Internet Explorerそのものに退場してもらおう

半年にわたって、Internet Explorer 6に退場してもらおうというエントリーをトップ表示にしていたが、効果はあまりなかった。賢明な常連の読者の方には申し訳ない言い方だが、所詮日本人のメディアリテラシーなんてこんなものなのかもしれない。

昨日、販売店や開発元それに提灯もちメディアなどの騒ぎであたかも鳴り物入りのような形でWindows 7という商品名の、その実内部コード6.1(Vistaは6.0)の「マイナーバージョンアップ」のOSが発売開始された。これにはIE8が搭載されているのだろう。

どうせ有料のベータ版だから、私はしばらくは買わない。M$の製品はSP1まで待つのが賢明だ

しかしである。IE8も糞ブラウザである。高速表示というけれど、ちっとも早くない。
Web標準準拠と言うけれど、表示はメタメタである。変なところでHTMLの解釈がStrict(XHTML1.0以降の非推奨タグやオプションを完全に排除する)なので、他のWeb標準準拠のブラウザと表示が異なることがある。相変わらずデザイナー、クリエーター泣かせであることは間違いない。

エディタで見やすいようにと、tableタグの中のtrタグやtdタグの前にスペースを挿入したら、なんとそれがtableタグの前で勝手にbrタグのように解釈されて無意味な改行が延々と続くのである。他のブラウザでこんなことはない。スペースを削除したら直った。

JavaScriptの処理で「クラスが登録されていない」というエラーが出る。他のブラウザのデバッガでは何の問題もない。一度アンインストールしてインストールしなおしたら症状が出なくなった。いったいこれは何なのだ。M$のサイトを見ると、この手の質問に対して鼻先であしらうような回答が目に飛び込んでくる。

片手間でウェブの管理をしていてこんな調子である。本当に専業のデザイナー、クリエーターの人たちの、IEがなければしなくてよいような苦労(時間の無駄、その分コンテンツの質の向上に振り向けられれば創造的である)が忍ばれる。表示をチェックするためのIEtesterなんてフリーソフトまで出ている始末である。

メジャーなブラウザのなかでまともなのはFirefoxとChromeくらいと言ってよいだろう。あと強いて言えば新しいバージョンのOpera(ver.9以降)とSafari(ver.3以降)くらいか。
この際だからはっきり言う。バージョンに関係なく、Internet Explorerそのものがこの世から消えてなくなるべきである。

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2010年2月 6日 (土曜日)

商売上手やね

今、NHKの経済ビジョンという番組で、酷よ、もといコクヨの「東大生ノート」のことを紹介していた。太田あやという東大生が東大生のノートはきれいだ、という本を書き、それをベースに開発された。他の番組でも紹介されたことがあり、年間2000万冊の大ヒット商品だから、ご存知の方も多いだろう。

通常の横罫線に加えて、定間隔のドットが打ってあり、要するにワープロのインデントのように文字揃えがきれいにできるという製品である。

脳科学や脳トレーニングがブームであり、この商品もそうした世相に合致しているのだろう。
これで綺麗にノートを取るようになり、日本人の青少年の学力が向上するのであれば喜ばしいことである。

しかし、そう簡単にいくだろうか。
東大生のノートがきれいなのは、きれいに書くことが目的ではなく、系統立てて整理することが目的であり、その結果がきれいに見えている、ということだ。頭のいい子であれば、罫線すらない白紙のノートでもきれいに書けるだろう。頭の中の整理能力と、それをノートという平面上に表現する空間能力がもともとリンクしていると考えられる。

表面的なきれいさに眼を奪われてしまったら本末転倒である。
学習内容を理解しながらリアルタイムでそれをきれいにノートに取る、というのはなかなか難しいものなのだ。

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受験シーズンの幕開けに

「東大までの人」と「東大からの人」

受験生必見とあるが、受験生の家族や将来の受験生である子供達も読んでみるとよい。私はとりあえず前半の理系の部分だけ読んでみた。

大学院制度の変更や学科の再編などはあるものの、およそ30年前の自分の頃と基本的なところは変わっていないという印象。記事には中高一貫の桐朋高校出身の学生が紹介されていたが、灘、開成といった前鼓笛にも有名な進学校と比較すると地味かもしれないが、かつてもここの出身で優秀なのがいた。化学系などで夜遅くまで実験が続く、というのは別に東大理系に限ったことではないが。

