号が付く)。これはコヴァーチと発音するのだが、アナ氏は思いっきりコヴァックスと発音していて、笑ってしまった。体操の技に名前を残しているハンガリー選手もいるし、クラシック音楽ファンなら、往年の名クラリネット奏者にもこの名前があることを知っている(人もいる)。csで一つの子音を表しているわけ。

その点、ハンガリー語のsを今回はきちんと英語のshと等価の音として伝えていたのは評価できる。
ハンマー投げのAnnusとPars。もっとも前者はアヌシュと表記・発音されたが、nが二つの長子音なので、アンヌシュが正しい。尻に他人の尿を入れていたようなので、アヌスなどと茶化している漫画も見かけたけど(笑)。後者はパルシュ。ちなみに、ハンガリー語で英語のsと等価の音を表記する時はszと書く。

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