数字はごくごく直感的だが、この記事に紹介されているような「天才」は全体の数%程度だろう。といっても東大理系は一学年1800人くらいのはずだから、5%としても90人くらいは天才ということになる。小学2年で微積分を理解していた教授には唖然とするけれど(私が微積分を理解したのは中学生の頃で、小学3年生で連立一次方程式程度だったが、そんなのはごろごろいるはずで珍しくもなんともない(笑))、確かにどう逆立ちしてもこいつには敵わないなというのが何人もいた。

そういうのも含めて、独創的な頭の持ち主は全体の2割くらいだろうか。逆に記事の見出しのような「東大までの人」や、あまり考えたくはないのだがまぐれで入ったとしか思えないようなのもいて、そういうのも2割くらいいるのではないかと思える。まともに英語のテキスト読めないのもいるくらいである。多分入試で英語は捨てていたのだろう。

我々の頃は学生運動はほぼ沈静化していたが、原理研がキャンパスを席巻していて、そういうのに流れて大学に来なくなったのもいた。それと当時はテニスサークルが全盛でもあった。「逃げ場」はいつの時代もあるのだろう。

あとの6割は多分「頭のいい普通の人」である。
悪いが、今の総理大臣なんかは(スタンフォードでドクター取得しているが、それは嘘ではないかと思えるくらい)こっちではないかと思うのである。偽メールで自殺したのもいたし、ブログで愚痴っている女大学教員なんかもいるな。あ、こういう人たちは「普通」じゃないか(笑)。

「東大からの人」に誰でもなれるわけではないが、「東大までの人」にならないことは大切である。
無理して東大に入ることもないし、入るとしたら、漠然としていてもよいから何か人とは違うことがしてみたい、という希望があった方がよい。研究者になろうとするなら、何か1つのことに集中することが大切だが、専門バカにならないよう好奇心は幅広く持つべきだ。

記事中に、教授のクローンをつくっているだけ、とか、外に出ないと自立した研究者になれない、といった指摘があることも注目である。教授に気に入られて忠実に従っていればそれなりのポストには就けるかもしれないが発展性はない。日本社会では成功者として扱われるだろうが、人生行き止まりである。記事に出てくる学生に、独立志向や副業もやりたい、経営も勉強したいといった広い視野があることはよいことだと思う。

それと「何が分かっていないのか」ということも重要だ。これは自戒の意味も込めて書くが、知識量が多くなってくるとついついあらゆることが分かっているような錯覚に陥るものである。自信と謙虚さをバランスよく併せ持つ必要がある。

何はともあれ、まずは今年受験する諸君、検討を祈ります。

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2010年2月 5日 (金曜日)

仲良くできるかな

ちょっと値がはるのですが、最近ナナオの液晶ディスプレーを仕事場のPC用に導入しました。
実はその製品、発売開始日が私の誕生日と同じだったのです(^_^;)。

といっても10万円以上するハイエンドのものではなく、ナナオの中では相対的に安いミドルレンジのモデルです。
ディスプレーは仕事で長時間向き合うことも多いので、安物は使わない方がいい。CRTのディスプレーから始まってもうパソコンとのつきあいは23年にもなりますが、パソコン作業で目が疲れたり肩がこったりしたことはありません。

22インチワイドでWUXGA(1920×1200ピクセル)。ワイドモニターだと1680×1050ピクセルが多くて、最近はいわゆるフルHDの1920×1080ピクセルのものも増えていますが、これまでUXGA(1600×1200ピクセル)のものを使っていたので、縦方向が狭くなるのは選択肢に入りませんでした。つまりUXGAしか選択肢がなかった、ということ(笑)。

22インチでWUXGAだから、小さめの表示なのですが、幸い52歳にしてそれほど老眼が酷くはないので(^_^;)、大丈夫です。

これまでのイーヤマのディスプレイも故障したわけではないので、サブマシンのマックにつないでいます。

ナナオのもイーヤマのも液晶パネルの駆動方式がVA(Vertical Alignment)というもので、安価なTN(Twisted Nematic)と比較すると高コントラストで視野角も広くて見やすい。これまで使っていたのがVA方式だったので、今回もTNにするつもりはなかった。もちろんハイエンドに使われているIPS(In Plane Switching)には劣るのですが。

しかし、導入してわかったのですが、重たい液晶ディスプレーなのに縦方向に簡単にスライドできて高さが調節できるタイプのスタンドであることが意外にメリットがある、ということです。最適な高さに固定してしまえばいいようなものですが、案外、作業途中でちょいと高さを変えたいという時はあるもの。ましてや私は腰痛持ちですから、調子が悪い時など、その時の姿勢に合わせて簡単に高さが調節できるのはありがたい。

もちろん、腰痛を治せばいいのですが、こればかりは配偶者以上の長年のつきあいでもあり、なかなか別れてくれません(苦笑)。

それと回転して縦長にできるのですが、これは多分使わないでしょうねえ。UXGAもそうですが、A4縦の文書が見開きで収まるというのはよいものです。

予算の都合で低価格のTNタイプの液晶ディスプレーを購入せざるを得ないケースも多々あると思いますが、できればなんとか都合をつけて上位の機種を導入したいものです。例えば電子メールとウェブ閲覧の他はワープロくらいしか使わない、という人が多いと思いますが、であればPC本体はそれほど高価格・高性能のものは必要ないので、その分モニターに金かける、というやり方があります。CPUにCore i7なんか要らない。Celeronのデュアルコアとか最近出たCore i3のパソコンならかなり安価で売られています。IntelではなくAMDのCPUのものを選択する、というのもありでしょう。

ま、デスクトップ型PCの話ですがね(笑)。

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2010年2月 3日 (水曜日)

せっかく集まったのならもっと前向きに考えられないのかな

今朝のNHKニュースで父子家庭の問題を取り上げていた。父親は稼いでいるのだから、という理由で、母子家庭と比べると支援策が皆無に等しいらしい。

しかし現実は子育てのために残業できなかったり、休暇を取ったりということで、会社からいらない、などと罵られて(これは酷い話だな。池田信夫ブログで日本の会社は相撲部屋体質と批判されているが、こういう話を聞くと、全くその通りだと思う)退職した人もいるし、酷い場合には父子共々自殺だそうである。

現在は月4万円の手当てが支給されているという。
2人の子供を育てた経験から、夫婦揃っていても大変なのだから、父子家庭の苦労は想像に余りある。是非、硬直的な思考に捕らわれずに、支援策が拡大することを望む。「子ども手当」などという愚かな施策とは違うのだ。

そして、新潟県のある父親は、情報収集や会合のために頻繁に上京しているという。バスが画面に写っていたので、新幹線ではなく格安の高速バスを利用しているのだろう。今朝のニュースではシンポジウムへの参加の様子が紹介されていた。

ここでちょっとどうなのかな、と思ったのは、皆行政への支援や雇用の確保を訴えているのだが、起業しようという人はいないのかな、ということだ。

同じ地域なら子供を共通の場所に預けることも可能だろうし、子育てを終わった地域のご婦人方などに協力も要請できるだろう。何をするかがまとまれば、お互いに離れていても仕事そのものはインターネットをつかって一緒にやることもできるはずだ。

一番大切なことは、残業しないとか休んでばかりいる、といった理不尽な文句を言われず、自分たちの生活に合わせた就労環境が構築できることである。父子家庭の父親同士が連携すれば可能ではないだろうか。これまで働いてきた経験を土台に新しいことにチャレンジするのだ。そして周囲はそのための経営ノウハウや資金などの援助をすればよい。援助主体は行政やNPOである必要はなく、既存の企業でもよいし篤志家でもいいだろう。不況のために大学生の就職難でもあり、意欲やアイディアがあるのになかなか就職先が見つからない大学生などとも協力してはどうだろうか。前向きに生きる父親の背中は、子供達にとってもよいお手本となるだろう。

福祉が成長産業になるとすれば、こういうことではないのだろうか。

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今日は節分、豆撒いたら鳩が鉄砲玉食らったような顔するかな(笑)

見る場所が違うといろいろな鳥に見えるどこかの国の総理大臣が、マニフェストに粘着して「子ども手当」の2011年度満額支給に努力すると言っている。

担当の財務副大臣など関係者が財政状況から困難だ、と言っているのに、それはどこ吹く風である。現場の声を聞かないで理念だけで突っ走るのはこの人らしい。

現場の声というと、あちこち出かけていっては飲食したり雑談したり握手したりして、聞いているように振る舞っているが、それはどちらかというと政策とは関係ないパフォーマンスに見える。何しろそういう人たちは、私と同様「たかだか」一介の市井の人であり、(総理の好きな)「国民」の代表ではない。しかし財務副大臣は国会議員であり「民意」を反映した人である。

自分の母親から毎月1500万円もの手当をもらっていたので、満額支給しないといけないような気になっているのかもしれない。もっともそこまで気を遣う人にも思えないのではあるが。

これまで手当などもらわずに子育てをしながら、「子ども手当」のために増税になるだろう私の家族のような世帯もたくさんある。そういうのは国民ではないのですかね。鴨、鶏、鷺、鸚鵡、烏、鵜、雁、四十雀、いや鳩山総理?

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2010年2月 2日 (火曜日)

本気でそう考えているのか

今、めざましテレビをチラッと見たら、日航のパイロットと整備士の各1人の話が流れた。
再建のための経費削減策として、パイロットは紙の無駄をなくす、整備士は手袋を長く使う、と言い、小さな積み重ねが大切ではないか、と話していた。

絶句したよ。
確かに細かな無駄を省くことはしないよりはいいだろう。

しかしである。パイロットの年収は他の航空会社と比較すると2倍くらいの水準だという(3000万と1500万)。つまりパイロットであれば、紙の無駄をなくすという前に、そんなみみっちい金額よりも遙かに無駄な自分の給料を下げなくてはならない。A4のコピー用紙なら安いもので1枚0.5円くらいである。パロットの年収を500万円下げれば、1人あたり紙1000万枚分に相当するのだ。

整備士の給与水準はわからないが、パイロットよりは低くても、世間の相場より高いかもしれない。いや、高くなくても破綻した会社なのだから、まずは給与ダウンを飲むべきだ。手袋云々はその後の話だろう。

週刊誌ネタではあるが、子会社につけ回して飲み食いした役員とか、タクシー乗り放題だった客室乗務員など、信じられないような話が満載だ。

会社の再建とか経費削減というと、バカの1つ覚えのように細かな無駄をなくす、ということが真顔で言われるが、そんな精神論では話にならないところに日航はいるのだということを社員がわからなければ、交換ささやかれているような「夏頃やって来そうな第二の危機」は不可避だろう。

それにしても、である。

赤字を計上した全日空は経費削減として、国内線の機内のドリンクサービスを水、お茶以外を有料化する方針だという。これも中途半端だ。
こんなことしたら、1時間から1時間半程度の飛行時間が大半の国内線で、かえって有料無料の客の識別や小銭のやりとりなどに手間がかかって、経費削減にならないのではないか。短時間のフライトでジュースやコーヒーなど飲まなくても我慢できるはずなのだから(タバコについても全て禁煙になっているのだし)、全て無料の水、お茶に限定するか、いっそのことドリンクサービス全廃でもよさそうである。

日航の経営不振の原因として、採算に合わない地方路線を押しつけられたことがあげられるが、無駄な空港の乱立のせいで、全日空も不採算路線を抱えているはずだ。地方空港の見直しをすれば、地方財政の負担軽減にも役立つし、航空会社の経営再建にも役に立つ。是非不要な空港は廃止すべきである。

そうして浮かした費用を使って、地方の離島などの生活路線は、逆に国や都道府県が責任を持って維持すべきだろう。もっともどこまで限界集落を維持すべきか、という議論は別にあって然るべきだが。

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2010年2月 1日 (月曜日)

頑張っている32歳

開催前の盛り上がりに欠けているように思えるヴァンクーヴァー冬季五輪。
でも、見るのが楽しみな選手を1人みつけた。オーストリアのノルディックスキー複合のマリオ・シュテヒャー(Mario Stecher)、32歳である。

彼は10代の頃から世界のトップレベルの選手として活躍しているが、荻原健司と同様、ジャンプに強い選手で、しかも当初は距離が極端に苦手だったために、しばしば前半のジャンプで上位に立ちながら後半の距離で順位を落としている。

今朝の新聞報道ではW杯で今季初勝利、通算10勝目を挙げた。実働時間が長いのに通算勝利数が少ないのは、やはり距離が苦手なためだろう。距離に強いフィンランドのハンヌ・マンニネン(Hannu Manninen)などは通算勝利が40を超えている。

だが、今回のシュテヒャーの勝利はジャンプの9位から距離で順位を上げたものだ。その数日前のW杯で、日本の渡部暁斗が3位になったが、その時2位だったのがシュテヒャーであり、その時の彼の距離のタイムも全体で7位という好成績だった。以前なら30〜40番目くらいのタイムが多かったのだから、ベテランの域に達して持久力の必要な距離の力がついてきた、というのは大きな賞賛に値する。

日本勢が活躍するとルールが変更される、といわれるが、このスキー複合も例外ではなく、ジャンプに強い日本勢に対して距離重視のルールになり、日本勢の個人での優勝は久しく途絶えている。しかし昨年のW杯では日本は団体で優勝した。個人で優勝できるスターはおらず欧州勢との差もあるが、着実に距離の力をつけてきていることは間違いない。

ジャンプに強いシュテヒャーもこのルール変更の「被害者」だったといえるだろう。もしかすると日本勢を恨んだことがあったかもしれない(笑)。まあ、一流の選手だからそんなこともないだろうが。
その彼の今の活躍の報に接するにつけ、尋常でない努力をしたのだろうと思う。

是非、怪我などしないよう最終調整をして、本番のオリンピックに姿を見せてほしい。そしてまだ取ったことのない個人種目でのメダルを目指してもらいたいものだ。そして、距離が相対的に弱いという彼と同じようなタイプの多い日本勢も、彼と競り合って好成績を目指してほしい。

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2010年1月30日 (土曜日)

対症療法の積み上げでは幸福な世の中にはならない

HVに接近通報装置義務化へ=「静か過ぎて危険」の指摘−疑似エンジン音などウェブ魚拓

今更この「規制強化」の流れを止めることはできないのだろうが、せっかく低速時に静かなのに、わざわざ音を出すというのは本末転倒だ。低速走行時に静かなのは特に住宅地などでの静謐性の向上に役立つ。

大多数は視覚障碍者ではないのだから、少数のために多数が必要としないことを義務づけるというのは、どう考えても余計なお節介である。皮肉を込めて言うが、さすが現代社会では障碍者は弱者という名の強者である。

HV側に発信機能をつけて、例えば携帯電話を利用したり杖を受信機にしたりして振動させるなど、視覚障碍者が個別にHVの接近を認識できるような仕組みにすればよいではないか。どうせ自動車会社が負担しなくてはならないのなら、その分をこうしたシステム開発や受信機配布に充てれば視覚障碍者の自己負担はなくてすむ。そしてこの手のシステムであれはHVの接近以外に交差点の信号や踏切など、移動中の危険を知らせることに広く応用可能であり、そうした中から新たな技術開発の可能性もある。HVの低速時に音を出させるだけの「しょぼい」装置とどちらが皆の幸福につながるかは自明である。

(追記)
私の乗っている車は、14年も前の古いドイツ車(それも下のクラスの方w)なのでついていないけれど、最近の車はほとんどキーレスエントリーである(オプション装着も含めて)。逆方向だが自動車と歩行者とが接近した時に電波のやりとりをする仕組みは技術的には確立されている。ICTなどと言いながら、こういうのを発展的に利用しないで、単純に音を出すという発想になるのが安直だ、と言っているのである。

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経済不安が少子化の原因なのか

クロハトキン総理の国会の施政方針演説は、「命を守る」が柱だったことに驚きを隠せない、訳ではなく、寧ろこの総理ないし内閣の社会主義的体質をよく表していると思う。その点では個人的には「想定の範囲内」ということになる。日本国憲法にも規定されているような当然の内容を今更のように強調するところに、この内閣の手詰まり状況が凝縮されていると言ってもよいだろう。

全体像はともかく、経済的不安から子供を産まない、という認識についてはそれが「子ども手当」に結びついている訳だが、政治家だけでなくメディアも含めて、影響力のある人たちが数字を読み間違っているのではないか。そもそも少子化の傾向は30年以上前から統計データに表れているのであって、その間景気は変動している。つまり少子化と経済不安とは相関性(という言葉が言い過ぎなら関連性)はない。

出生率(専門用語では合計特殊出生率という)は、15歳から49歳の女性が対象になるのだが、これは5歳階級のコーホートが人口データの取り扱いによく用いられることに起因するものだろう。なにしろわが国の法令では女性の結婚可能年齢は16歳である。

だが、これは女性という属性だけを年齢で輪切りにしたものであり、結婚しているかどうかは関係ない。事実、少子化(出生率の低下)の要因として、有配偶率、特に20代女性での低下の影響が大きいからだ。
例えばこれの第14項目。

女性が高学歴化して働くようになれば、これは当然のことだ。
しかも彼女らはしばしば結婚相手に対する要求水準が高いから、なおさら容易に結婚に踏み切らない。
加えて、出生時の男女比率は概ね1.06 : 1.00であり、乳幼児〜若年層男性の死亡率が低下しているから、なおさら適齢期の男は「余剰」になり、結婚しにくい社会状況が強調されて見える。

結局のところ、経済成長によって若い人たちに将来に対する希望を持たせ、かつ女性が労働力として活躍できるような職場環境を拡大することによって、なんとか少子化問題は解決の糸口を見いだすしかないのだろう。ただし、即効性はないが。

となれば、やはり規制をできるだけ緩めて政府が余計な口出しをしないことに限る。それから悪しき既得権の撤廃も必要だ。

総理の演説では長寿企業が二万社を超える日本を賛美しているようだが、そういうところが本当に社会的貢献をしているのだろうか(全部がしていないとは言わない)。古い因習にとらわれて、女性の職場進出や復帰を妨げているところはないだろうか。古い企業を守るよりも、新しい感覚をもった経営者がどんどん起業できるようにした方がよいのではないだろうか。いや、古くても中小企業なら既婚女性でも戦力にしているところは多いはずだ。いや、せざるを得ないと言った方がよいかもしれない。一番問題なのは大企業だろう。

折しもアップルコンピュータからiPadが発表になり、Kindleなどとの電子書籍争いもささやかれているが、日本の出版流通の古い仕組みでは、電子書籍すらままならない。出版不況だというのに、これでは業界に将来性などないではないか。既得権の撤廃の必要性とはそういうことだ。

子ども手当などのばらまきとは違う、財源のいらない経済成長戦略と雇用対策、少子化対策を打ち出せる政治が必要なのである。

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2010年1月29日 (金曜日)

どうなっているの、日本人の歯と歯ブラシ事情

もう10年以上歯科医に行っていないし、日本の虫歯事情のことはよくわからないのだが、たまたま新聞の折り込みチラシみていたら、歯ブラシが眼に入ったので(笑)、急遽このエントリーである。

以前、水道水へのフッ素添加のことに言及したことがあったが、今更健康被害を恐れる日本でフッ素添加しろ、などと主張するつもりはない。

高齢化の進展ということは、歯科医の需要も増えると思われるが、それにしても自分が子供の頃の40年くらい前のことを思い起こすと、当時は、今ほど高齢者は多くなかったはずなのに、周囲に入れ歯の大人が多かったような印象がある。欧米諸国と比較して日本人は虫歯が多いと言われるが、なんのかんの言っても、口腔衛生の向上で、歯が長持ちするようになったのだろうな。あと、部分入れ歯とか差し歯とかインプラントといった技術の向上もあるので、総入れ歯ってのは少なくなっているのだろう。

その一方で、歯科医はコンビニ並みの立地密度で乱立し、年収200万以下のワーキングプアデンティストもいるというではないか。これは一体どうしたことか。

それにしても、である。
歯ブラシというのは、しょっちょういろんな形状、形態のものが発売されていて、コマーシャルを見るとどれも決定版みたいなことを言っている。販売促進目的だから当然だけれど(笑)。特定の会社の立場に立たないで客観的に公衆衛生の視点から見た多種多様な歯ブラシの効果(つまり、この歯ブラシのこういう特徴はこういう効果がある、という個別の機能論ではなく、疫学的に歯ブラシの進化がどの程度効果があるのか)を実証した研究はないのだろうか。ご存知の方がいたら教えてもらいたいものである。

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2010年1月28日 (木曜日)

もしかすると厚生労働大臣はとても暇なのか

長妻昭の名前を久々にネット配信ニュースの見出しで見た、と思ったら、「カジメン」という言葉を流行らせたい、などという下らない内容だった。イケメンに引っかけているようだから、ますますもって俗っぽい。

さすがミスター検討中である。こんなことを検討していたのか(笑)。

なるほど、日本の男性の家事参加は、諸外国と比較すると少ないのだろう。
しかし、家事に関与する平均時間しか見ていないのではないか。データを精査しないで推測で言ってしまうが、可能性としては全く家事をしない多数派と、きちんと家事をこなしている少数派があって、平均すると欧米などよりも少なくなるのだろうが、既に家事をこなしている男性は、欧米と比較しても引けを取らないのではないだろうか。つまり既に長妻の言う「カジメン」なのである。

その長妻の足下の厚生労働省では、大臣の指示のために残業が多くて、帰宅時間の遅い官僚がたくさんいるという。大臣は先に帰ってしまうらしいけれどね。そうすると、彼らはしたくても家事ができないことになる。この矛盾はどう解消するつもりなのだろうか。

国がこんなことまでちょっかい出すべきではない。そもそもこんな「官製」の言葉が流行ったためしがない。

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やはり外国人に参政権を与えるのは危険だ

名護市長選挙の結果は現行案反対の民主党推薦・稲嶺候補が僅差で勝利した。このため、辺野古移転が事実上不可能と言われ、これを民意、民意、とメディアはお得意の言葉で囃し立てている。そして、選挙結果を斟酌する必要がない、と発言した平野官房長官が集中砲火を浴びている。

まずは民意であるが、得票を見ると16000票台と17000票台の僅差であり、現職もそれなりの支持を集めている。いつもなら投票しない人たちまで投票したのかもしれないし、民主党が「動員」したのかもしれない。いずれにしても、落選した現職に投票した人たちの声は民意ではないらしい。昨夏の衆議院選挙の投票数を分母にした得票率で47%に過ぎないのに、自らを国民の代表と言い切ってしまう議員がいる政党とそこへの投票を煽ったメディアだから、致し方ない。

官房長官の発言は、与党の政治家として「空気を読めない」という点では、相変わらずその資質が問題視されるのかもしれないが、この問題に関しては、日米間の外交問題でもあり、1つの見方としてありうると思う。池田信夫氏などは、ネット論断「アゴラ」で「沖縄の心など考える必要のない、原発やゴミ処理施設と同じ迷惑施設をどうするかの問題だ」と主張しており(名護市長選の「民意」を斟酌する必要はない)、普段池田氏に同調するコメントが多いのに、これには反発が強い。名護市民に対して、金返してから反対しろ、というあたりは実際のお金の流れの詳細を知らないので何とも言えないが、沖縄、基地、防衛、戦争といった問題になるととたんに冷静さを失うのが、大東亜戦争のトラウマを引きずる日本社会なのだろう。

さて、この問題で、外国人参政法案との関係を考えてみよう。ただでさえ沖縄を自国領土だと主張するシナにとっては、沖縄に大量に移民させれば、武力を使わないでこれが実現できるよい機会に見えるだろう。当初は在日韓国人を主として念頭に置いていたと思われるこの法案だが、現実には近年は韓国人は減少してシナ人が増加しているとのこと。

僅差だろうと国政レベルの問題だろうと、勝ってしまった方が唯一の正しい民意なのだから、名護と同様に、沖縄中の自治体で「親中派」の市長を当選させたり、議会で多数派を握って、基地を追い出してしまえる可能性が考えられる。(善し悪しは別として)基地依存経済の沖縄はたち行かなくなるから、そこを狙ってシナ資本が大量に流入する。あとはなし崩しで人民解放軍が進出してくるだろう。

妄想だ、と言われればそれまでだが、沖縄という場所の地政学的な位置づけを考えれば、荒唐無稽な話ではあるまい。かつて琉球が歴代シナ王朝の冊封体制下に入り、広く東南アジアで貿易をしていた歴史を考えてみればよい。

北海道にも「ロシアの植民地」ができるかもしれないぞ。

そういえば、野党時代の民主党は沖縄に大量のシナ人を移住させる構想を発表して、それを批判するFlashムービーが登場したことがあったな。

クロハトキン総理は、日本列島は日本人だけのものでない、と言ったが、逆に日本は民主党支持者だけのものではないのだぞ。

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二重の意味で「うーむ」

横のすき間がわずか6cmしかない車庫に駐車、さらに誰にもマネできないような方法で車から家の中に入る動画ウェブ魚拓

記事ではドイツって書いてあるけれど、どう見ても画面キャプチャーに出ているのはオランダ語。それともオランダ語そっくりの低地ドイツ語なのかな。(というか、オランダ語は低地ドイツ語の一種だけれど)

それにしてもこの爺さん、よくやるな(笑)。

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2010年1月26日 (火曜日)

上越新幹線はどうなるんだろうか

3月のJRグルーブダイヤ改正で、横須賀線に武蔵小杉駅が仮開業する。仮というのは、既設の南武線駅との連絡通路が未完成など、完全な状態での開業でないからだ。この「新駅」には成田エクスプレスも停車する予定だし、武蔵小杉駅は横須賀線、南武線、東急東横線・目黒線の複々線と合わせて、交通拠点性が高まる。

タイトルが上越新幹線なのに何だこれは(笑)、というツッコミはなしね。

そのダイヤ改正時のトピックの1つとして、上越新幹線のスピードアップがある。長らく放置状態に等しい越後湯沢・新潟間のATCの改善で、東京・新潟間の所要時間が1〜3分短縮されるという。うーん、ショボい。たいしたことないと言えばそうだが、例えば2時間が1時間59分になると、9800円みたいな値付けと同じで、スピードアップ感があるということなのだろう。

年末の12月には東北新幹線が新青森まで全通するので、その前にちょっとしたサービスなのかもしれない。320km運転の新型E5系車両の登場など、話題の多い東北新幹線と比較して、上越新幹線は本当に放置状態である。東北新幹線で使わなくなる車両もお古でやってくるみたいだしね。もっとも新潟駅だけは羽越線特急との乗り継ぎ改善のために、駅周辺の再開発と併せて駅の改造をやっている。

しかし、現実は厳しい。2014年度には北陸新幹線が金沢まで開通予定である。
今は越後湯沢乗換ほくほく線ルートが首都圏と富山・金沢方面アクスの主要ルートだが、これが北陸新幹線に移ることは必至で、そうなると、輸送量の少ない上記の越後湯沢・新潟間が支線扱いになってしまう可能性が高い。実際、新潟県ではこの問題を深刻に受け止め、何とかしようという動きが以前からある。

あと約4年。今回の越後湯沢以北のスピードアップが、上越新幹線における最後の機能向上なのかそうではないのか、一般の人にとってはどうでもいいことだが、中下越の新潟県民と一部鉄オタには注目である。

注)上越新幹線と北陸新幹線の分岐は高崎駅の北方約3.3kmの地点にあるのだが、38番分岐という高速運転対応のポイントが使用されていて、現在は上越新幹線が240km通過、北陸新幹線が160km通過が可能となっている。こっそりとこれが入れ替えられたりするのだろうか(笑)。

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2010年1月23日 (土曜日)

愛知県庁はバカの巣窟なのかな

「30歳未満はネットも恋愛も禁止」?? 愛知県条例案に質問や抗議 (ウェブ魚拓)

0〜30歳を一括りにしている時点で終わっている。発達心理学や生理学、社会学などをわかっている奴はこの役所にはいないのだろうな。2chの反応が正論だ。

子ども・若者の範囲を「0歳からおおむね30歳未満」とは書いたのも、単なる定義で、計画案にも「年齢を段階的に別け育成の方法を変えていく」などと記しているように、当然、一律ではなく、年齢によって成長してもらうためのアドバイスは異なってくる、という。
役人的弁明(言い逃れのための根拠を埋め込んでおく)の典型じゃないか。本気でそう考えているのであれば、冒頭にも述べたように一括りにした条例で対応する必要はない。

やろうとしていることは、大きなお世話でしかない。

それと現代の高度情報社会における情報の伝播のあり方について、全く創造力が働いていない。これは一種の「炎上」だ。愛知県民ではないのでこんな低レベルは笑い飛ばすしかないが、もしも自分が愛知県民ならばこんな動きを始めた時点で住む気がしなくなる。

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